2017.10.25~27 紅葉真っ盛りの下ノ廊下
2017年 10月 28日
十字峡やS字峡などでは紅葉が見ごろになっていて、新雪で真っ白になった後立山連峰の眺めも楽しめました。
10月25日(水)天候:雨
鳴門IC7:00⇒⇒淡路⇒⇒名神高速⇒⇒中央道⇒⇒長野道⇒⇒13:
15安曇野IC⇒⇒13:45大町温泉郷14:00⇒⇒14:20扇沢15:00⇒⇒トロリーバス⇒⇒15:
16黒部ダム・・・16:00ロッジくろよん(泊)
小雨の中を扇沢に向かうと正面には雪化粧した山が見えていて、9月の上旬に縦走した鳴沢岳あ
二度あることは三度あるかもしれず・・・
ロッジくろよん
10月26日(木)天候:快晴
ロッジくろよん5:00・・・5:25黒部ダム・・・6:00ダム下流
木橋・・・7:25内蔵助谷出合・・・9:45黒部別山谷出合・・・10:50白竜峡・・・12:05
十字峡・・・13:20半月峡・・・13:25S字峡・・・14:15東谷吊橋・・・14:40仙人ダム・・・
16:00阿曾原温泉小屋(泊)
阿曾原温泉のHPから↓
黒部湖から仙人谷までを日電歩道と呼び、その下流は欅平まで水平歩道が続いている。
黒部湖を境に下流側が下廊下であり、上流側は上廊下と呼ばれている。
廊下とは絶壁に挟まれた深い谷を意味する。
よく整備されていて歩きやすいといったのが実感である。
昔々・・・昭和46年に行われた剱岳夏期合宿。
なんの苦労もなく内蔵助谷出合に到着する。
少し下ると東谷吊橋を渡る。
1929年の開通直後は最も狭いところで道幅が 50cm しかなく、岩壁から太い針金を垂らして木をぶら下げ桟道代わりにしていた箇所もあったらしい。
水平歩道では資材運搬を行う歩荷(ぼっか)の転落事故が日常的に発生している状態だったそうである。
日電がすでに存在しない現在では「旧日電歩道」とも呼ばれている。
外に出ると人見平からは標高差100m余りの急な登りが待っている。
1時間ごとに男女交代で入ることになっていて、今からだと16時30分~17時30分が女性タイム。
待っている間はこれに限るなぁ~(^-^)
長雨や台風21号のためにキャンセルが続出し、今回の好天を狙って登山者が集中したため宿泊者は100名近くになっている。
定員50人だから1枚の布団に2人が寝ることに。
もう少し飲みたい気分だったけど、トイレに行くとき他人の頭を踏みつけるのは確実なので我慢した。
混雑時は寝るときヘルメットを義務付けるのは名案かも。
10月27日(金)天候:快晴
阿曾原温泉小屋6:45・・・9:00折尾谷・・・10:00大太鼓展望台・・・10:20志合谷・・・10:50トンネル・・・11:35トンネル・・・12:45急降下開始地点・・・13:30欅平14:58⇒⇒トロッコ列車⇒⇒16:14宇奈月駅16:30⇒⇒16:45黒部IC⇒⇒北陸道⇒⇒名神高速⇒⇒淡路⇒⇒22:20鳴門IC
6時から朝ごはんを食べて出発する。
小屋近くではテント泊のA氏が食事中。
急な坂道を一気に150m近く登らされ、振り返ると五竜岳の左から朝日が出そうになっている。
志合谷
よくも水平に道を付けたものだと感心してしまう。
白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~天狗の頭
ヘルメットまだ被っている。
見事な紅葉と山岳展望の下ノ廊下でした。
来年も企画したいと思います。
by nakatuminesan | 2017-10-28 08:43 | 山行報告(中級) | Comments(4)
最高の秋晴れの2日間で、スリル感マックスの落ちたら終わり!!の中 錦絵の様な紅葉有り、滝シャワー有り、雪渓歩き有り、雪山展望有り、真っ暗な手掘りトンネル有りの変化に富んだ水平歩道でした。ゴリラ師匠が初めてだったとは驚きでした。最高に楽しかったですよ。ご一緒していただいた皆様お世話になりました。有難うございました。
黒部ダムから阿曾原温泉小屋までは長距離で、途中でビバークする足の遅い人もいるそうです。
さすが山ガールさんたちはスーパーガールでした^-^v
阿曾原温泉小屋は29日に今シーズンの営業を終了し、今ごろ解体作業が行われていることでしょう。
それにしてもカレーが美味しかったですね!