限界集落の記事   

2011年 04月 21日

今日の徳島新聞に「限界集落」1万超との大きな見出しがあった。
昨年4月時点の総務省による過疎地に関する調査で分かった。
2006年度調査時の7878から10091と28%増えている。

徳島県内の限界集落数は、2006年度調査時の433から606と、173も増えたことになる。
増加率は40%にもなり、全国的にみても過疎化が進んでいるといえる。

2月25日に限界集落のことを書いた。
私たちは山に入ると限界集落や廃屋を見る。
というより、それらを目にすることなく山には入れないといってもよい。
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手入れがされていない植林帯は昼でも暗く、まして冬場は4時を過ぎると灯りが必要といってもいい。
枝打ちや間伐された人工林を歩くと気分も明るい。
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徳島県でも衰退した林業活性化に向かって、いろんな対策が考えられているようだ。

山を歩いていて感じることが一つある。
それはこの何年かで森林の伐採が増えているような気がするのだが。
限界集落の記事_c0219866_18363839.jpg

その伐採地の遠い将来は、ブナやナラなどの広葉樹の森にはならないのだろうか。

by nakatuminesan | 2011-04-21 18:38 | 山のあれこれ | Comments(0)

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