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2015.9.27~29 木曽駒ヶ岳2956m~宝剣岳2931m~空木岳2864m   

2015年 09月 30日

9月27日(日)天候:曇り時々晴
菅の台バスセンター11:15⇒⇒11:45しらび平12:00⇒⇒ロープウェイ⇒⇒12:07千畳敷12:40・・・13:40乗越浄土・・・13:45宝剣山荘13:55・・・14:20中岳・・・14:45木曽駒ヶ岳14:55・・・15:15中岳・・・15:35宝剣山荘(泊)

重荷に喘ぎながらロープウェイの下を登ったことがある。
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それは47年もの昔になる山岳部一年生の秋合宿だった。
入部当時は右も左も分からない新人だったけれど、秋にもなれば右ぐらいは知っていた。

終点駅での昼食はソースカツ丼で、こちら方面の山では必ず食べることに決めている。
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千畳敷カールの上には宝剣岳が聳え立ち、曇り空ではあるが見ごろとなった紅葉がお出迎え。
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多くの観光客が遊歩道を歩いている。
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乗越浄土までは標高差150m余りの急登だ。
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ロープウェイで一気に高度を上げた影響が出ないように、ゆっくり登ってゆけば千畳敷カールが足元に広がっている。
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乗越浄土に着くと目の前に見えるのは宝剣山荘。
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おっ! 生ビール値下げとはラッキーだぞ~♪
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受付をすませると夕食までは3時間もあり、予定している木曽駒ヶ岳に向かうことにする。

ひと登りした中岳2925mからは木曽駒ヶ岳が眺められ、山頂直下に建つ山小屋は頂上山荘である。
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日本百名山に数えられる木曽駒ヶ岳2956mに登頂!
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メンバーは大麻山に毎日のように通う女性4名で、そのうちの3名とは5月の屋久島をご一緒した。
Yさんご夫妻は2年前の塩見岳で3000m峰21座を終わらせていて、富士山以外の20座をご一緒させていただいた。
平均年齢は70近くになるみたいだが、ごらんのようにすご~く皆さん若々しい。

宝剣山荘は両側二段ベッドの8人部屋。
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夕食準備で生ビールを提供できないと言われ、それじゃ500mlの缶で乾杯だ。
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Yさんが作ったゴーヤの佃煮&チリメンがアテとは嬉しいね。
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夕食はエビのテンプラとハンバーグ。
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夕食後の18時前には中秋の名月を眺められ、きっと明日は素敵な縦走になるだろう。
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9月28日(月)天候:快晴
宝剣山荘5:45・・・6:15宝剣岳6:25・・・7:15極楽平・・・7:25島田娘2858m・・・8:10鞍部2670m・・・8:40濁沢大峰・・・9:30鞍部2536m9:40・・・10:20檜尾岳11:10・・・12:55熊沢岳・・・14:50東川岳・・・15:20木曽殿山荘(泊)

