ランタン谷トレッキング&ヤラピーク5520m NO.1   

2017年 04月 24日

イギリス人探検家ティルマンが「世界一美しい谷」と紹介して注目されたのがランタン谷であり、20日前後となるエベレスト街道に比べて短期間でのトレッキングが可能で人気も高い。
今回はそのランタン谷トレッキングとヤラピーク5520の登頂を組み合わせた計画である。
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46日(木):徳島駅1645⇒⇒1930関空


4
7日(金):関空〔JL727045⇒⇒440バンコク〔TG3191015⇒⇒1225カトマンズ・トリブバン空港1400⇒⇒1430ホーリーヒマラヤホテル

とにかくバンコクの空港は大きくて、乗り継ぎに端から端まで歩かされる。
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タイ航空のカウンターで受け取ったボーディングパス(搭乗券)がロイヤルシルククラスになっている。
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どうせ何かの間違いだろうと信じなかったが、なんと本当に豪華なシートに案内される。
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170度にリクライニングできるシェルタイプのシートに包まれて、エコノミークラスしか知らないゴリラは長い?足を伸ばして大満足^-^
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メニューからすると豪華なものが出てきそうだし、一生に一度しかないカトマンズまでの3時間を過ごすぞ~
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今回のネパール行きの運を全部使い切らないか心配になってくる。

カトマンズが近づくと右にカンチェンジュンガが見えはじめ、マカルーやエベレストにチョーオューなど8000m級が屏風のように並んでいる。
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やがて高度を下げると懐かしいカトマンズの町並みが広がっている。
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国際空港とは思えないお粗末なトリブバン空港に着陸。
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今回のガイドであるダワ・シェルパの出迎えがあり、さっそくみんなの首にカタがかけられる。
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このカタには健康や幸運、そして旅の安全などの祈りが込められている。

半年振りのカトマンズに里帰り。
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トレッキングや現地スタッフへのチップに必要と思われる20000円を両替すると18240ルピー。
1円=0.912ルピー。
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昨年の秋は1円=1.032ルピーだったが、おおざっぱに11ルピーと考えていいだろう。

いつものようにストックを買った(2本で1000ルピー)。
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夜は一年前に開店した日本料理店「一番」へ。
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さっそくビールを頼むと突き出しに巻きすしが出るから面白い。
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メンバーのY子さんはネパールが初めてで、Oさんは2年前のゴーキョ・ピーク5360mをご一緒し、Tさんは2年前のゴーキョ・ピークのほかトロンパスやカラパタールなどご一緒するのは4回目。
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ナス炒め
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焼き鳥
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48日(土):カトマンズ815⇒⇒1540シャブルベンシ(ブッダ・ゲストハウス)1460

ホテルの朝食はバイキングで美味しい。
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四駆チャーター車の屋根に大型バッグを積み込み出発だ。
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ブーゲンビリアが花盛り。
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ポカラへの道を西に3時間ほど走り、ゴルチとかいう町から右折してトリスリ川に沿って北上する。


白い峰はランタンの山かと思われるが山名は分からない。
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2年前の地震で倒壊した家屋が多く、建設ラッシュになっている様子が窺える。
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ドライブイン(古い?)のようなところで昼食はダルバート。
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高度を上げたラムチェの村あたりから悪路になってきて、崩壊した段々畑が地震の強かったことを見せつける。
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ドゥンチェ村の手前までくると白い峰が現れて、すぐにランタン・リルン7234mだと分かった。
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ランタン谷最奥の村キャンジン・ゴンパでは水力発電所建設の計画があり、ドゥンチェを過ぎると資材を運ぶヘリコプターの基地がある。
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シャブルベンシの町に到着する。
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しゃべるべんし(喋る弁士)と覚えておこう。

今回も宿泊は相部屋ではなく、できる限りロッジは1人部屋を基本としている。
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サンダルを買う(200ルピー)
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ここではビール(エベレスト)は400ルピーだが、キャンジン・ゴンパまで登ると二倍の800ルピーにはなるだろう。
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とは言え飲み溜めは出来ないしなぁ^^;
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モモは蒸しギョーザでTさんの大好物。
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夕食が終わると朝食のメニューを決め、ダワが注文を書いて調理人に渡すようになっている。
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49日(日)天候:晴れ

シャブルベンシ800・・・12:10バンブー13:50・・・16:15リムチェ(ガネッシュ・ビューロッジ)2450


朝食はトースト2枚と目玉焼き2個にコーヒーと決めている。
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ポーターたちは我々の大型バッグ2個を背負うから、荷物の重量は35キロぐらいありそうだ。
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hote oshi iverに架かる吊橋を渡るとトレッキングの始まりである。
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ネパールでは真っ赤なラリグラスというシャクナゲが国花になっている。
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葉にはロードトキシンという有毒物質が含まれていて、食べると吐き気だけでなく呼吸困難にもなるらしい。

