エベレストを囲む山   

2010年 10月 11日

ネパール語では雪のある山を「ヒマール」と呼び、ヒムルンヒマールやラムジュンヒマールなどの高峰がある。
しかしそれ以上に「ツェ」のつく山はそれこそ星の数ほどあるといえる。
「ツェ」はシェルパ語でピークの意味で日本語だと「岳」になり、エベレストの周りにもツェのつく山がたくさんある。
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チベット領内となるエベレストの北にあるチャンツェ(7580m)は、カラパタールからエベレストの左奥に立派な山容を誇示している。
チャンは北の意味だから“北岳”である。
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南に聳えるローツェ(8516m)のローは南を意味するので“南岳”。
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鋭峰ヌプツェ(7855m)は“西岳”。
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残る“東岳”はシャルツェ(7459m)となる。
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ローツェと並ぶローツェシャル(8400m)は“南岳の東峰”だろうか。

by nakatuminesan | 2010-10-11 18:04 | ヒマラヤ | Comments(0)

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