乗鞍岳3026m   

2010年 12月 08日

10座ある北アルプスの3000m峰では最も南に位置する。
剣ヶ峰を主峰とし、大日岳や屏風岳など2800m以上のピークが13ある山々の総称。

岐阜県側からは乗鞍スカイライン、長野県側からは乗鞍エコーラインにより、標高2700mの畳平まで車(シャトルバス・タクシー)で入れる。
そのおかげで「日本で最も登りやすい3000m峰」といわれている。
剣ヶ峰は3~4時間で往復できるので、夏は初心者や学生の集団登山が多いようだ。
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明治のころから平湯、野麦、白骨から登る人も多かったようである。
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この山域における最初の遭難は1905(明治38年)8月、悪天候による5名の学生の凍死は新聞で大々的に報道される事件となった。

積雪期には登りやすい3000m峰であり、山スキーに適しているためよく通った山でもある。
位ヶ原からの剣ヶ峰
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ただ独立峰のため位ヶ原を吹き抜ける風は強く、地吹雪になると行動不能のことも何度かあった。
信州側から登り飛騨の平湯へ滑る降りる計画を立てたことがあるが、結果は2度とも風により敗退させられた。

山頂からの展望は抜群といってもよく、特に槍穂高の眺めなどは文句なしである。
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西穂高岳からの乗鞍岳
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剣ヶ峰
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朝焼けの乗鞍岳
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# by nakatuminesan | 2010-12-08 11:27 | 日本の山 | Comments(0)

山の展望   

2010年 12月 07日

山がよく見える季節になりました。
秋から冬にかけては空気が澄み、葉が落ちた樹木の間からは展望が得られます。

剣山と石鎚山は約100キロ程度なので一年を通して展望がありますが、200キロ離れた大山は夏にはめったに見ることがありません。
しかし冬場は見る機会が多くなります。

剣山からは丸笹山の延長上に大山が見えます。
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寒風山からは黒森山と沓掛山の間に大山が浮かびます。
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これは石鎚山山頂直下からの徳島の山なみです。
左端に矢筈山があり、右半分は剣山から石立山です。
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# by nakatuminesan | 2010-12-07 18:34 | 山のあれこれ | Comments(0)

2010.12.6滝下の天狗塚1445m   

2010年 12月 06日

どちらから眺めても三角形のピークが特徴的な滝下の天狗は、いつからか天狗塚と呼ばれるようになった。
ルートは滝下の集落跡からやサガリハゲからの縦走などがあるが、落合東から伐採地を経由するのが一般的で安全。

サガリハゲへ突き上げる谷を左に見送ると対岸に廃屋が見える。
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イバラに気を使いながら伐採地を通過すると、廃屋の上に見上げる角度で滝下の天狗塚が望める。
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廃屋内部には畳や襖があることから住居だったようだ。
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寒峰
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なんとアケボノソウが咲いている
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植林された小尾根からトラバースすると、西風が冷たいサガリハゲへの鞍部に達する。
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山頂へは登るにつれ急斜面となる。
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山頂とサガリハゲ
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山頂は意外と風がなく日差しが暖かかった。
三嶺から天狗塚はもちろん、塔ノ丸の左右に剣山と次郎笈など展望は申し分ない。
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天候:快晴
林道丸見線P9:40・・・10:20伐採地下・・・10:55廃屋・・・11:25コル1240m・・・11:55滝下の天狗塚12:40・・・13:00コル1240m・・・13:15廃屋・・・13:45伐採地下・・・14:20林道丸見線P

# by nakatuminesan | 2010-12-06 18:37 | 山行報告(中級) | Comments(0)

2010.12.4中東山~石立山   

2010年 12月 05日

スズダケが茂っていたころは6時間を要した中東山から石立山だが、枯れてしまった現在では3時間で歩けるようになりました。
とはいえルートの長さと岩場の通過を考えると、天気が約束された時に歩きたい縦走ルートです。

今年は6月と10月に三度計画したのですが、いずれも雨の心配から中止しました。
4度目の今回は山々の展望を十分楽しめる快晴に恵まれ、初冬の澄んだ空気を存分に感じながらの縦走となりました。


