<   2018年 05月 ( 13 )   > この月の画像一覧   

玉葱収穫   

2018年 05月 31日

玉葱は三つの畝で育っていて、そのうち二つの畝で引き抜きました。
c0219866_19085092.jpg
c0219866_19090389.jpg
肥料が少なかったのか平均78センチ大ですが、これは12センチと最大級です。
c0219866_19094475.jpg
三つの畝に飢え付けたのは全部で600株ですが、これまで試しに収穫しているので約400個ぐらいです。
あと一つの畝には120株ほど残っています。

ニンニクも6月には収穫かな?
c0219866_19105923.jpg
大玉トマトはまだ小玉。
c0219866_19113397.jpg
ミニトマト
c0219866_19123107.jpg
ナスが花を咲かせはじめました。
c0219866_19130906.jpg
なんでしょう?
c0219866_19134114.jpg
バジルです。

枝豆第一弾
c0219866_19141990.jpg
第二弾
c0219866_19144732.jpg
第三弾はポットで発芽を待っています。

オクラ
c0219866_19152314.jpg
トウモロコシの雄穂です。
c0219866_19155341.jpg
花が終わったつるなしインゲンに小さな果実がついている。
c0219866_19162579.jpg
コンニャクが芽を出しました。
c0219866_19181944.jpg



by nakatuminesan | 2018-05-31 19:16 | | Comments(0)

マルファ(Marpha)のアップルブランデー   

2018年 05月 30日

ネパールでは「マルファといえばリンゴ、リンゴといえばマルファ」です。
それほどマルファのリンゴは有名です。

そのマルファには大規模な
リンゴ園があり、リンゴ生産には日本のNGOが貢献したことはよく知られています。
c0219866_18420953.jpg
しゃれた白壁造りの建物と石畳が続き、マルファはトレッカーたちにも人気が高い村です。
c0219866_18433332.jpg
c0219866_18435046.jpg
リンゴの生産地らしくアップルパイが美味しいです。
c0219866_18442818.jpg
そしてアップルブランデーも有名です・・・実はこれを強調したかった。
c0219866_18450295.jpg
自分の土産に大小2本のアップルブランデーを買って帰りました。
アルコール度数は42%です。
c0219866_18465269.jpg

昨夜は小瓶をロックで飲んでみました。
リンゴの良い香りがして飲みやすかったです。









by nakatuminesan | 2018-05-30 18:47 | ヒマラヤ | Comments(0)

タルチョーが新しく   

2018年 05月 29日

ネパールにはタルチョーがよく似合います。
5色の旗で青・白・赤・緑・黄と順番が決まっていて、青が空、白が風、赤が火、緑が水、黄が地を意味しています。
c0219866_18342611.jpg
それぞれが五大を表現していて、小さな字で経文が書いてある祈祷旗のこと。
c0219866_18351335.jpg
ムクト・ヒマール登山の麓の村マルファで見たタルチョーです。
c0219866_18355394.jpg
この縦のタイプが気に入ったので同サイズをカトマンズで買いました。

古くなった我が家のタルチョーは半年前に切れたままだったので新品を張りました。
c0219866_18363686.jpg
青空が似合うタルチョーなので梅雨空には映えないのが残念です。

真ん中の大きなタルチョーを張るのは初めてで、昨秋のチベット行きのお土産にKさんから頂いたものです。
c0219866_18375483.jpg





by nakatuminesan | 2018-05-29 18:38 | ヒマラヤ | Comments(0)

早くも梅雨入り   

2018年 05月 28日

九州北部地方と四国地方が梅雨入りしたとみられると発表がありました。
c0219866_18273861.jpg
これは平年(65日ごろ)より8日早いそうで、昨年(620日ごろ)より23日も早い梅雨入りです。
5月中に梅雨入りするのは5年ぶりとかで、早い梅雨明けに期待してしまいます。

セージ
c0219866_18282666.jpg
スミダノハナビ
c0219866_18285960.jpg
ドクダミ
c0219866_18292610.jpg
ブラックベリーの花は終盤になりました。
c0219866_18295811.jpg





by nakatuminesan | 2018-05-28 18:30 | 四季 | Comments(0)

