テープ   

2012年 05月 02日

山へ行けば木の枝や幹に巻かれたビニールテープを見ます。
よほどの藪山か人の立ち入らない場所は別として、必ずといってもいいぐらいです。

立派な登山道に3m間隔で巻かれている山もあり、テープの色は赤が最も多く、近頃は黄や白も増えてきました。
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一般登山道にあるテープの意味が分かりません。
必要とされるのはルートファインディングを求められる藪山や、絶対に間違ってはいけない分岐点。
もっとも地図を読める人には不必要でしょう。

古い登山技術書には目印に鉈目を付けると書かれていましたけど、枝を折る行為と同じで良くありません。
粘着力のなくなったテープは落ちてゴミになります。
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高度計やGPSが普及した現在では、現在地の確認は容易になったはず。
地形図とコンパスを駆使した登山こそ面白いのですが、テープを頼る登山者が多くなったようです。

雪山での目印としては、赤布を竹竿に付けたり木の枝に吊るしたりしました。
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by nakatuminesan | 2012-05-02 12:10 | 山のあれこれ | Comments(0)

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