ヤマビル
2014年 07月 08日
あの血を吸う嫌われ者ヒルのことで、人間が最も不快と感じる動物のひとつかもしれません。
しかし四国の山にヒルは少ないようで、あまり心配する必要はないでしょう。
吸血されたのは20年ぐらい前になる吉野丸ただ1回だけで、それも季節はちょうど今頃の梅雨時でした。
ヒルは血を吸うときには血が固まらないようにヒルジンという分泌物を出し、そのためになかなか出血が止まりません。
吸血で腹いっぱいになったヒルはぽろりと落ちるが、吸血中のヒルは肌から離れることはありません。
しかしタバコの火を近づけると簡単に落ちます。
ヒルは生息する山とそうでない山がはっきりしています。
生息地は本州以南とされ丹沢や南ア南部、それに鈴鹿や大台ケ原が有名です。
登りたいならそれなりの対策を講じるとか、晩秋から春にかけて登れば問題はありません。
生息地でよく知られる山に姫路市の雪彦山があります。
7年前になる7月のヒル騒動は忘れることができません。
ヒルの登場には好都合となる小雨が降る天気で、なんと8名中6名が犠牲になりました。
落葉などに潜伏中のヒルが靴の底につき、それが身体中に入ってくることに気がつきません。
血を吸われたのは6名で30箇所ぐらいだったでしょうか。
スパッツなどは何の役にも立ちません。
靴の中や靴下に何匹ものヒルを見たときは、それこそ血の気が引く感じでした。
近くにある雪彦温泉に飛び込んだのは言うまでもありません。
裸になると下着にヒルが入っていた女性もいて、今では恐ろしくも懐かしい山の思い出です。
ゴリラも3箇所だったか献血しましたよ。
by nakatuminesan | 2014-07-08 12:06 | 山のあれこれ | Comments(4)
私も気を付けています。
マダニは先日咬まれましたが、今のところ、症状は出ていないので問題ないと考えています、
ヒルは、なぜだか咬まれた事が無く、腕に這っていても咬まれませんでした、、、苗字と関係あるのかな?(^_^;)
ヤマビルは四国では生息数が少なく、生息する山は決まっているようですから、普通の登山ではほとんど心配はないでしょう。
苗字との関係ねえ・・・
さすがです!
私は1っ個所見つけて 他を探したら、結局3カ所でした。
矢筈山で咬まれました。
もしやと、思って探すと 靴に2匹 ザックに1匹 ひっついてました
抵抗力、体力が衰えると死ぬこともあると聞きますので、精力的に山を登り続ける事で、そんな事にならないようにしたいところです。 早く梅雨明けして バリバリ登りたいと思っています。