ジル沢を渡り霜柱が立った急な登りを終えると日当たりのいい広場になる。
後方は剣山から三嶺への縦走路。
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県境稜線からひと登りで中東山に着く。
中央は剣山と次郎笈。
雲ひとつない青空は今日一日の快晴を約束している。
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これから向かう石立山
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鞍部までの下りは一箇所急な箇所がある。
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すっかり葉を落とした縦走路のブナ
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中央が石鎚山
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標高点1604を過ぎると西峰がぐんと迫ってくる。
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中央右の岩のV字がルート
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ザレザレの斜面は凍っているので少しバランスがいる。
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岩場の最後は急な凹角状を登る
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捨身ヶ嶽と三嶺(右奥)
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手前から杉生山、折宇谷山、綱付山
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天候:快晴
ふるさと林道支線入口7:55・・・8:40支線終点・・・ジル沢・・・9:50県境稜線・・・10:05中東山10:20・・・10:50コル1435m・・・11:05最低鞍部1395m・・・11:30P1462m12:05・・・12:30P1604m・・・13:35西峰・・・14:00石立山14:15・・・14:35避難小屋・・・15:15コル1220m・・・16:45日和田

# by nakatuminesan | 2010-12-05 11:01 | 山行報告(中級) | Comments(0)

12月の計画   

2010年 12月 03日

① 12月4日(土)・・・中東山~石立山(中級 行動8時間)集合5時

② 12月6日(月)・・・滝下の天狗塚(中級 行動5時間)集合7時

③ 12月9日(木)・・・一ノ森~槍戸山(中級 行動6時間)集合6時

④ 12月12日(日)・・・豊受山~赤星山(中級 行動7時間)集合6時

⑤ 12月14日(火)・・・日ノ丸山(初級 行動3時間)集合7時

⑥ 12月18日(土)・・・岩倉山~平家平(中級 行動7時間)集合6時

7日ごろ低気圧が通過しそうです。
その後は寒気が入るため寒くなりそうで、霧氷を見られる機会が増えそうです。
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# by nakatuminesan | 2010-12-03 10:44 | Comments(0)

久々の雨   

2010年 12月 03日

昨夜は雷を伴う激しい雨が降りました。
ネパールでは一度も降られなかったので、本当に久しぶりの雨でした。

天気の変化は早く、もう青空が広がっています。

ところで10月下旬に芽が出た菜の花ですが、まったく育っていません。
もともと団地の土ですし、野菜作りには向いていないということでしょう。
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一部をプランターに植え替えて、日当たりのいい場所に置いてはみましたが・・・
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# by nakatuminesan | 2010-12-03 09:18 | 四季 | Comments(2)

雪の立山   

2010年 12月 02日

立山で新雪表層雪崩による犠牲者がでた。
ホテルさえ営業しているアルペンルートは、大がかりな機械力の導入により、誰でも気楽に室堂まで入れる。
そのアルペンルートが冬季閉鎖される日の、降雪直後の危険を無視した「山の掟破り」といえる雪崩事故だった。

昨日に続いて立山の話です。
もう30年以上もの昔、2年続けて雪の立山で過ごしたことがある。
立山が目的だったのではなく、槍ヶ岳までの単独スキー縦走の出発点だった。
3月ともなれば厳冬期のような深いラッセルはないが、山スキーを滑らせても室堂までは最低2日はかかる。
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雄山から見た槍ヶ岳はあまりにも遠く、とても踏み出すことはできなかった。
食料は2週間分もあるのだからと、雪洞をねぐらに室堂で何日かを過ごした。
天気のいい日は剣岳や後立山の五竜岳や鹿島槍ヶ岳の展望を求めて再度立山に登った。
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下山は吹けば飛ぶようなパウダースノーを蹴散らし、浄土山や国見岳に大きなターンを描いた。
そして別山や剣御前に登った後、別山乗越から雷鳥沢を滑ったりもした。

どちらを向いても真っ白な世界には誰も登ってこなかった。
人に会いたいと思う反面、一人でいたいという気持ちのほうが強かった。
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長年の単独行のなかで、この山行ほど単独の弱さと挫折感を味わったことはない。
山はもちろん目標を達成できれば充実感がある。
しかし大きく敗退してしまった“雪の立山”は何故かいつまでも忘れられない。

立山は春まで長くて深い雪の季節に入った。 

# by nakatuminesan | 2010-12-02 08:38 | 昔むかし | Comments(0)