非対称山稜   

2017年 10月 06日

稜線を境に一方がなだらかで、もう一方が切れ落ちている非対称の地形のことである。
その典型的な例は北アルプスの白馬三山である。

杓子岳からの白馬岳
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白馬鑓ヶ岳からの杓子岳と白馬岳
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後立山連峰は東側の長野県側は鋭く切れ落ちている半面、西側の富山県側はなだらかな斜面になっている。
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小蓮華山からの白馬岳
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一帯は世界中でも例がない豪雪地帯である。
稜線付近の風上側(西側)斜面には雪が積もりにくく、凍結融解作用が強く働いてなめらかな斜面が形成される。
ところが風下側(東側)には雪が吹き溜まり、
この雪の浸食作用によって斜面が削られてカールや急斜面を形成してきたとされ、その結果として両斜面の傾斜が異なる非対称山稜が形成される。

八方尾根の
八方池からの白馬三山
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鹿島槍ヶ岳
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北アルプスの東側には多くの氷河地形が残っていて、4つのカールがある薬師岳なども非対称山稜の代表格である。
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# by nakatuminesan | 2017-10-06 18:22 | 山のあれこれ | Comments(0)

今日は日本人初のヒマラヤ登頂日。   

2017年 10月 05日

今から81年前の1936(昭和11)年105日、立教大学山岳部隊(堀田弥一隊長)がナンダ・コット6867m(ガルワール・ヒマラヤ)の頂に立ちました。

隊長の堀田弥一に続き隊員の山県、湯浅、浜野、毎日新聞特派員の竹節、シェルパのアンツェリンら全員が登頂。
右から湯浅、山県、浜野、アンツェリン、座っている堀田。
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大正末期から昭和初期には北アルプスを中心とした積雪期初登頂時代となり、さらにヒマラヤ登山などの海外遠征が目指されました。

立教隊がナンダ・コットを選んだ理由として、当時入山許可取得の見込みの高かったのがガルワール地方だったこと、同地方の最高峰ナンダ・デビィ7816mが初めてのヒマラヤ登山には荷が重かったことなどであるとされています。

ナンダ・コット
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山頂直下
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1936年の時代背景として浮かぶのは2.26事件やベルリンオリンピックなどです。

登山史としては1月、加藤文太郎と吉田登美久が槍ヶ岳の北鎌尾根で遭難死しています。




# by nakatuminesan | 2017-10-05 18:38 | ヒマラヤ | Comments(0)

ニンニクその後   

2017年 10月 04日

先月の26日に小球を植えつけたニンニクが芽を出しました。
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10センチぐらいに伸びた芽もあるので、中央アルプスへ行っている間に出たのでしょう。

秋作ジャガイモの
出島とニシユタカ30センチぐらいに育っています。
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しかし15個植えつけたメークインは2個しか芽を出しません。
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メークインは秋作には適さないようです。
隣にハクサイを植え付けました。

オクラは収穫できる2箇所を残して片付けました。
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秋ナスは終盤です。
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シュンギク
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ホウレン草
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パセリ
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パプリカ
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イチジク
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秋どり胡瓜と落花生が楽しみです。
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# by nakatuminesan | 2017-10-04 18:51 | | Comments(0)

2017.9.30~10.2 木曽駒ヶ岳2956m~宝剣岳2931m~空木岳2864m   

2017年 10月 03日

930日(土)天候:快晴

鳴門IC620⇒⇒淡路⇒⇒名神高速⇒⇒中央高速⇒⇒中央高速⇒⇒1105駒ヶ根IC⇒⇒1115光前寺臨時駐車場1130⇒⇒1135菅の台バスセンター1145⇒⇒1215しらび平1450⇒⇒ロープウェイ⇒⇒1500千畳敷・・・1545乗越浄土・・・1550宝剣山荘1555・・・1610中岳・・・1635木曽駒ヶ岳1645・・・1700中岳・・・1715宝剣山荘(泊)


