2013.3.3 大山
2013年 03月 04日
毎年のことで土日になると南光河原駐車場は満車になり、いつもの店に駐車させてもらい出発する。
夏山登山道は踏み固められていて、多くの登山者が登っているあたりは人気の山。
三合目付近から霧氷が現れ、急傾斜の登りが始まるのでアイゼンを装着する。
雪山にはまったHさんはピッケルを購入し、初使用は楽しみにしていた今日の大山だ。
登るにつれ霧氷は見事になってゆく
三鈷峰の山頂はガスで見え隠れする
昨年は埋没していた六合目避難小屋だが、今シーズンは雪が少なく半分ほど出ている。
ここでストックはザックに付け、ピッケルに持ち替え八合目までは急登になる。
山頂部の木道は露出しているが、雪は硬くアイスバーンに近い状態の箇所もある。
埋没状態の頂上小屋
弥山に到着♪ 山頂を示す大きな標識は雪(足)の下にあり、残念ながら剣ヶ峰はガスのなか。
食事のため小屋に入ると真っ暗だが、すぐに目が慣れるとけっこう明るいし、トイレもあり冬場には有難い存在だ。
たくさんあった干し柿は今日で終了
一瞬ガスが晴れたので三角点まで行ってみる
槍尾根の下部と烏ヶ山は見えるが、どんなに待っても剣ヶ峰は姿を現さない。
あきらめて八合目まで下りるとガスが晴れ、青空が広がり山頂部が見え出した。
剣ヶ峰(中央)も見えるものだから大騒ぎになり、みんな立ち止まって写真を撮るのに忙しい。
三鈷峰
冬型が緩む今日は絶対晴れるはずと思っていたので一安心・・・雪の斜面が輝き弓ヶ浜もよく見える
雪が硬くてアイゼンがよく効くが、下山時に多い爪の引っ掛けに要注意。
六合目避難小屋から見る山頂稜線
下山は元谷へ
元谷で大山北壁を見上げながら大休止
滑落停止の練習をするピッケルデビューのHさん(お~ 上手じゃない!)
ザイルを結んで同時に行動するコンティニュアスや、ピッケルとザイルを使った滑落者の止め方を練習する。
下山すると山頂は雲に覆われてしまい、タイミングよく登れたし見事な霧氷もあり満足のゆく大山でした。
天候:曇りのち晴れ
駐車場8:40・・・夏山登山道・・・10:15六合目避難小屋10:30・・・11:25弥山12:35・・・13:20六合目避難小屋13:30・・・14:00元谷・・・15:25駐車場
by nakatuminesan | 2013-03-04 12:01 | 山行報告(雪山) | Comments(0)