8000m峰14座
2010年 03月 09日
エベレストからシシャパンマまでが名を連ねる。
その14座の登頂に成功した最初の人物はラインホルト・メスナー(イタリア)。
1970年のナンガ・パルバットに始まり、1986年10月16日ローツェの頂に立ち達成した。
2009年までに16人が14座の登頂に成功している。
ヨーロッパ人が多いなかで3人の韓国人が含まれる。
低迷した日本登山界に成功者はいないが狙った岳人はいた。
1989年2月、39歳にしてマッキンリーで遭難死した登山家の山田昇は14座ある8000m峰を9座12回登っている。
ヒマラヤニスト名塚秀二も2004年10月、9座目のアンナプルナで雪崩に消えた。
2009年5月、ローツェを12座目とした竹内洋岳が日本人最多記録となっている。
8000m峰14座登頂は世界的には珍しいことではなくなり評価も下がった。
困難な山と考えられるのはK2、カンチェンジュンガ、アンナプルナなど。
第2の高峰K2(8611m)はインドの測量局がカラコルムのKをとって順にK1、 K2・・・と測量番号を付けた。
カラコルム山脈の最高峰で、ゴッドウィンオースチンの呼び名もある。
エベレストはチベット語ではチョモランマ。
ネパール語ではサガルマータだがあまり使われない。
標高も1999年に米国が8850mと発表したが、ネパール政府は現在もこれらの測定結果を認定せず、公式には8,848mとしている。
8座をこの目で見たことがある(カンチェンジュンガは空から)。
8000m峰を考え出したのは50歳に手が届くころだった。
1度目は事情で断念し、2度目は悪天候に阻まれた。
どうも歳をとりすぎていたようだ。
ナンガパルバット
近くで見たいカンチェンジュンガ
by nakatuminesan | 2010-03-09 12:08 | ヒマラヤ | Comments(0)