ジッヘル   

2019年 01月 17日

先日のドッペルに続いて聞きなれない山の用語ですが、滑落や墜落などに備えてザイルで確保する技術です。
昔はよくジッヘルという言葉を使ったものですが、今はビレイというのが普通になっているようです。

井上靖の山岳小説『氷壁』に「
魚津ジッヘル(確保)するために・・・」とあります。
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山岳部時代は滑落停止の練習をジッヘル訓練といっていました。
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滑落した我が身を止めて安全を確保するとう意味だったのでしょうか。

あの厳しかった富士山合宿を思い出します。
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アイスバーン状態の斜面を10mぐらい背中で滑り、先輩が大声で「ジッヘル」と叫ぶと反転し、ピッケルのピックで我が身を止める技術です。
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1年生(18歳)のときはしごかれていました。
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3年生(20歳)のときは偉そうにつっ立ていました。
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by nakatuminesan | 2019-01-17 15:48 | 山のあれこれ | Comments(0)

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