菅の台バスセンターの手前で光前寺臨時駐車場に案内される。
ロープウェイは3時間待ちらしい。
ガーン! それじゃ今日中に木曽駒ヶ岳に登れないじゃないか。

しらび平ではロープウェイを待つ人が整理券を持って座り込んでいる。
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うどんを食べるにも食券を買うのに人の列で、口に入ったのは30分後だが美味しかった。
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2時間半待ちで乗ったロープウェイからは紅葉が素晴らしい。
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千畳敷からは宝剣岳が聳えている。
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千畳敷カールからは鋸岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~北岳~間ノ岳~農鳥岳を眺められる。
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登るにしたがい南アルプス全山が広がって、北岳から聖岳までの3000m峰が並んでいる。
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農鳥岳と塩見岳の間には富士山が山頂を見せている。
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宝剣山荘に寄ると土曜日だし天気がいいから混んでいて、夕食は2回目の6時からだから木曽駒ヶ岳に向かう時間があり安心する。

天狗岩と後方に見える三角は三沢岳2846m。
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中岳から見る木曽駒ヶ岳
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頂上山荘前は100張りぐらいのテント村になっている。
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木曽駒ヶ岳山頂
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乗鞍岳はもちろん笠ヶ岳や槍穂高連峰まで眺められる。
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宝剣岳から空木岳までの稜線も見えていて、健脚スーパーガールたちも気合が入っている。
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宝剣山荘に戻ると天狗岩が夕日に照らされて、明日は素敵な縦走日和になるに違いない。
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夕食は宝剣山荘だが泊まるのは100m離れた天狗荘である。
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101日(日)天候:快晴

宝剣山荘605・・・620宝剣岳630・・・710極楽平・・・720島田娘2858m・・・800鞍部2620m・・・825濁沢大峰2724m・・・900鞍部2536m・・・945檜尾岳1020・・1045大滝山2708m・・・1200熊沢岳・・・1340東川岳・・・1400木曽殿山荘(泊)

今朝は洗面所の水が凍結して出ないので、マイナスまで冷え込んだのは確実だ。
540分を過ぎると朝日が昇りはじめ、今日の長時間縦走に備えて食事はしっかりと。
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宝剣岳山頂直下はクサリ場になっている。
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登頂!
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千畳敷カール
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岩場大好き昔ガールたち。
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ワイワイガヤガヤ賑わしい^O^
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この登りはクサリを使わないでくださいよ。
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クサリ掴んだらビール奢らせます。
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下りはクサリを使うこと。
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安全地点にやって来て振り返って見えるのは三角に尖った宝剣岳で、その左は昨日の夕方に登った中岳と木曽駒ヶ岳だ。
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縦走する稜線が続いている。
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霜柱
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三沢岳
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素晴らしい縦走日和になったことに感謝しよう。
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イワギキョウ
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左から北岳~間ノ岳~農鳥岳~塩見岳~荒川岳~赤石岳~聖岳と連なっていて、農鳥岳と塩見岳の間には富士山が頭を出している。
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左に目を向けると八ヶ岳連峰だ。
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6人の影がハイマツに映っている。
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昔(山岳部現役のころ)はポリタンの水を飲まないのが偉いというか良いことだと思っていて、コケモモを口にしながら喉の渇きを癒していた。
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ウラシマツツジ
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ダケカンバが多いのか黄色が斜面を覆っている。
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100mほど登ると山名は消えているが濁沢大峰だ。
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三沢岳
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檜尾岳の避難小屋が小さく見えている。
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これから向かう檜尾岳(左)と熊沢岳(右)。
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小さな岩場が面白い。
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この辺りは積雪期には快適な雪稜歩きになりそうである。
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たまに稜線の東側を巻くと風がなく、日差しがあるので暑くてたまらない。
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ナナカマド
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2536m鞍部まで下って見上げる檜尾岳までは標高差190mあり、涼しい風を受けて甲斐駒ヶ岳から間ノ岳を眺めながら一休み。
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15分ぐらい登ると傾斜が緩くなり、山頂までは緑のハイマツで覆われている。
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さらに10分ほどで振り向くと、隠れていた宝剣岳が姿を現した。
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立派な標識が立つ檜尾岳だ。
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避難小屋後方の眺めは鋸岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~北岳~間ノ岳~農鳥岳で、その右には富士山の七合目あたりから上が見えている。
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その右には塩見岳~荒川岳~赤石岳~聖岳である。
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正面に南アルプス全山を眺めながらだと、こんなパンでも豪華なランチタイムになるのである。
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北方の眺めは宝剣岳や伊那前岳だ。
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これから向かう熊沢岳から東川岳の間はギザギザピークが連なっている。
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シラタマノキの実はサロンパスの匂いがする。
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チングルマ
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ナナカマド
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ダイコンソウ
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大滝山を過ぎ熊沢岳が近づくと小さな岩場が現れる。
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近くに見えるがハイマツがあったりして時間がかかる。
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御嶽山
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イワツメグサ
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小さく見えていた岩峰が大きくなると熊沢岳に到着する。
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眺めは左から空木岳~赤椰岳~南駒ヶ岳。
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空木岳から左に延びるのは池山尾根であり、あの長い尾根を明日は下ることになっている。
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熊沢岳の南西斜面は緑濃いハイマツに覆われて鮮やかだ。
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急にガスに巻かれるようになり、約束されていた今日の快晴はどうしたの?
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アップダウンを繰り返したり偽ピークにも騙されて、岩場を過ぎた次のピークが東川岳である。
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ガスで何も見えないのではつまらなく、写真を撮って木曽殿山荘へ下ってゆく。