甲斐駒ヶ岳から朝日が昇りはじめ、ほーら今日の快晴は約束されている。
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天狗岩を右に見ながら宝剣岳を目指すと10分ほどで岩場となり、両手が使えるようにストックはザックに付けていく。
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右(西)側はスッパリ切れ落ちた急斜面になっている。
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クサリ場が終わり左に回り込むと小さな祠がある宝剣岳2931m。
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千畳敷カールにも日が当たりはじめていて、秋の澄んだ空気に御嶽山もくっきりだ。
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空木岳や南駒ヶ岳は雲に覆われているが、一時間もしないうちに晴れてくるに決まっている。
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甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~北岳~間ノ岳~農鳥岳~塩見岳~荒川岳~赤石岳~聖岳と南アルプス全山の眺望が広がるとは、今日は文句なしの縦走日和になったじゃないか。
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農鳥岳と塩見岳の間には富士山も姿を見せている。
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しばらくクサリ場が連続するのでお喋りは我慢して、知りたい山の名は安全地帯に着けば教えます。
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なかなかバランスよく通過しているようで、皆さん岩場を楽しんでいるみたいで余裕かな。
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安全地点にやって来て宝剣岳を振り返る。
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三沢岳2846m
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宝剣岳の左に見えているのは昨日登った中岳と木曽駒ヶ岳。
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南方には越えてゆく檜尾岳や熊沢岳の眺めが広がっていて、極楽平や島田娘あたりはハイウェイになっている。
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三沢岳の姿が変わる島田娘からは緩やかに下ってゆく。
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すっかりトウヤクリンドウの花は終わっている。
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気持ちのいい縦走路が続いているし西から吹く風も冷たくて、快適そのものなので5人娘の会話は賑わしくなってくる。
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ウラシマツツジ
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コケモモは47年前になる縦走のとき、喉の渇きに耐えきれず口にした思い出がある。
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八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の間に奥秩父の山が雲に浮かんでいる。
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振り返ると三角ピークの島田娘と伊那前岳が見えていて、今年の紅葉はなかなか綺麗だと感じている。
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2670m鞍部から少しの登りで標高2724mの表示がある濁沢大峰だが、地形図からすると2740mを超えているようである。
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かなり檜尾岳と熊沢岳が近づいてきたが、しばらくは岩場の稜線が続きそうで楽しそう。
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この辺りは積雪期には快適な雪稜歩きになりそうだ。
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それにしても真っ青な空が広がっていて、適度に風もあるから汗が出ることはない。
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ヤマハハコ
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檜尾岳の山頂部は東斜面が紅葉し、西斜面は緑濃いハイマツに覆われている。
その檜尾岳を前にして2536m鞍部まで下ってゆくのが勿体ない。
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鞍部から見上げる檜尾岳の山頂は隠れている。
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山頂までの標高差は200mだから、ゆっくり登っても50分ぐらいで着きますよ。

スローペースで150mほど登れば緩くなり、振り向くと隠れていた宝剣岳が姿を現した。
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やがて檜尾岳2728mに到着し、今日の行程の半分を歩いたことになる。
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熊沢岳から東川岳へと稜線が続いている。
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空木岳
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避難小屋の後方には南アルプスの山並みが連なっていて、眺めながらの昼ごはん&コーヒーは贅沢な時間だといえそうだ。
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紅葉は標高2300mから2600mにかけてが見ごろになっている。
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チングルマ
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シラタマノキ
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ナナカマド
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熊沢岳までは小さなアップダウンが続き、すぐそこに見えていても時間がかかる稜線だ。
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あの大岩で休憩しますからね。
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大岩手前の面白いトラバースを終え、宝剣岳や越えてきた山並みを眺めながら休憩しよう。
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大キレットの“飛騨泣き”にちょっと似ているような岩場を攀じ登る。
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あと30分ぐらいで着きそうになってきて、ちょっとした岩稜を通過すると山頂の大きな岩が迫ってくる。
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午後になっても雲の少ない秋晴れが気持ちよく、立休しながら眺めるのは三沢岳や檜尾岳に囲まれた伊那川の源流域。
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熊沢岳2778mに登頂。
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下から見えていた大きな岩は山頂ではこんな形になっている。
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乗鞍岳
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熊沢岳の南西斜面は緑濃いハイマツに覆われて鮮やかだ。
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空木岳
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熊沢岳を振り返る。
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空木岳の池山尾根の後方には仙丈ヶ岳から荒川岳が連なっていて、塩見岳の左肩には富士山が山頂だけを見せている。
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丸い形をした東川岳の向こうには南駒ヶ岳や赤椰岳が眺められ、越百山から縦走したのは4年前の秋だった。
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空木岳は風格のある山容をしている。
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しばらく岩場がなかったので元気が出てくるようだね。
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渇いた喉にコケモモなかなか美味しいよ。
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御嶽山と乗鞍岳を背にして最後の登りになりました。
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今日の最終ピークとなる東川岳2671mに到着する。
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朝一番に登った宝剣岳が小さくなってしまい、歩いてきた稜線を眺めるとよく頑張りましたね。
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疲れているだけでなく事故や怪我の多い時間帯ですから小屋まではゆっくり慎重に下りますよ。
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空木岳北斜面
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木曽殿山荘が見えてくると5分で到着。
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生はないから今日も缶ビールだよ。
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夕食のおでんは定番になっていて、7種類だから喧嘩にならないように。
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よほど岩場と縦走が面白かったのか、会話が弾むというか爆発状態になってきた。
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南駒ヶ岳や第1ピークが夕日に焼けている。
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宿泊者は35名ぐらいだから一人に一枚の布団でよく眠れそう。
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9月29日(火)天候:快晴
木曽殿山荘5:40・・・6:40第1ピーク・・・7:25空木岳7:50・・・8:25駒石・・・9:00空木平分岐・・・10:25クサリ場・・・11:30遊歩道分岐・・・12:00水場12:30・・・13:25林道終点駐車場・・・14:30登山口・・・14:40駐車場

