トレッキングで目にするもの   

2010年 05月 09日

ネパールヒマラヤをトレッキングすると宗教上の構造物をよく目にする。

マニ車
チベット仏教の信者がお祈りに使う道具で円筒形をしている。
内部にはロール状の経文が納められていて、これを回すだけでお経を唱えたのと同じ功徳がある。
大きさは手に持てるものから数十センチ、寺院などでは数メートルもの大きなマニ車が設置されている。
チベット仏教の場合は「オン マニ ペメ フム」(阿弥陀仏の意)と唱えながらマニ車を右回りに回転させる。
またチベットのカイラスなどの聖地は右回りに巡礼する。
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カンニ
村の入り口にはカンニと呼ばれる仏塔門がある。
悪霊が人に付いて村に入るのを阻止している。
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マニウォール
マニウォールも村の入り口やルートにあり、経文が書かれた石が積まれている。
側を通る時には必ずその左側を通ることになっている。
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チョルテン(ストゥーパ)
仏塔を意味するチベット語で、もともとは高僧の遺物を納めた塔だったが、高僧を供養したり自然の神々に捧げるために建てられたそうです。
四方には目が描かれ悪霊が村に入らないように見守っている。
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ゴンパ(僧院)
ゴンパといえばエベレスト街道のタンボチェが大きくて有名です。
漏電による火災で全焼したため1995年に再建されました。
大きなゴンパでは修行中の若い僧侶をよく見ます。
タンボチェにあるゴンパの内部。
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これはダウラギリやツクチェ・ピークの登山口マルファのゴンパです。
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by nakatuminesan | 2010-05-09 18:41 | ヒマラヤ | Comments(0)

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