そのうちガスの切れ間から空木岳が姿を現して、北斜面の紅葉は日差しがなくても素晴らしい。
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木曽殿山荘
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トウヤクリンドウは終わっているが、イワギキョウが一輪だけ咲いている。 
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まずはお疲れさま~♪
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途中で追い越した茨城からのオジサンとオバサンも到着し、ああだこうだと話題は当たり前だが山のことばかり。
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是非とも徳島の山にも登ってほしいと思います。
剣山~三嶺~天狗塚の避難小屋1泊縦走などお勧めです。

オッ! ストレッチ体操しているのかな!?
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夕食のおでんは定番になっていて、7種類だから喧嘩にならないように要注意(^^;
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ちゃんと7種類あるか数えてみたりして。
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いただきま~す!
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山菜ごはんも美味しいよ。
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昨日は宿泊者が多かったらしいが今夜は35名ぐらいで、一人に一枚の布団でゆっくり眠れそう。
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二日前の予報よりも高気圧の動きが早まったようであり、明日は雨にならないかと心配になってきた。



102日(月)天候:曇り 

木曽殿山荘545・・・6451ピーク・・・725空木岳735・・・740空木駒峰ヒュッテ・・・810駒石・・・830空木平分岐・・・1000クサリ場・・・1100遊歩道分岐・・・1125水場1135・・・1230林道終点駐車場・・・1320登山口・・・1345光前寺臨時駐車場1355⇒⇒1400こまくさの湯1530⇒⇒1540駒ヶ根IC⇒⇒中央高速⇒⇒名神高速⇒⇒淡路⇒⇒2035鳴門IC


夜中に強い風が吹いていたので今日は厳しい空木岳越えになるかと心配したが、起きるとガスは流れているが風は弱まっている。

今日は下山とはいえ8時間行動は確実で、山の掟として朝ごはんはしっかり腹に入れること。
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ヘッドランプが要らなくなった545分、ガスでウェアが濡れるので雨具上下を身につけて出発する。
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いきなりの急登を汗が出ないペースで1ピークまで1時間。
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ここから先のクサリ場や岩場に備えてストックはザックに付けてゆく。

クサリ場は2箇所あるが簡単だ。
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展望はないが嬉しい空木岳登頂だ。
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空木駒峰ヒュッテ
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高度を下げていくとガスが晴れはじめ、仙丈ヶ岳は隠れているが甲斐駒ヶ岳と鋸岳が姿を現した。
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そして左には雲の切れ間から檜尾岳も見えはじめる。
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駒石
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だんだん雲が取れてきて昨日歩いた稜線が眺められるようになり、宝剣岳や稜線の向こうにある三沢岳も。
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樹林帯に入ってゆく。
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樹林の間からは北岳~間ノ岳~農鳥岳~塩見岳~荒川岳が雲の上に山頂部を見せている。
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今日は山が見えるとは思ってはいなかったから、日差しこそないが檜尾岳と宝剣岳の眺めに満足する。
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期待しなかった山の眺望にも恵まれて、あとはのんびり紅葉を楽しみながら下ろう。
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小地獄とか大地獄とかの名称が付けられているクサリ場を通過する。
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植生がダケカンバ林と笹に変わってくると水場に到着。
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ここは2年前にクマの目撃情報があった場所である。

