最も簡単な筋トレ
2013年 01月 14日
個人的に大きな差があるとしても、一般論として受け入れなければならない。
50歳を過ぎたならば鍛えようとするのは無理があり、頑張りすぎは怪我や故障のもとになる。
トレーニングは加齢とともに衰えようとする体力を、できるだけ最小限に抑えるためと考えたほうがよい。
ましてや現状維持ができたなら最高で、それはできすぎでさえあるのだから。
万が一にも遭難した場合には、体力のない人から死んでいくのは山の常識。
だから体力があるほど山では有利で損をすることはない。
トレーニングといえば、最も多く思い浮かべるが走ることだろう。
心肺機能や筋力強化を期待できるランニングはどんな運動にも有効な方法で、軽いジョギングから始めるのもいいかもしれない。
だがハーフやフルを目指すマラソン志向ならともかく、山を目的としたトレーニングとしては楽ではないように思う。
生まれつき怠け者の私は意志も弱く、膝を痛めそうだし走らないことにしている。
これは独断になってしまいますが、冬でも歩き出して10分で体が温まるぐらいの早足歩行は無理がないと思っています。
また体が硬いと怪我をしやすいのは山に限らず、ストレッチなどは時間を気にせず毎日できる運動。
登山に最も必要とされる筋肉は大腿四頭筋とされ、それを鍛えるにはスクワットも有効。
深いラッセルでは全身の筋力が求められ、とくに大腿四頭筋の頑張りがものをいう。
その筋力を落とさない効果的な鍛え方として、無理なく最も簡単に毎日できる運動があります。
これは多くの人が知っているのですが、できそうでいて出来ないのが人の常。
椅子に座り片足の膝を伸ばして10秒間静止する。
下ろした脚を5秒間休ませる。
これを片足20回繰り返す。
両足やっても10分間。
たったこれだけの運動で筋力低下を防げます。
また立ったままで大腿四頭筋をギュッと締め付けると登山後の筋肉が張った状態のようになり、いいのではないかと勝手に考えています。
by nakatuminesan | 2013-01-14 13:06 | 山のあれこれ | Comments(0)