2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下   

2018年 10月 24日

昨年に続き秋の下ノ廊下は期待を裏切りませんでした。
十字峡やS字峡などでは紅葉が見ごろになっていました。

2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12311951.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12315165.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12321317.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12323146.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12330167.jpg

1021日(日)

松茂700⇒⇒710鳴門IC⇒⇒淡路⇒⇒名神高速⇒⇒中央道⇒⇒長野道⇒1310安曇野IC⇒⇒1420大町温泉郷1430⇒⇒1440扇沢駅1500⇒⇒トロリーバス⇒⇒1516黒部ダム・・・1605ロッジくろよん(泊 入浴可)


駒ヶ岳SAからは南アルプスの荒川三山と赤石岳が眺められ、標高2500m以上は真っ白な新雪で覆われている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18204101.jpg
紅葉は扇沢駅辺りから下が見ごろになっていて、見上げる爺ヶ岳は葉を落とした姿になっている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18211584.jpg
黒部ダムから左に眺められる赤牛岳は堂々とした姿を誇っている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18214924.jpg
ダムを吹く風は冷たくて秋の深まりが感じられる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18290654.jpg
ダムの下流側を眺めると明日の早朝に左岸へ渡る木橋が小さく見えている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18293917.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18295433.jpg
針ノ木岳(右)とスバリ岳
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18304966.jpg
ロッジくろよん
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18312455.jpg
風呂のあとは入山祝~
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18322188.jpg
美味しい夕食に明日は頑張ろう!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18340050.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_18341886.jpg
明日と明後日の快晴は約束されていて、紅葉に彩られた下ノ廊下を楽しめそうである。


1022日(月)天候:快晴

ロッジくろよん430・・・500黒部ダム・・・530ダム下流木橋・・・645内蔵助谷出合・・・750鳴沢小沢標識・・・910黒部別山谷出合・・・1025白竜峡・・・1215十字峡・・・1330S字峡・・・1430東谷吊橋・・・1450仙人ダム・・・1620阿曾原温泉小屋(泊)


黒部ダムから欅平までの距離は約30キロあるそうだ。
黒部湖から仙人谷までを日電歩道と呼び、その下流は欅平まで水平歩道が続いている。

黒部湖を境に下流側が下廊下であり、上流側は上廊下と呼ばれている。
廊下とは絶壁に挟まれた深い谷を意味する。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10375127.jpg
カモシカ隊ヘッドライトでいざ行かん。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10384160.jpg
引き返した黒部ダムからトロリーバスのトンネルに入り、案内標識に従い進むと外に出られる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10391198.jpg
黒部川に架かる木橋を左岸に渡るが暗闇だ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10394399.jpg
550分に朝食の弁当を。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10402142.jpg
この日のために買ったヘルメットピッカピカ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10405609.jpg
左岸の岩盤に道が続いていて胸ワクワクしてしまう。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10413505.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10415718.jpg
この先にどんな面白い場所が待ち構えているのかな。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10423369.jpg
下ノ廊下(旧日電歩道)は開通して歩ける期間は短くて、安心して歩くことができるのは10月の約1ヶ月ほどである。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10430707.jpg
内蔵助谷出合
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10434719.jpg
内蔵助谷を渡ると綺麗に色づいた紅葉だ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10442376.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10444216.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10450121.jpg
まだ7時半なので日差しは谷底には届かない。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10454160.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10460462.jpg
ルンルン気分だね。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10463722.jpg
対岸に見えているのは鳴沢岳に突き上げる鳴沢小沢。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10471108.jpg
オー 雪じゃないか!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10474117.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10475617.jpg
番線を放さないでくださいよ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10483029.jpg
ハーイ
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10490407.jpg
リンドウ
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10513931.jpg
今日の行程の3分の1来た。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10521226.jpg
黒部別山南峰2300mの大タテガビンから発生した雪崩による残雪がある。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10524498.jpg
ダイモンジソウ
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10531420.jpg
水には困らないのでペットボトル1本で大丈夫。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10534848.jpg
なんか楽しそう。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10541702.jpg
黒部別山谷出合が近づいてくる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10545067.jpg
見ているだけで下ノ廊下は恐い場所。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10552164.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10553684.jpg
ハラハラするなぁ(> <)
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10561539.jpg
ヘルメットがなければ下ノ廊下は恐い場所。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10564948.jpg
昨年は厚さ20mぐらいの雪渓で埋まっていた黒部別山谷に雪はない。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10572833.jpg
谷へ下りてまた登る。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10575973.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10581550.jpg
振り返ると黒部別山南峰に日が当たっている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10585108.jpg
どっちぇたら(阿波弁で落ちたらの意味)命は100%ありませんよ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10592597.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_10594172.jpg
それにしても下ノ廊下はすごいところに道をつけたものだと感心してしまう。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11001689.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11003132.jpg
足元注意だし頭にも気をつけて。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11021181.jpg
今日の行程の中間地点になる白竜峡。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11024257.jpg
10時半になって太陽が当たりはじめる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11031422.jpg
カエデ
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11034693.jpg
山肌のブナやミズナラが黄色く色づいて、黒部は標高1000mから1200m辺りが見ごろを迎えている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11041908.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11043430.jpg
ワーワーキャーキャー騒がしくなってきて、写真を撮るのに忙しくなってくる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11050905.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11053039.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11054488.jpg
前だけじゃなく後も撮ったりして忙しい。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11062066.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11063620.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11065231.jpg
秋とはいえ日差しがあるのでシャワーが気持ちいい。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11082180.jpg
キレイ~! 綺麗!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11085114.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11090730.jpg
十字峡に架かる吊橋は一人ずつ渡る。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11094580.jpg
左は剱沢
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11102057.jpg
右は爺ヶ岳を源頭とする棒小屋沢が黒部川に流れ込んでいる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11105068.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11111301.jpg
紅葉は素晴らしいが番線は握ってね。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11120496.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11123334.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11124984.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11132617.jpg
3分の2ぐらいは歩いたな。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11140356.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11141817.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11143394.jpg
半月峡
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11150785.jpg
頭上注意
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11153850.jpg
S字峡
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11160859.jpg
見下ろすと谷まで100mぐらいはありそうで、黒部川は瀬が白く泡立って流れ迫力満点だ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11192575.jpg
気を抜くなよ~!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11200446.jpg
右岸の山腹には黒部川第四発電所があり、送電線の引きだし口が2基見えている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11203965.jpg
下ると東谷吊橋を右岸に渡る。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11211142.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11212800.jpg
道路を歩くと仙人ダムに到着する。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11220554.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11222112.jpg
ヤレヤレ休憩じゃ
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11225850.jpg
案内に従いダムの内部に入っていく。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11234169.jpg
日電歩道の名は日本電力(日電)が水力発電所建設のため、調査を行うために開削したことから付けられた。
1929年の開通直後は最も狭いところで道幅が 50cm しかなく、岩壁から太い針金を垂らして木をぶら下げ桟道代わりにしていた箇所もあったらしい。

