五竜岳2814m   

2010年 07月 16日

北アルプス北部の長野・富山県境に屏風のごとく連なる後立山連峰主峰の一つ。
北に白馬岳、南には鹿島槍ヶ岳と標高では一歩譲るが、堂々とした山容は存在感を誇るようでもある。
c0219866_8104886.jpg

山屋の間で知られる甲斐の武田家の家紋である雪形「武田菱」が現れるのは4月に入ってからである。
夏は後立山連峰縦走の一つのピークとなるが、積雪期には東方へ延びる遠見尾根からが一般的ルートとなる。
北アルプス北部に位置するため厳冬期は積雪が多く晴れ間も少なく、穂高あたりよりも登頂は困難なことがある。
c0219866_8113269.jpg

後立山連峰の中でも思い出に残る五竜岳である。
面白かったのは学生のころの残雪期、剣岳小窓尾根から黒部に下り、道のない東谷山尾根から登ったこと。
最も記憶にあるのは大学1年2月、五竜岳を仲間3人で目指したとき。
唐松小屋をベースに五竜岳を1日で往復する計画で八方尾根から唐松岳に登った。
初めて対面する雪の剣岳に感動し、五竜岳は迫力ある姿で迎えてくれた。
c0219866_8122813.jpg

山頂直下の岩場が冬山1年生たちには手強そうだった。
経験不足の未熟さか、とても踏み出す勇気が出なかった。
厳冬の北アルプスデビューは尻尾を巻いて引き返した。
c0219866_81342.jpg

# by nakatuminesan | 2010-07-16 08:19 | 日本の山 | Comments(0)

四国もそろそろ梅雨明け?   

2010年 07月 15日

気象庁は今日11時、奄美地方の梅雨明けを発表しました。
昨年に比べ10日、平年に比べ17日遅いそうです。
まだ奄美の梅雨明けがないとは・・・今年はどうなっている?と不思議に思っていたところです。
大気の状態が不安定で局地的には大雨の心配はありますが、16日の予想天気図では梅雨前線は四国から遠ざかり、さらに17日の予想天気図によれば梅雨前線は消滅しています。
c0219866_1754519.jpg

太平洋高気圧が頑張ってくれたら、いよいよ夏山シーズン本番です。

# by nakatuminesan | 2010-07-15 17:56 | 四季 | Comments(0)

「ヒマラヤ名峰事典」   

2010年 07月 15日

c0219866_755728.jpg

薬師義美、雁部貞夫編/写真・藤田弘基(平凡社)1996年版
表紙はカンチェンジュンガ山群の怪峰ジャヌー(7710m)

東部ヒマラヤからネパール、カラコルム、ヒンドゥー・クシュまで、全ヒマラヤ山系から名峰500座をリストアップしている。
各山群の概念図が描かれ、山名の意味・探検史・登山史が解説された本格的ヒマラヤ事典。
特に薬師義美は日本のヒマラヤ研究の第一人者として知られ、山岳関係の著書、翻訳書を数多く手掛けている。
また1974年から1995年の長きにわたって、大型カメラで撮影された各ピークの写真330点も収録している。
c0219866_7561046.jpg
c0219866_7565643.jpg

これを読んでいると、いかに各国の岳人たちが神々の座・ヒマラヤの美に魅せられて登り、そして命を落としていったことだろうかと思う。
記述については硬さや古さが気になるが、ヒマラヤを目指す者にとっては登山史を知り、計画書を作成するにはよい書物である。
ただし高価(10000円)であるため図書館で読むことにしている。

# by nakatuminesan | 2010-07-15 08:00 | | Comments(0)

利尻岳1721m   

2010年 07月 14日

深田百名山では「利尻岳」とあり、1番目に数えられる。
その著書の中で「利尻島は、そのまま利尻岳であった」と書かれていて、アイヌ語でリイシリとは「高い島」を意味している。
国土地理院では利尻山(りしりざん)という名称がつけられているほか、「利尻富士」とも呼ばれる。
c0219866_7593936.jpg

山頂は北峰(1719m)と最高峰の南峰(1721m)があるが、崩壊が進み危険な南峰は通行止めとなっている。
山頂には特徴的なローソク岩がある。
c0219866_802725.jpg

登山口は沓形と鴛泊の二ヶ所にあり、どちらから登っても標高差は1300mから1500mある。
沓形コースは上部で崩壊地をトラバースするためか上級者向けとなっている。
c0219866_813339.jpg

営業小屋がないため、ほとんどの人は鴛泊から往復するか、沓形から登って鴛泊へ下山する1日登山である。
鴛泊コース長官山からの利尻岳
c0219866_821045.jpg

稚内からの日帰り登山も可能だが、周囲60キロほどの利尻島には見所もあり、島を一周観光したり隣島・礼文島の観光と組み合わせる登山者は多い。
鴛泊のペシ岬には別名灯台山とも呼ばれている90mほどの小山があり、利尻岳の好展望台である。
c0219866_84203.jpg
c0219866_842950.jpg

北海道の登山ではヒグマの存在が気になるが利尻島にはいない。
暗闇迫るエゾマツやトドマツの原生林を下った5年前の記憶が新鮮である。
厳冬期は無理でも雪の豊富な3月か4月に登ってみたいと思う山である。

# by nakatuminesan | 2010-07-14 08:22 | 日本の山 | Comments(0)

山に雪が積もると   

2010年 07月 13日

不快な天気が続くので、涼しい話題はいかがでしょうか。
無積雪期と積雪期とでは山の表情がずいぶん変わります。
簡単な箇所も雪があると時間がかかったり、困難なルートになったりします。

天狗塚
天狗峠から天狗塚へは15分もあれば登れますが、降雪直後は腰まで潜ることもあり、最高1時間を要したこともあります。
c0219866_8324186.jpg
c0219866_8381658.jpg

大山・天狗ヶ峰からの剣ヶ峰
標高こそ低い山ですが積雪の多い年には雪稜となり、アルプス的な雰囲気を味わえます。
c0219866_8392299.jpg
c0219866_8393196.jpg

北アルプス・杓子岳双子尾根
杓子岳から東の小日向のコルへ延びる尾根で、積雪期に登られることが多い。
上部は白馬岳を眺めながらの雪稜の登りが魅力です。
c0219866_8413199.jpg
c0219866_841414.jpg

北アルプス・奥穂高岳からのジャンダルム
ナイフリッジとなった馬の背、ロバの耳のトラバースは雪と氷の状態によっては困難となります。
信州側を巻けないジャンダルムの直登は気持のいいものではありません。
積雪期の西穂高岳への縦走は国内一級ルートです。
c0219866_8451872.jpg
c0219866_845293.jpg

# by nakatuminesan | 2010-07-13 08:48 | 山のあれこれ | Comments(0)

梅雨明けはいつ   

2010年 07月 13日

山屋さんにはうらめしい梅雨らしい天気が続いています。
九州北部から本州の太平洋沿岸に停滞している梅雨前線は14日にかけてゆっくりと北上する見込みとか。
太平洋高気圧が梅雨前線を北へ押し上げてくれると梅雨明けでしょうか。

今年もフウランがきれいに咲きました。
c0219866_7344781.jpg

# by nakatuminesan | 2010-07-13 07:35 | 四季 | Comments(2)

7月18日(日)は三嶺に登ります   

2010年 07月 12日

7月18日(日)は三嶺~西熊山縦走(中級 行動7時間)集合6時です。
北西尾根から三嶺に登り、西熊山北尾根を下る周回コースです。
コメツツジが見ごろとなります。
c0219866_8395398.jpg

# by nakatuminesan | 2010-07-12 08:40 | Comments(0)