山で怖いもの
2012年 06月 18日
ロッキーさんから「マムシに遭遇した時どうすればいいか」と題して書いてとコメントがありましたから。
さてマムシに遭遇した時どう対処すればいいのでしょうか。
①捕まえて一升瓶に入れる。
②捕まえて皮を剥いで焼いて食べる。
③走って逃げる・・・などなど。
①は何度か焼酎漬けにしたことがあります。
マムシは意外と臆病な生き物らしく、よほど接近しなければ人に咬みつくことはありません。
とはいえ咬まれると死に至ることもあり、山登りでは気をつけなくてはなりません。
四国の山でも標高1500mを超える場所でさえ、11月になっても見かけたこともありますから。
毎年2度や3度はマムシを見ますし、今年は6月6日の皇子渓谷で見ました。
写真は昨年6月の久井谷山山頂付近のもので、6年前の11月にも同じ場所で見かけました。
気をつけるとすれば休憩時に座る時であり、手をつく位置をよく確認すること。
マムシは棒でつつけば逃げますし、まず山靴を履いていれば安全です。
結論・・・マムシに遭遇した時は、ゆっくり遠ざかるのが正解ですね。
医療機関から遠い山中で万一咬まれでもすれば、その後の行動に支障が出るばかりか、せっかくの山行きが台無しになってしまいます。
運悪く咬まれた時の処置として、咬まれた箇所よりも心臓に近い部分を縛り、速やかに医療機関へ向かうこと。
個人的にはマムシよりも蜂のほうが怖く、スズメバチやウラバチ(葉の裏に巣を作るから? 山の人から教えられました)には何度も刺されましたから。
マムシよりもスズメバチによる犠牲者の方が何倍も多いそうです。
それに2度もこの大切な血液を提供させられたヒルも怖いです。
by nakatuminesan | 2012-06-18 17:38 | 山のあれこれ | Comments(2)
「静かに遠ざかる」・・・了解!・・・ありがとうございました。