水平歩道では資材運搬を行う歩荷(ぼっか)の転落事故が日常的に発生している状態だったそうである。
日電がすでに存在しない現在では「旧日電歩道」とも呼ばれている。

関西電力専用のトロッコ電車の軌道があり、欅平から第四発電所前までを上部軌道と呼んでいる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11312547.jpg
脱獄囚?
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11320479.jpg
人見平からは標高差100mの急登が待っていて、ここは阿波の女の頑張りどころでっせ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11323847.jpg
登り切れば水平道に変わりヤレヤレで、右手にはドーム型をした奥鐘山(おくかねやま)1543mを眺められる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11570893.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11573886.jpg
滑りやすい道を下れば阿曾原温泉小屋だ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11582533.jpg
阿曾原温泉小屋といえば露天風呂が有名で、何があっても絶対に入っておかねばなりません。
1時間ごとに男女交代で入ることになっていて、明るいうちの17時までにと女性たちは露天風呂へ。

まずは到着祝いのビールだね。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_11594514.jpg
部屋の寝場所を決めてゴリラも露天風呂。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12001740.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12003344.jpg
長丁場お疲れさまでした。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12010837.jpg
夕食は19時からの第三弾。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12013861.jpg
美味しくて食べ放題なのと空腹で、昨年同様おかわり2回もしちゃいました(^^;;
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_12035915.jpg


1023日(火)天候:快晴

阿曾原温泉小屋650・・・915折尾谷・・・1035大太鼓展望台・・・1050志合谷・・・1330下降点・・・1455欅平1519⇒⇒トロッコ鉄道⇒⇒1634宇奈月駅1700⇒⇒食事⇒⇒1800黒部IC⇒⇒北陸道⇒⇒名神高速⇒⇒淡路⇒⇒2330鳴門IC


小屋の前で写真を撮ったら出発する。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07015499.jpg
阿曾原温泉小屋の宿泊は28日までになっていて、その後は解体されて来年の初夏に再び組み立てられる。