ジャガイモ試し掘り   

2018年 05月 27日

3種類のジャガイモのうち男爵を掘ってみました。
1株に10個ほどの大きさに育っていて、これを芋づる式というのでしょうか!?
c0219866_17490327.jpg
茎が倒れてきた玉葱は収穫目前ですが小さめです。
ニンニクも収穫目前になってきて、直径67センチほどになっています。
c0219866_17494270.jpg
この可愛い花はつるなしインゲンです。
c0219866_17501609.jpg
ピーマン
c0219866_17534638.jpg
収穫が続いているソラマメは莢が半分以下になりました。
c0219866_17541567.jpg





by nakatuminesan | 2018-05-27 17:54 | | Comments(0)

ズッキーニ今年の初収穫   

2018年 05月 25日

夏日になると暑い畑です。
c0219866_18404997.jpg
キュウリに似たズッキーニはカボチャの仲間です。
花は“花ズッキーニ”と呼ばれ食べられます。
25センチ大に育った
ズッキーニ初収穫です。
c0219866_18412464.jpg
これから収穫がどんどん増えてくるでしょう。

ブロッコリーも15センチ大♪
c0219866_18424977.jpg
空中栽培のスイカは蔓が1mに伸びました。
c0219866_18432353.jpg
今日蒔いた種は夏大根、オクラ、ブロッコリー、枝豆、つるなしインゲンなどなど
c0219866_18435531.jpg
おまけ・・・見ごろになった雑草園のヤマアジサイです。
c0219866_18442687.jpg
c0219866_18453132.jpg







by nakatuminesan | 2018-05-25 18:44 | | Comments(0)

5月の計画(1)   

2018年 05月 23日

530日(水)・・・三方山(中級 行動5時間)集合:文化の森7
★稀少植物を観賞します。
TEL:090-7782-6031 

c0219866_18232089.jpg
c0219866_18233889.jpg


by nakatuminesan | 2018-05-23 18:23 | 募集企画 | Comments(0)

明日の雨に期待して   

2018年 05月 22日

サツマイモ(鳴門金時)を40株植え付けました。
c0219866_19114337.jpg
カボチャは着果したかな?
c0219866_19121674.jpg
タイガーメロンの実です。
c0219866_19125626.jpg
まだニンニクの花芽が伸びてきます。
c0219866_19163360.jpg
もちろん摘み取った花芽は「ニンニクの芽」として食べられます。
c0219866_19170590.jpg
試しに1株だけ引き抜いてみたところ、まだ小さいので収穫は株が枯れる6月になりそうです。
c0219866_19174955.jpg

留守中は大勢の草抜きオバサマたちに助けられましたが、これからは自力で雑草と戦わねばなりません(^_^;








by nakatuminesan | 2018-05-22 19:18 | | Comments(0)

ヒマラヤ2018 ムクト・ヒマール(6087m) 4.26~5.17 NO.2   

2018年 05月 21日

NO.2登頂~カトマンズ~帰国

58日(火)晴れ BC940・・・1035氷河(5450m)・・・1335HC(5755m)

よい天気で明けた。
c0219866_11031226.jpg
新しい下着を身に付けて(ヒマラヤアタック時は慣例になっている)、鯉のぼりをザックに入れることは忘れない。
c0219866_11035327.jpg
朝食後はHCへ揚げる装備や食料を点検する。
c0219866_11042552.jpg
c0219866_11044067.jpg
靴を履いているとラーメンがきた。
c0219866_11051576.jpg
c0219866_11053195.jpg
1時間前にトーストと目玉焼きを食べたばかりなのにブツブツ。
半分口に入れるのが精一杯だった。

HCへのサポートにはパサンが同行することになっていたが、昨日のHC往復で足が痛いとかでラメスが上がることになった。
c0219866_11062630.jpg
じゃ 行ってくるよと皆に手を振ると、コックのポラカスが手を握り“Good luck!”。

