幻の積雪期黒部横断   

2017年 11月 05日

半世紀前になる昭和30年代から40年代にかけ、積雪期における黒部川横断が盛んに行われていました。
山岳雑誌“岳人”の1968年三月号には白馬~剣岳の特集がありました。
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まだ山岳部現役だったころで黒部横断に興味があり、この記事を何度も読み返したものでした。
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20代のころ一度だけ積雪期の黒部横断を計画したことがあります。
単独ですから厳冬期では歯が立たず、というか単独黒部横断なんて敗退の確率が高いだけでなく、自殺行為にも似た山の掟破りであると思いました。
もう社会人でしたから時期はGWしか考えられず、ルートは鹿島槍ヶ岳~S字峡~ガンドウ尾根~剱岳の山中56泊でした。
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その下見として1972年のGWにバリエーション・ルートの天狗尾根から鹿島槍ヶ岳に登りました。
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このときアラ沢上部で起きたブロック雪崩で命を落としそうになったからか、翌年に予定していた黒部横断は幻の計画になってしまいました。

1973
年のGWは岳沢~西穂高沢~西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~直登ルンゼ~涸沢~上高地でした。
黒部横断に比べて楽な山を選んでしまいましたが、穂高大好き山屋としては諦めがつきました。

9
月の後立山縦走では幻の横断を思い出し、黒部へ下る鹿島槍ヶ岳牛首尾根の牛首山を眺めていました。
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そしてまた先日の下ノ廊下でも幻の横断が蘇り、このあたりに降り立つはずだったと考えながら東谷吊橋の辺りを見ていました。
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おまけ・・・ソラマメの芽が出ました。
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芽出たし目出度しメデタシ
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by nakatuminesan | 2017-11-05 18:21 | 昔むかし | Comments(0)

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