2018.6.3~5 南八ヶ岳全山縦走   

2018年 06月 06日

硫黄岳2760m~横岳2829m~赤岳2899m~権現岳2715m~編笠山2524

ツクモグサは見ごろになっていました。
本州でツクモグサが生える山は八ヶ岳と北アルプスの白馬岳だけ。
ほかには北海道に分布するだけの希少な植物です。
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63日(日)天候:晴れ時々曇り

八ヶ岳山荘1250・・・1355赤岳山荘・・・1515堰堤広場・・・北沢・・・1620赤岳鉱泉(泊)


諏訪南ICを出ると硫黄岳から編笠山までの眺めが広がっている。
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八ヶ岳山荘から歩きはじめる林道は珍しい花を楽しめる。
ベニバナイチヤクソウ
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イカリソウ
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林道歩き1時間で阿弥陀岳を正面にした赤岳山荘。
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堰堤広場からは北沢に沿ってゆく。
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今日は開山祭のため多くの登山者が下ってきて、こんにちはの挨拶に口も疲れ気味。

まだアイスキャンデーが残った
赤岳鉱泉に到着する。
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まるで登頂したかのような喜びよう。
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今日の宿泊者は12名なので大部屋ガラガラ。
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まずは風呂に入ろう。
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風呂もガラガラ。
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そして生ビール
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時計はネパール時刻のままになっていて、日本時刻は夕方の530分。
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乾杯~!
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6時からの夕食は赤岳鉱泉名物のステーキだ。
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明日は硫黄岳から権現岳までの長距離縦走だから、飲んで腹いっぱい食べておきましょう。
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64日(月)天候:晴れ

赤岳鉱泉645・・・800赤岩の頭・・・830硫黄岳840・・・855硫黄岳山荘・・・10

00横岳1010・・・1135赤岳天望荘1215・・・1250赤岳1300・・・1440キレット

小屋・・・1525ツルネ・・・1615旭岳・・・1655権現小屋(泊)


しっかり朝食のあとはストレッチをして、10時間を超えそうな長丁場に備えよう。
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樹林の間からは阿弥陀岳が姿を見せている。
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イワカガミはまだツボミ。
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雪大好きなの。
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樹林を抜けると赤岳~中岳~阿弥陀岳の右後方には甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳
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赤岩の頭からは北アルプスの展望が広がっている。
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目を惹くのはまだ白さを誇る槍穂高連峰だ。
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中岳~阿弥陀岳の稜線の向こうに山頂を出しているのは双耳峰の権現岳。
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キバナシャクナゲ
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硫黄岳
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さぁ権現岳まで縦走だ!
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硫黄岳山荘
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昨秋の北岳で会った女性と立ち話。
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オヤマノエンドウ
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硫黄岳から横岳にかけて冬場は強風域だけど、冷え込んだ今日は風が涼しくて快適だ。
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コマクサが咲く斜面を過ぎると横岳が正面になり、左に無名峰~三又峰と続いている。
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富士山
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冬は雪に埋まるクサリ場をトラバースする。
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続くクサリの下にツクモグサが咲いている。
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クサリや鉄ハシゴは得意なの。
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横岳
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さあ展望を楽しもう。
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岩稜を歩くのも得意分野だけど、今日はツクモグサをゆっくり写真に収めたい。
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赤岳
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冬場は雪質によっては難所となる鉾岳のトラバース。
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2017215日の画像と比較する。
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トラバースを終えた箇所にもツクモグサが・・・なんか雛みたいで可愛いですね。
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続くクサリ場を下ると赤岳が大きくなってくる。
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登れる?
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コケモモ
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地蔵の頭
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赤岳天望荘で昼ごはんにしよう。
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30分で赤岳テッペンですよ。
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横岳よりも高くなってきた。
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赤岳登頂!
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権現岳の後方には南アルプスが見えていて、左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。
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さらに続く縦走だ。
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文三郎尾根方面への道を右に見送って、キレットへ向かうのは48年前の2月以来である。
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思い出そうにも半世紀も前だし厳冬期では記憶はない。
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大天狗と小天狗の岩峰があるバリエーションルートの天狗尾根。
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要注意の下りが連続する。
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なかなか近くならない権現岳である。
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花が咲きはじめているのはイワウメ。
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どんどん下っているつもりだが足場が悪いので標高は2550mぐらい。
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阿弥陀岳と中岳よりは低くなってきた。
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やっとこさ樹林に入るとヒメイチゲが咲いている。
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権現岳へはツルネと旭岳の二つのピークを越えなければならない。
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それでも振り返ると赤岳が高くなってきて、岩峰を持つ天狗尾根もいい感じに見えている。
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小さなサクラの花が青空に映えている。
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懐かしい思い出が詰まったキレット小屋に到着する。
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イワカガミ
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キレット小屋をあとに樹林を抜けて眺める赤岳だ。
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酸化鉄による赤い岩肌が山名の由来で、朝焼けや夕映えの輝きはひときわ美しいそうだ。
「岩崩えの赤岳山に今ぞ照る 光は粗し目に沁みにけり」・・・こう詠んだのは秋冷迫る赤岳鉱泉を訪れた歌人の島木赤彦である。