ガレ場を登ると氷河の末端辺りが見えてきて、ここは2016年秋の最高到達地点直下である。
c0219866_11071322.jpg
だんだん氷河が近くなってきて、ついにやってきたぞと叫びたい気持ちでいっぱいだ。
c0219866_11092741.jpg
氷河を辿り山頂に立ちたいという、小さな夢に向かっている自分がここにいる。

ザレ斜面をトラバースすると氷河には簡単に乗ることができた。
c0219866_11115860.jpg
c0219866_11121458.jpg
氷河は緩いが凍った箇所が多いのでアイゼン(ヒマラヤ用チタン製)を装着する。
c0219866_11125205.jpg
c0219866_11151811.jpg
チャプテはルート工作があるので先行する。
c0219866_11161452.jpg
c0219866_11163451.jpg
氷河は末端部に近いのでアイスフォールやセラック(氷塔)になっている。
c0219866_11170902.jpg
c0219866_11173646.jpg
氷河の幅は1キロ以上あり薄く新雪が乗った状態だが、気をつけなければならないヒドゥンクレバスはないようだ。
c0219866_11183516.jpg
ただ強い日射で雪が湿りアイセンが団子になるので疲れる。
ラメスはアイゼンについた雪をピッケルで落としながら後を歩いている。

標高5500mを超える。
c0219866_11191853.jpg
セラックの向こうには青いヒマラヤの空が広がっている。
c0219866_11195087.jpg
ホンデ・ヒマールと6338m峰が見えてくる。
c0219866_11202555.jpg
c0219866_11203894.jpg
左に並ぶ奥大日岳から大日岳に似た峰は6128m峰だろう。
c0219866_11211755.jpg
登頂ルートの支稜が見えるようになってきた。
c0219866_11214911.jpg
チャプテが言っていた二つのルートが分かった。
①緩い雪の尾根を左に登る。
②中央の雪壁を突き上げる。

ルート工作があると言っていたので②であろう。
c0219866_11223946.jpg
ホンデ・ヒマールと6338m峰を繋ぐ鞍部が見えてくる。
c0219866_11231849.jpg
標高差400mを4時間かけてHC予定地に着き、風があるので3人でテントを設営した。
c0219866_11240534.jpg
c0219866_11242022.jpg
テント設営後はミルクティーを飲み、チャプテはロープをフィックスすると言って出て行った。

動脈血酸素飽和度(
SpO2)の数値は77%だ。
c0219866_11250861.jpg
保険がかかっていないラメスはHCに泊まることはできずBCに下っていった。
明日の朝には登ってくることになっている。

1
時間ぐらいしてテントから出ると雪稜に立つチャプテの姿が見えた。
c0219866_11255843.jpg
部分的に50度ぐらいありそうな雪壁だが、フィックスロープがあれば問題はなさそうだ。
c0219866_11263582.jpg
戻ってきたチャプテに聞いてみる「上はどうだった?」
easyです。フィックスロープの上は緩いので、クレバスもないしメインザイルがあれば大丈夫です。

夕食は五目ごはん&赤貝
c0219866_11283377.jpg
c0219866_11285033.jpg
今夜は禁酒!


チャプテはジャガイモを温めている。
c0219866_11300213.jpg
動脈血酸素飽和度(SpO2)の数値は84%と改善された。
c0219866_11333254.jpg
暗くなると風が強まり雪が降りはじめるが、きっと明日は素敵な登頂日和になるだろう。


59日(水)快晴 HC545・・・750支稜(5950m)・・・850ムクト・ヒマール(6087m)905・・・925支稜(5950m)・・・1030HC1150・・・1430BC

長い夜だった。
テントをたたく風と雪の音で目が覚めた。
テントを潰された1年前のヤラピークを思いだしていた。

新雪が20センチ以上積もるとチャプテがフィックスロープを張った斜面は雪崩の恐れがある。
その場合は
支稜の末端から登ればいいが時間がかかるだろう。
風が強くても雪が深くても登頂は無理だろう。
いや時間をかけたら山頂に立てるだろう、そんなことを考えながら過ごす夜は長かった。