前方に望まれる山には雪があるところから、ゴサインクンド付近にある5000m峰だろうか。
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ネパールにもスミレは咲いている。
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対岸に露天風呂があるらしいが入らない。
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標高が低いことに加えて風もなく、喉の渇きに茶店で注文するのはスプライト(300ルピー)。
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対岸の岩壁にぶら下がっている大きな塊はハチミツだ。
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angtanghola(ランタン川)左岸の道は南アルプスと似ていると勝手に感じている。
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各所で地震による崩壊が見られるが、バンボーのロッジはギリギリセーフといえそうだ。
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畑ではジャガイモが順調に育っていて、ゴリラの菜園が少し気になってくる。
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昼食は焼きそば&トマトスープ
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吊橋で右岸に渡れば標高は2000mを超えるけれど、トレッキング初日でもあり暑くてたまらない。
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槍ヶ岳の穂先みたいな鋭鋒が見られるが、地図と照らし合わせても山の名は分からない。
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ちょっとした急坂を登ればリムチェのロッジに到着する。
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キッチン
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夜はカレー&ライスにしたが味はいまいちで、まあビールが美味いからよしとしよう。
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410日(月)天候:快晴

リムチェ730・・・750ラマホテル・・・940グムナチョク・・・1120ゴダタベラ1240・・・1405タンシャップ・・・1630ランタン(ラサホテル)3500


朝食はトーストではなくお茶漬けにしてみよう。
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おかゆも美味しそう。
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歩きはじめて20分でラマホテルを通過する。
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樹林の間からランタン・リルン7234m(右)とランタンⅡ6561m(左)を眺められるようになる。
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我々に比べると厳しいヒマラヤに棲む動物たちは痩せている。
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グムナチョクでのお茶タイムでもランタン・リルンとランタンⅡから目が離せない。
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シャクナゲがたくさん咲くangtang hola沿いの道はのどかで気持ちいい。
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ランタン・リルンは常に正面にある。
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ゴダタベラで標高は約3000mとなる。
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さーて 昼ごはんですよ~
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食後は果物が出るから気が利いている。
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3000mを超えているからスローペースで進みます。
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サクラソウ
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ワラビ
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山の樹木が枯れている理由をダワに聞いた。
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それは2015425日に起きた地震である。
ランタン・リルンの
セラック(氷塔)の崩壊による爆風によるものであり、想像できないほどの大規模な雪崩や岩屑なだれが起きたのだと理解した。

花の名は分からない。
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タンシャップは日本第二位の高峰である北岳よりも高い。
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アヤメ
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中央の白っぽい上にランタン村が見えていて、奥に見えている雪のある山がツェルゴ・リ4984mだ。
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ナヤ・カンガ5844
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標高は6000mに満たないトレッキング・ピークであるが、簡単には登れないし6年前には日本人女性が雪崩に巻き込まれ死亡している。

ランタン村が近くなってきて、ツェルゴ・リも大きくなってきた。
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鳥取の大山に登ったことのあるダワはツェルゴ・リに似ていると口にした。

ランタン・リルンは標高差3800mで聳え立っている。
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いまランタン村があった場所を歩いている。
2年前の地震による
岩屑なだれで埋まったのだ。
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首都カトマンズの北西約80キロを震源に発生し、ランタン村では約200人の住人やトレッカーが犠牲になり、全壊しなかったロッジも爆風で屋根が吹っ飛んだそうである。
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少し登った場所に新しいロッジが建てられ再建中のロッジも数多い。
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ロッジ
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快調だ!
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エベレストビールは750ルピーになっている。
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各自でダルバートやピザが晩御飯。
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411日(火)天候:快晴

ランタン7:30・・・10:55キャンジン・ゴンパ(ホテル・ナヤカンガ)3860

洗面器に氷が張っている。
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見上げるランタン・リルンは真っ白で、今日も天気は文句なしだしキャンジン・ゴンパまでは半日行程と楽勝だ。
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丘状をひと登りすればガンチェンポ6387mが真正面に聳えている。
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マニ石にはお経が書かれている。
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たくさんのヤクが朝ごはん中。
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ヘリは物資を運ぶため一日中飛んでいる。
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ランタンⅡ
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白い峰はヤンサ・ツェンジ6575
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遠くに見えていたチョルテン(仏塔)が大きくなってくる。
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キムシュン6745m(左)とヤンサ・ツェンジ
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ドンキー・ピークと呼ばれている4300m峰
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小さかった大岩が近くなってきて、超えるとキャンジン・ゴンパの村が見渡せる。
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ガンチェンポ
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ポンゲン・ドクプ5930
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ナヤ・カンガというロッジに到着する。
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ナヤ・カンガ
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ランタン・リルン(左)とキムシュンを結ぶ稜線は吊尾根になっているが、奥穂高岳と前穂高岳のように簡単に縦走はできそうにない。
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ランタン・リルンはランタン国立公園内における最高峰であり、1978年に大阪市立大学隊によって初登頂されている。

左手前からディペン17歳、ジテン18歳、ラクパ33歳。
右手前からタワ25歳、パサン22歳、コックのポラカス48歳は昼寝中。
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パサンとは4年前のタシカンⅠ峰と昨年秋にも一緒だったので3回目。

ロッジのお婆さんは一日中マニ車を回してお経を唱えている。地震で家族や親戚など9人を失ったという。
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夕焼けが素敵なのでバカチョンカメラで何枚か撮る。
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昼はスパゲッティをコックに頼んだら美味しかったので、夕食もコックに作ってもらうことにした。
ポテトチップス・焼き飯・みそ汁だ。
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by nakatuminesan | 2017-04-24 19:48 | ヒマラヤ | Comments(0)

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