小さな谷を渡ると急な坂道を一気に150m近く登らされ、すぐに下ると快適な水平道からは阿曾原温泉小屋が小さく眺められる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07024670.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07030472.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07032269.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07034436.jpg
もう紅葉には飽きてしまったのか“綺麗”の声は聞こえない。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07042661.jpg
昨夜は布団1枚に2人が寝るギュウギュウ詰めのため寝不足で、小さなアップダウンを繰り返すあたりが憎らしい。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07065254.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07070924.jpg
奥鐘山が見えていて今日も天気は文句なし。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07075439.jpg
やっとのことで水平歩道が始まって、折尾谷の左右に道がはっきり見えている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07084148.jpg
落差50mはありそうな滝を過ぎると折尾谷に到着する。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07091775.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07093306.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07094814.jpg
堰堤の中のトンネルが登山道になっている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07102796.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07104062.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07105782.jpg
ツリバナ
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07113435.jpg
やっとエンジンがかかったのか、キレイ~!綺麗!と今日も賑わしくなってくる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07121167.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07123357.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07125174.jpg
ばったり出会った黒部のバッタです。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07132669.jpg
キレ~イ!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07135832.jpg
番線のないハイウェイもある水平道。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07143573.jpg
奥鐘山が近づいてくる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07151081.jpg
奥鐘山西壁は幅1km・高さ800 mという日本屈指の岩壁だ。
クライマーの間では「黒部の怪人」の異名で呼ばれ、黒部別山大タテガビン南東壁「黒部の魔人」や丸山東壁「黒部の巨人」とともに黒部三大岩壁に数えられている。

綺麗な赤はカエデかな。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07155931.jpg
いよいよ断崖絶壁の道になってきて、ここから先は命がけですよ皆さん気を引き締めて
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07173624.jpg
写真で知っているかな?岩をコの字にえぐった道。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07184668.jpg
それこそ番線が命綱ですからね。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07192483.jpg
チェック!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07195743.jpg
ヒェー 右は谷まで100mぐらいスパッと切れ落ちている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07203143.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07205041.jpg
撮影ポイントになっている大太鼓展望台にやってきた。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07212673.jpg
ずいぶんはしゃいで嬉しそう。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07220196.jpg
頭打つなよ~!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07224206.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07230002.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07232576.jpg
わ~ また騒いでいる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07240521.jpg
笑えよ~^.^
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07243967.jpg
志合谷(しあいたに)
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07251493.jpg
まだ雪が残っているあたりはさすが豪雪地帯である。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07255135.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07260884.jpg
80年前になる19381227日、富山県下新川郡宇奈月町(現在の黒部市)の黒部峡谷(志合谷)で泡雪崩が発生し、黒部川第三発電所建設にともなうトンネル工事現場の宿舎が600m以上吹き飛ばされ、84名の死者を出したことは登山者の間ではよく知られている。

…2010
212日の記事を参考に。

まだマツムシソウが咲き残っているとは珍しい。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07272091.jpg
志合谷トンネル
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07275650.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07281381.jpg
トンネルは長さ150mあるといわれ、足元には水が溜まっていて閉所恐怖症の人にはどうだろう?
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07290979.jpg
志合谷は谷の下に半円状に曲がるトンネルが掘られヘッドライトは必携である。

内部は天井部がデコボコで頭を打ちつけるためヘルメットさまさまだ。
 

出口では顔が笑っているし
嬉しそう。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07300161.jpg
奥鐘山西壁を眺めながら続く水平道。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07463701.jpg
赤や黄に彩られた深い黒部峡谷の奥には鹿島槍ヶ岳。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07482069.jpg
歩くとにかく歩くのだ。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07490876.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07492467.jpg
鹿島槍ヶ岳の南峰が頭を出している。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07500283.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07501862.jpg
右前方に眺められるのは清水(しょうず)岳である。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07510012.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07511612.jpg
振り返ると鹿島槍ヶ岳の北峰も見えるようになってくる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07515415.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07521143.jpg
左から白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳と連なっている。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07524823.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07530441.jpg
不帰ノ瞼と唐松岳が姿を現した。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07534011.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07535609.jpg
水平道が終わり急降下するけれど、まだまだ綺麗な紅葉を楽しめる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07544052.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07545468.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07551941.jpg
秋~
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07555169.jpg
欅平駅に無事下山する。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07562021.jpg
黒部峡谷名物のトロッコ列車出発進行しま~す!
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07565171.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07570500.jpg
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_07572790.jpg
トロッコ列車は紅葉浅い黒部の谷を走り続け、1時間余りで終着駅の宇奈月温泉が見えてくる。
2018.10.21~23 紅葉真っ盛りの下ノ廊下_c0219866_08005301.jpg

参加していただいた皆さん大変お疲れさまでした。
今年の下ノ廊下も天候に恵まれ見事な紅葉を楽しむことができました。
来年も企画したいと思います。




by nakatuminesan | 2018-10-24 12:33 | 山行報告(中級) | Comments(1)

Commented by Masao at 2018-10-25 16:36 x
24日分が楽しみです!
名前
URL
削除用パスワード

<< ソラマメが発芽 高い山では積雪に >>