眠れたのはたった2時間ぐらいで、この高度での睡眠不足は老体には過酷だ。
風が強くて雪は明け方まで降り続いていた。

幸いにも白みはじめると雪は止み風も少し弱まった。
とはいえテントの外では雪が舞い上がっているが、気温はマイナス15度だから日本の冬山なみである。

インスタント焼きそばとミルクティーで出発する。
振り返ると朝日が当たりはじめたニルギリがツクチェ・ピークの左に見えた。
c0219866_09295329.jpg
降り積もった新雪は1520センチだ。
c0219866_09303939.jpg
岩場のトラバースを終えると急な斜面に入ってゆく。
c0219866_09310912.jpg
朝日が当たった斜面を前にしてチャプテに聞く
「雪崩は大丈夫か?」
「大丈夫です」
c0219866_09322359.jpg
フィックスロープは完全に埋没している。
c0219866_09330401.jpg
チャプテに聞く
「昨日張ったロープはもっと右じゃなかったのか?」
彼はフィックスロープを掘り出そうとするが、上から流れてきた雪に埋まった状態で見つからない。
c0219866_09335094.jpg
そろそろフィックスロープが出てきてもよさそうだ。
そう思ったときチャプテが手を上げた。



c0219866_09315320.jpg
ロープにユマールをセットした。
c0219866_09344338.jpg
「私はゆっくりしか登れないぞ」
チャプテビスターリでOKです。
c0219866_09351995.jpg
フィックスロープの支点はスノーバーではなく、今シーズンは氷が多いためアイススクリューを使っている。
斜度は45度から50度といったところだが、新雪なのでステップが崩れて一歩一歩が重い。

そうだここはヒマラヤなんだから、一歩ごとに呼吸を整えながら高みを目指そう。
立ち止まっては周囲の景色も楽しもう。
c0219866_09361936.jpg
雪壁を登りきると支稜に立った。
c0219866_09370717.jpg

HCが小さく見えていて、そこから1本のトレースが続いている。
c0219866_09372698.jpg
支稜は広い雪の斜面が広がっていて、左奥には山頂らしきが見えている。
c0219866_09380403.jpg
風は10mぐらいで雪煙は舞い上がっていない。
ここで登頂を確信した。

チャプテは軽い足どりで新雪を蹴散らしながら青空に吸い込まれていく。
c0219866_09384618.jpg
6000mを少し超えるだけの小さなピークだが、初めての山に登ることはシェルパにとっても嬉しいのだろう。

山頂直下でチャプテ「あそこが山頂です」と指差した。
「先に行っていいよ。でも最後の一歩は私に残しておいてくれ」
c0219866_12390388.jpg
c0219866_12440815.jpg

c0219866_09405468.jpg
c0219866_12500640.jpg
バックはホンデ・ヒマールと6338m峰
c0219866_12572857.jpg
シタチュチュラ
c0219866_09421885.jpg
ドルパ方面
c0219866_09425429.jpg
c0219866_09431025.jpg
ホンデ・ヒマール6556
c0219866_09434369.jpg
ツクチェ・ピーク(右)の左後方はニルギリとアンナプルナ山群
c0219866_09441572.jpg
HCに下るとラメスが待ってくれていて、“congratulation”と登頂を祝福してくれた。

しっかり登頂ルートを眼に焼き付ける。
c0219866_09445271.jpg
たっぷり飲み物を口にして乾いた喉を潤し、ツクチェ・ピークとニルギリを正面にしながら氷河を下っていく。
c0219866_09452900.jpg
再び訪れることのない山域であろう、何度も振り返りながら下ってゆこう。
c0219866_09460324.jpg
氷河が終わったところで小休止して登頂の余韻に浸っていると、チャプテ16日から仕事が入っています。
明日はカロパニに下ります」

信じられない思いを強くした。
予備日を含めて15日まではBCにいてもよく、せめて明日か明後日まではBCでのんびり過ごしたいと考えていたからだ。

そんな雇い主を無視した行動はないだろう、と文句を言おうとしたが山中での喧嘩は避けたいと思いなおした。
コックのポラカスは下痢が続いているらしく、明日の朝の天気に任せようと気持ちを切り替えることにした。

