2010.3.14氷ノ山   

2010年 03月 15日

兵庫・鳥取県境に位置し、中国地方では大山に次ぐ高峰である氷ノ山は須賀ノ山ともいう。
厳冬期の登山者は少ないが、昔から春山スキーに適した山として知られている。

13日を予定していたが天気予報から1日延ばした。
数日前に40センチほどの降雪があったため、徳島発を1時間早めた。
氷ノ山国際スキー場まで車が入る。

雪は完全には締まっていないのでスノーシューを装着する。
ところが前日のものと思われるトレースが続いている。
10分ほど登った地点の岩陰にスノーシューをデポする。
杉林の急斜面を登り終えると東尾根に乗る。
休憩小屋から山頂付近が望める。
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昨年は3月18日、やはり快晴の天気だった。
雪が融けやすい尾根道だが今日は土の上を歩かずにすむ。
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尾根には5月に咲くイワカガミやドウダンツツジが多い。
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休憩中に会った二人組の話では昨日は雨の天気で引き返したとか。
地元の方らしく氷ノ山には詳しいようだ。
我々の車のナンバーから“三嶺はいい山だ”を何度も口にした。
冬の三嶺を登りたそうな話しぶりだと感じた。

後方は鉢伏山(1221m)
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急斜面を登り終えるとブナ林の緩斜面となる。
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登るにつれ足元には雪の斜面が広がっていく。
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やがて避難小屋が建つ山頂が見えてくる。
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今日の山頂は多くの登山者で賑わっていてスキーやスノボの若者もいる。
東尾根は無風だったが山頂は西の風が冷たく小屋で食事をする。
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北西方向の扇ノ山(1310m)
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南方向の二の丸(1464m)
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南西には東山(1388m)
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霞で大山は見えない。
トレースがなければ登り5時間と考えていたが、明るいうちに徳島に帰ることができた。

天候:快晴
氷ノ山国際スキー場7:40・・・8:30東尾根休憩小屋・・・9:15東尾根1130m・・・10:40氷ノ山11:25・・・12:45東尾根休憩小屋・・・13:25氷ノ山国際スキー場

by nakatuminesan | 2010-03-15 11:42 | 山行報告(雪山) | Comments(0)

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