300
円もする水を小屋で買ったことを後悔している貧乏性。
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あとはひたすら歩くだけ。
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足がジンジンしてきた最後はトリカブトに励まされ、スキー場を左に見ながらジグザグ道を串刺しに下って無事下山。
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光前寺臨時駐車場ではカモシカ号が待っていて、こまくさの湯で汗を流して帰りました。
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参加していただいた皆さん大変お疲れさまでした。
あいにく三日目が曇り空になりましたが、歩いた宝剣岳からの稜線を眺められたので良かったです。

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# by nakatuminesan | 2017-10-03 14:14 | 山行報告(中級) | Comments(0)

秋らしくなりました   

2017年 09月 29日

今朝は祖谷の京上では8度まで冷え込みました。
信州でも菅平などマイナスを記録したようで、北アルプスの3000mではマイナス2度まで下がったようです。

昨日は
大雪山系黒岳1984mで昨年より6日早く初雪が降りました。
北海道を旅行中の知人からメールがありました。
ロープウェイとリフトで黒岳の途中まで見物してきたそうで、リフトの下の地面は凍り時々雪がチラチラだとか。
ナナカマドの大きな実が鈴なりで、紅葉真っ盛りだと羨ましいメールでした。

今夜あたりは北アルプスなどで初雪になるかもしれません。

10
日間予報によると10月は最高気温が25度を下回り、秋が一気に加速しそうです。
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ハクサイとブロッコリーの苗を植えつけました。
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秋どり胡瓜が実をつけました。
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ミニトマト
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# by nakatuminesan | 2017-09-29 19:24 | 四季 | Comments(0)

日本で四番目の氷河   

2017年 09月 28日

かつて日本に氷河は存在しないとされていた。
ところが20126月に日本雪氷学会が、数年間の調査で三箇所に氷河が存在すると発表した。
立山の御前沢氷河と剱岳の三ノ窓氷河と小窓氷河である。

御前沢氷河
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三ノ窓氷河と小窓氷河
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続いて2013年には、剱岳西面の池ノ谷右俣雪渓が日本で4番目の氷河である可能性が高いと発表された。
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そして2016年には信州大などでつくる学術調査団が鹿島槍ケ岳2889mの北東斜面にあるカクネ里(ざと)雪渓は氷河らしい」と発表した。
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2013331日の記事参照。

さて日本で四番目の氷河は池ノ谷右俣雪渓とカクネ里雪渓のどちらになるのだろうか。
山屋にとっては興味深い話題である。


氷河とは「重力によって長期間にわたり連続して流動する雪氷体(雪と氷の大きな塊)」(日本雪氷学会編「雪と氷の辞典」2005 年)と定義され、厚い氷体を持つこと、氷体が 流動していることを条件としている。

先日の後立山縦走の最終日は遠見尾根を下ったが、ガスと雨でカクネ里を眺められなかったことが残念である。
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# by nakatuminesan | 2017-09-28 18:16 | 山のあれこれ | Comments(0)

窓(まど)   

2017年 09月 27日

山稜の一部が大きく切れたところを窓と呼び、よく知られているのが剱岳の三ノ窓、小窓、大窓である。
剱岳山頂から北に三ノ窓~小窓~大窓と続いている。
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三ノ窓と小窓の両谷には日本では数少ない氷河である三ノ窓氷河と大窓氷河が存在する。


三つの窓がよく眺められるのは後立山の爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳にかけてである。
先日の95日は天気も申し分なく、常に左に剱岳を眺めながらの縦走であった。


新越山荘付近から(画像中央が小窓)は池平山に隠れて大窓は見えない。
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爺ヶ岳の登りからは大窓が見えはじめ、三ノ窓と小窓には雪渓が突き上げている。
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布引山からはV字の大窓がよく分かる。
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鹿島槍ヶ岳南峰から。
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鹿島槍ヶ岳北峰の下りから。
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学生時代によく唄った“剣の歌”の歌詞には三つの窓が出てきました。








# by nakatuminesan | 2017-09-27 18:31 | 山のあれこれ | Comments(0)