BCでは皆が登頂を祝ってくれた。
最も歳が近いポラカスは抱き合って喜んでくれた。

BCでも10センチの新雪が解けずに残っていた。
c0219866_09473093.jpg
夕食のスパゲティがきたのでビールを頼んだら、なんと驚くことに返事はビールありません。
「何故だ!? まだ23缶あるだろう!」
「マルファを出発した日に馬につけた樽が木にぶつかって、中に入っていたビールが3缶ぐらい壊れました」
c0219866_09490081.jpg
ガーン(> <。登頂記念日なのになんてこった。
ガックリした。
マルファからラム酒を持ち上げていたのは正解だった。

湯割りで一人淋しく祝杯だ。
c0219866_09515332.jpg

のこりのボトルは皆で飲んでくれ。

カアチャンに電話した。
「登ったよ」
「へー すごいじゃん」
「まあな」

510日(木)晴れ時々曇り BC915・・・1220ヒドン・バレー5100m)・・・1455ダンパス・パス・・・1650カロパニ

目覚めると15センチの新雪だ。

c0219866_11132052.jpg
上は20センチ以上あると考えられ、昨日の登頂は幸運だったといえそうだ。

もう訪れることもない
ヒドン・バレーであり、せめて今日ぐらいは休養日としたかった。
チャプテは16日からランタン行きが決まっているらしく、13

日にはカトマンズに帰りたいと思っている。

ゴタゴタはヒマラヤ登山につき物で、なんでも受け入れる度量が必要である。
しかし今回のようなことは初めてで、
この身勝手な行動には怒り以上の感情しかない。

装備をバッグに詰め込んだ。

c0219866_11141995.jpg

テントから出ると撤収が始まっていた。

c0219866_11180298.jpg

明後日はマルファでビールだと気を持ち直し、周囲を見回したあと下山を開始する。

c0219866_11184908.jpg
c0219866_11190313.jpg
c0219866_11192056.jpg
来るときと違ってヒドン・バレーは銀世界になっていて、白さを増したタシカンも見納めである。
c0219866_11195779.jpg
ツクチェ・ピークは姿を変えてゆく。
c0219866_11202566.jpg
c0219866_11204179.jpg
ダンパス・パスの登りになると雪が増えてきて、ポーターたちは何度も小休止を繰り返すようになる。
c0219866_11211883.jpg
c0219866_11213260.jpg
ダンパス・パスの手前で振り返ると、曇り空の下にムクト・ヒマールが見えた。
c0219866_11220989.jpg
ヒドン・バレーの峰々よさようなら。
ありがとう。

パスを越える。
c0219866_11225583.jpg
c0219866_11231205.jpg
カロパニに着くころには雪が舞いはじめ、コンロがあるキッチンテントでミルクティー。
c0219866_11254796.jpg

体力的だけでなく気持ちも疲れた一日だった。



511日(金)快晴 

カロパニ845・・・1325尾根4800・・・1500ヤク・カルカ1540・・・1920マルファ (ホテル・ローヤルスノーレオパード)

今日も青空が広がる天気になっている。
今回は雪の降る日が多くてツクチェ・ピークは入山時よりも白さを増している。
c0219866_10232042.jpg
年下のラクパがミルクティーをテントに持ってきて、“Good morning Sir”と言われたのには大笑いしてしまった。

いつも食事やお茶を運んでくるのは23歳のパサンだった。
彼は私のことを“オジサン”と呼ぶのであった。
また2013年秋のタシカンⅠ峰では、ポーターの
ディパには“外国さんと呼ばれたから面白い。

ポラカスは眼の不調を訴えて歩くことができないという。
c0219866_10242416.jpg
下痢に続いて眼の不調とは高度障害にちがいない。
すでにレスキューヘリは呼んでいて、10時までには飛んでくることになっている。

年上のラクパと出発する。
c0219866_10252141.jpg
雪は表面だけが硬いモナカ状態で、一歩ずつ穴を開けて進むから時間を要しそうだ。

しばらくすると年下のラクパとラメスが追いついた。
c0219866_10260215.jpg
いくら強いポーターたちとはいえ日差しで雪が緩むと登りは大変で、彼らは荷を降ろして空身でトレースをつけて進む。
c0219866_10263988.jpg
ダンパス・ピークを目指す男女12名の北海道隊とすれ違う。
c0219866_10271721.jpg
「日本人ですか?」
「そうですよ」
「ダウラギリ一周ですか?」
「ムクト・ヒマールです」

