トレッキングのいろいろ
2010年 03月 13日
旅行社のツアーではテント泊が多いようだが、個人で行くならロッジ泊が快適でお薦め。
テント泊のツアー
少人数だと宿泊と食事をロッジで済ますことができる。
コックやキッチンボーイは必要なくなり経済的。
一番贅沢なのはロッジに泊まり、コックやキッチンボーイに日本人向けの食事を作ってもらうタイプ。
ディンボチェのロッジ
キッチンハウス
うどん
いずれもガイドにシェルパを雇うが、ツアーよりはずっと安価で自由があり小回りが利く。
ロッジの部屋は幅の狭いベッドに薄い敷布団と掛け布団はついている。
しかし清潔さに欠けるし標高が上がると寒いので寝袋は必要である。
日本人トレッカーの少ないビンタンのロッジ・・・普通はもう少しきれい
部屋の灯りは裸電球ひとつ。
それも読書ができるほどの明るさはない。
ダイニングルームには電気が通っていても、客室までの電力はまかなえない。
夜は眠るための時間だと考えればヘッドランプがあれば十分。
きれいなロッジが建つナムチェ・バザール
トイレは水洗洋式トイレも普及しロッジ内にあるが、標高の高い場所では屋外に設置されている。
用がすめばポリバケツの水を流す。
使用済みのトイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に入れる。
これもビンタンのトイレです。
トレッカーが多いルートは太陽熱パネルを備え付けているロッジが多く、日中はホットシャワーを浴びられる場所もある。
しかし風邪をひく心配があるのでお薦めはしない。
洗髪ぐらいで我慢するほうがいい。
全行程ロッジ泊だと、食事を頼む場合はノートにメニューを書き込む。
翌朝の食事メニューは前夜に決めておくのがよい。
当然のことだが奥地ほど値が上がる。
豊富なメニュー
朝食の定番
昼食は道中のロッジやバティ(茶店)でとる。
ダルバートなどを注文すると1時間もかかる場合がある。
注文を受けてからご飯を炊き始め、裏の畑へ野菜を採りに行くからだ。
ご飯が炊けていればフライドライスやカレーが早く口に入る。
ヌードルもすぐに出てくる
ロッジに着いたら早めに夕食メニューを決め、希望する食事の時間も伝えておく。
コックとキッチンボーイがいる場合はガイドやコックに食べたいものを言えばよい。
チャパティを焼くコック
トレッキングは氷河を抱いた山や異文化と接する楽しみがある。
時のたつのを忘れさせる光景に出合うはず。
写真を撮るのもスケッチをするのも自由。
ガイドは決して先を急がない。
時間を気にせず歩きたい。
by nakatuminesan | 2010-03-13 15:22 | ヒマラヤ | Comments(0)