赤岳と中岳の間に横岳が見えるようになる。
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前方には旭岳と権現岳の二つのピークが重なっている。
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ツルネ2550
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あと権現岳までどれぐらいかかるかしら!?
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ゴリラ⇒残り標高差150mだから1時間ぐらいじゃない。

旭岳2672mに向かう。
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岩場にはダイコンソウが花芽を付けていて、梅雨があるとはいえ夏山シーズンがそこまできている。
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そろそろ疲れがでてきたみたいだが、ここは阿波の女の頑張りどころでっせ。
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赤岳と中岳の間から横岳が見えるようになってきて、これが最後の休憩になりそうな気がしている。
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旭岳から権現岳までは直線で500mもないぐらい。
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キンバイ?
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イワカガミ
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さぁーて 権現岳まで20分ですよ!
「え~ 20分で行ける?」
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やたら長い鉄ハシゴを登らなければ山頂には立てません。
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数えていないが(余裕がない)50段はありそうだ。
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真面目に登れ~×´
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山頂の岩峰が目の前だ。
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キバナシャクナゲ
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山頂手前のピークの下には権現小屋があり、疲れた足でもわずか徒歩1分の距離である。
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山頂までは徒歩3分。
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「山頂はどうしますか?」
「明日は天気も良さそうだから朝でもいいんじゃない」
「そうだそうだビールが先だ」

権現小屋
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頑張った阿波おばさまたちに乾~杯!
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寒くはないので外のテーブルと椅子で盛り上がる。
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夕食はカレーライス(ラッキョウつき)&パンプキンスープ&サラダと豪華版。
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宿泊者が少ないのか小屋は若者が一人で切り盛りし、サービスが良くて料理も器用そうである。
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サンセットディナー
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わーい 完食だ。
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夕暮れ迫る山上にたたずむ阿波女たち。
今日の疲れいずこ明日はあの編笠山を越えていこう。
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夜はランプしかない静かな山小屋だ。
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布団は超豪華です。
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65日(火)天候:晴れ

権現小屋625・・・635権現岳西峰・・・745青年小屋800・・・835編笠山900・・・

955押手川・・・1115観音平

朝は2度まで冷え込んだ。
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山頂を踏みにゆく。
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ハクサンイチゲ
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岩峰上に山頂標識が立っている。
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権現岳登頂ぐらいは朝飯前なんちゃって。
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北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
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北の眺めは歩いてきた硫黄岳~横岳~赤岳~旭岳。
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朝飯前登頂の後は朝飯。
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記念の写真は小屋番の若者と一緒に。
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昨夜の宿泊者はこの時期としては12名と多く、ゼロや数人程度の日がほとんどのようである。

権現岳西峰2700
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山並みを眼に焼き付けカメラでも収めよう。
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西峰の下りはクサリが多いが慎重に。
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5人の影がガッツポーズ!
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青年小屋から編笠山への標高差は120mほどで、今山行の最後となる登りが待っている。
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青年小屋
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編笠山の登りはゴロゴロ岩が歩きにくい。
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やがてハイマツ帯になってゆく。
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最終ピークとなる編笠山。
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富士山を眺めながらコーヒータイム。
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記念の写真を撮ったら下山です。
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押手川
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カラマツ林
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無事下山
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タクシーで八ヶ岳山荘に戻って飲むコーラの美味いこと。
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ん! アイスが一番だって?
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望岳の湯で汗を流しました。
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参加していただいた皆さん大変お疲れさまでした。
ツクモグサはたくさん咲いていたし、好天の縦走を楽しめたのがなによりでした。

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by nakatuminesan | 2018-06-06 07:30 | 山行報告(中級) | Comments(2)

Commented by ツクモグサ at 2018-06-07 23:30 x
ア~楽しかった!
  おもしろかった!
  疲れた~

可愛いツクモグサやたくさんの花に出会え、チョー幸せ気分!
鎖・梯子の連続の岩稜歩きはスリル満点!
八ヶ岳ブルーに白い残雪の富士山、北岳、北アルプス
景色も最高でした!

一緒に行った山友、ゴリラガイドありがとうございました
Commented by nakatuminesan at 2018-06-08 07:53
楽しかったし面白かったですね!

八ヶ岳は北アルプスなどに比べ積雪量が少なくて、雪融けも早いので高山植物の開花が早いですね。
珍しいツクモグサだけでなく多くの花を楽しめました。

赤岳から権現岳にかけては人に会うこともなく、49年前になる厳冬の縦走を懐かしみながら歩きました。

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