長いトラバースを終えると尾根に立ち、ついにツクチェ・ピークとダウラギリⅠ峰ともお別れだ。
c0219866_10283180.jpg
このダンパス・ピーク南面のトラバースは4度目だが、今回ほど長く感じたことはなかった。

ヤク・カルカには北海道隊のテントが張られていて、留守番からサービスされた飲み物が乾いた喉に有難かった。
c0219866_10302729.jpg
c0219866_10304336.jpg
北海道隊は雪のためヤク・カルカで4泊したそうだ。
今日はカロパニ付近で泊まり、ダンパス・ピークのアタックは明日らしい。
彼らのうち何名がダンパス・ピークに登れるだろうか。

30
分あまり下ったところからジョムソンの町が見渡せるが、ここから麓のマルファの村までの遠いことを知っている。
c0219866_10315008.jpg
いくら下りとはいえ登頂から休養日なしでは老体には過酷すぎて、マルファの直線道路が見えてからでも30分では着かないだろう。
c0219866_10330699.jpg
ついに暗闇に包まれたマルファに下山する。
c0219866_10333954.jpg
ホテルが建つ村はずれまでの石畳の長かったこと遠かったこと。

まずはビールで乾杯だ!
c0219866_10365960.jpg
チキンに飢えていたので4皿目。
c0219866_10372803.jpg
ついにレスキューヘリは来なかった。
ポラカスには二人のパサンが付き添って、歩いてヤク・カルカまで下ったと聞いた。

明日の昼ごろにはマルファに着くという。
3人とも空身で下ったため多くの荷物はカロパニに置いてあり、明日の行動を相談する皆の顔は真剣そうである。
c0219866_10403325.jpg
明日のマルファ滞在が決まった。


512日(土)マルファ滞在

チャプテ、2人のラクパ、ラメスの4人がヤク・カルカまでポラカスを迎えに上がる。

久しぶりにダルバートを食べた。
c0219866_13134730.jpg
5回目になるマルファの村は散歩をする気にもなれない。

マルファはリンゴの産地として知られているが、標高が高いからか小さいのが特徴だ。
c0219866_13145928.jpg
地図を広げてコーヒーを飲みながら過ごす。
c0219866_13153137.jpg
午後のバスでカトマンズへ帰る2人のラクパが戻ってくる。
c0219866_13160319.jpg
午後1時になるとポラカスが帰ってきて、かなり疲れた表情をしていたけれど一安心。
c0219866_13163689.jpg
しかし肺水腫の疑いがあるので明らかに高山病である。

ポラカスの無事を確認したので空きっ腹に焼き飯とビールを注文した。
c0219866_13172126.jpg
ホテルの前にはマニ車が並んでいる。
c0219866_13175792.jpg
マニ車⇒チベット仏教の信者がお祈りに使う道具で円筒形をしている。
内部にはロール状の経文が納められていて、これを回すだけでお経を唱えたのと同じ功徳がある。
大きさは手に持てるものから数十センチ、寺院などでは数メートルもの大きなマニ車が設置されている。
チベット仏教の場合は「オンマニ ペメ フム」(阿弥陀仏の意)と唱えながらマニ車を右回りに回転させる。
またチベットのカイラスなどの聖地は右回りに巡礼する。

荷物を運ぶロバや馬が行き交っている。
c0219866_13185904.jpg
c0219866_13191593.jpg
午後になると必ず強風が吹き荒れるので、馬たちも目を細めて風に向かっている。
c0219866_13200724.jpg
c0219866_13202758.jpg
レスキューヘリはポラカスと付き添いのパサンを乗せ、カトマンズに向かって飛び立った。
c0219866_13211410.jpg

ラメスと若いパサンは荷を降ろしにカロパニに向かっていて、ホテルに戻ったのは夜の8時になった。

北海道隊
による今日のダンパス・ピーク登頂は敗退で、全員揃って明日はヤク・カルカに下るそうである。


513日(日)マルファ840⇒⇒1020ARJUNG12:20⇒⇒1715ベニ(ムスタンホテル)

荷物を屋根に積んでベニに向かうバス。
c0219866_14164566.jpg
c0219866_14171847.jpg
直線道路からは一昨日下った斜面が眺められ、もう来ることもないマルファの村よさようなら。
c0219866_14184397.jpg
c0219866_14191305.jpg
道路工事のため手前のARJUNGで早い昼食にする。
c0219866_14200427.jpg
ビールを頼むと羊の肉が出るけれど、ネパール人向きなのか年寄りには固かった。 
c0219866_14204992.jpg
c0219866_14211937.jpg
ダルバート⇒ダル(豆のスープ)、バート(ご飯)、タルカリ(野菜のおかず)、アチャール(漬物)がセットになっている。
c0219866_14221359.jpg
ダルバートはネパールの日常食になっていて、どんどんおかわりを勧めてくることが多い。

腹いっぱいで食べられなくなり“プギョ”と言ったところ周囲から笑いが起きた。
country?」
Japanese

プギョ⇒⇒もういっぱいです
ミトチャ⇒⇒美味しいです

悪路をノロノロ走り続けたバスは好きになれないベニに着いてしまう。
c0219866_14231211.jpg
どうせまたゴキブリ登場なんだろうから、酔って眠ってしまうが勝に決まっている。
c0219866_14254300.jpg
ベニの町は暗くなっても賑わっている。
c0219866_15411986.jpg
何を目的に人々は集まっているのだろう。
何があって歩いたり座ったりしているのだろう。
買い物、仕事、旅人・・・?

そういう自分もその一人なのだろう。


c0219866_14255801.jpg
明日はカトマンズだ。


514日(月)ベニ615⇒⇒1030ポカラ⇒⇒1250ランチ1330⇒⇒1800カトマンズ(ホーリーヒマラヤホテル)

5列シートのハイエースに20人を乗せて一路カトマンズへ。
c0219866_15471733.jpg
途中で揚げ物の朝食を(固くて味はいまいちでお勧めできない)
c0219866_15480566.jpg
ポカラを過ぎると70キロぐらいの速度で走れる場所もあるけれど、地図にはハイウェイと記されているが日本とは大違い。
c0219866_15485832.jpg
c0219866_15493254.jpg
もちろんランチはダルバート。
c0219866_15501843.jpg
昨日の悪路に比べて揺れはなかったが、10時間を超える走りにクッタクタで着いたのはカトマンズ。
c0219866_15510404.jpg
シャワーのあとで行き先は日本食レストラン「一番」だ。
注文は27日と同じエベレストビールに焼き鳥&あげだしとうふ。
c0219866_15521105.jpg
塩で焼いてくれと頼んだ焼き鳥は、またしても前回同様タレときたから困ったものである。

でも美味しかった。




515日(火)カトマンズ滞在

昼は雰囲気を変えて近くのレストランに入ってみる。
オンマニペメフムを耳にしながら一人旅の終わりを感じていた。

日本人向けに味付けしてくれたのか、チキンカレーはあまり辛くはなく美味しかった。
c0219866_19145002.jpg
ビールも頼んで900ルピー。

午後はチャプテと政府観光省(登山局)へ行く。
例の
お偉いさんみたいなオジサンがcongratulation”と登頂を祝福してくれた。

登頂証明書は明日になるとかで残念に思ったが、“
See you again”と握手を求められた。
なかなかカワイイところもあるじゃないか。

ホテルに帰るとダワと1年前のランタンを一緒したタワが来た。
彼らは日本人8名とムスタンへ行っていて、先ほど帰ってきたばかりであった。
ムクト・ヒマールの登頂を祝ってくれた。

ダワに質問をした。
チャプテが勝手に予定を変更し、16日からランタンへ行くことを知っていたのかだ。
返事はまったく知らないことであり驚いていた。
もうチャプテを使わないと平謝りだった。

ダワは日本人8名との夕食会で忙しく、タワと日本料理を食べにいったらと勧められた。
タワは日本語を少しは理解できるのだが、お互いに気遣いするだろうから断った。
それにカトマンズ最後の夜は一人で静かに過ごしたかった。


またしても徒歩3分の「一番」だ。
c0219866_19174929.jpg
昨夜の店員がいてニヤニヤ薄笑いを浮かべている。

ビールを注文すると小皿が出てツケモノです。
c0219866_19183224.jpg
二晩続くとアテが付くんだな。

昨日と同じ焼き鳥を頼む。
昨日は
ソルトではなくタレだったじゃないか。
いいかソルトだぞ、絶対にSaltだぞ、
ソルトで焼いてくれと繰り返した。

分かったような顔をしたので今夜は塩の焼き鳥だ!
ところが出たのはタレときた。
c0219866_19194501.jpg
文句を言うと「ソルトありません」ときた。

野菜(キャベツ、ニンジン、玉葱、ピーマン)炒めがきた。
c0219866_19203808.jpg

塩と胡椒の味付けが絶妙で、よくもソルトありませんと言ったもんだ。
あきれて文句を言う気になれないとはこのことだ。

食後に日本茶すら出てこない。
オーナーの経営方針に問題ありである。



516日(水)カトマンズ〔TG3201330⇒⇒1815バンコク〔TG6222330⇒⇒

ダワとタワがホテルにやってきた。

c0219866_07061519.jpg

ムクト・ヒマールの登山許可書と登頂証明書を受け取った。

c0219866_07080010.jpg
c0219866_07083074.jpg
忘れた買い物はないかと聞かれたので、欲しいと思っていたサイズのタルチョーを買いに行ってもらう。
マルファで見た縦に張るタイプである。

ダワは日本人の対応で忙しく、また来るからねと握手で別れた。
空港にはタワが送ってくれた。
タワは夏には薬師岳山荘で働くことになっていて、必ず日本に来てくださいと声をかけた。

帰国便はこれまで何度も乗ったタイ航空。
c0219866_07101743.jpg
c0219866_07110135.jpg
次のネパールはいつになるだろうか・・・

517日(木)⇒⇒700関空840⇒⇒1115徳島駅



帰国した翌18日、ダワから電話があった。
ムクト・ヒマールのことを観光省で調べた結果報告だ。
日本人としての登頂は初めてです。日本人以外に登った人はいるそうですが、国や人数など詳しいことは分かりません。」・・・だった。

8000
m峰などでは登頂や敗退の詳細な記録が残される。
たとえば2008年秋のマナスルでは〔
9 マナスル8,163 N 秋北東面1 鶴木博10/26,400mで断念。〕となっている。

ムクト・ヒマールは
地図には山名表示があるとはいえ、6000mをわずかに超えるだけの小さなピークである。
2年前にはダワに頼んで多くのシェルパたちに聞いてもらったが、登ったシェルパがいないどころか場所さえ知られていない山である。
しかし手垢のついていない山をヒマラヤで展開できたことに満足している。






by nakatuminesan | 2018-05-21 11:13 | ヒマラヤ | Comments(6)

収穫が楽しみだけど失敗も   

2018年 05月 20日

葉っぱばかり育っているブロッコリーだと思ったら、少しだけど花蕾がついていて一安心。
c0219866_18473708.jpg
タイガーメロンだと思っていたら、なんか変だな~キュウリじゃないですか。
c0219866_18502131.jpg
産毛みたいなのが可愛いスイカの雌花第一号です。
c0219866_18505705.jpg
これまたカボチャの雌花第一号。
c0219866_18513066.jpg
1年前に植えた柿(富有)の苗ですが、早くもたくさん実が付いているのに驚いて、なーんだ桃栗32年なんちゃって(^^)v
c0219866_18521561.jpg
マルチをめくってみると出てきたキタアカリ。
c0219866_18525239.jpg
大きくな~れズッキーニ。
c0219866_18532699.jpg
カブ
c0219866_18535266.jpg
野菜じゃあ~りません ケロ
c0219866_18565451.jpg



by nakatuminesan | 2018-05-20 18:54 | | Comments(0)