昨夜は他人の鼾を覚悟していたが熟睡でき、あれだけ大勢が大部屋に寝ていたとは信じられない。
ゴリラ、鼾には弱いので。

今日も長丁場だから朝食はしっかりと。
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いきなりの急登に加えて奥二又沢から吹き上げる風が10mを超えている。
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岩が現れると標高2782mの第1ピークに着く。
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どうだと言いたくなるような青空が今日も広がっていて、昨日歩いた宝剣岳から熊沢岳にかけての稜線が眺められる。
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今日も岩場歩きができるので嬉しそう。
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昨日の経験があるので軽く登れるね。
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日差しが有難く感じられる季節になってきた。
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日本百名山の一つに数えられる空木岳2864mに登頂する。
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足は軽快だし口もよく動く(失礼)皆さんで、特にIさんなど70代後半とは信じられない健脚である。

今回の山行で8座目のピークを踏んだことになり、あんなに遠くから歩いてきたんだよ。
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南駒ヶ岳方面
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昨日ほど澄んではいないが南アルプスが眺められる。
甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~北岳~間ノ岳~農鳥岳
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塩見岳~荒川岳~赤石岳~聖岳
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さあ長い長い池山尾根を下りましょう。
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駒峰ヒュッテ
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面白い形の岩がある。
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三沢岳の左後方遠くに乗鞍岳が眺められ、もちろん御嶽山は大きく見えている。
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道は歩きやすく整備されていて、縦走路や山頂を振り返りながら下ってゆく。
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奇岩
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山頂から小さく見えていた駒石だけど、近づくと高さ8mぐらいありそうな巨岩。
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デッカイ!
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この辺りから紅葉が見られるようになり、ワーワーキャーキャー賑やかになってくる。
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ハイマツの緑に赤や黄が綺麗に映えていて奇岩も面白い。
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この眺め最高だね!
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標高2530mあたりで空木平からの道と合流し、まだまだ赤や黄を楽しめる下りが続きそう。
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尾根から外れ階段が現れると白峰三山が再び姿を現した。
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巻き道が終わると痩せ尾根になり、現れるのが小地獄と呼ばれるクサリ場である。
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足場の悪い箇所にはワイヤーが張られていて、大地獄と呼ばれる場所にはパイプ柵が設置されている。
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標高が2000mぐらいになると紅葉は終わり、シラビソ林に入ってゆくと道は四国の山と変わらない。
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広い尾根に出ると笹原が広がる遊歩道との分岐点。
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タマゴタケを探すが見つからない。
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水場で昼ごはん。
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追い越したご夫婦が下ってきて「クマを見ましたよ。いやー驚きました」
先ほどの分岐付近で遭遇したらしく、距離は50mほど離れていたそうである。
カモシカ隊はお喋り軍団が賑やかで、きっとクマは遠くから覗き見していたのだろう。

センジュガンピ
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再び仙丈ヶ岳や北岳が樹林の間から見える場所がある。
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立派な標識があり初めてでも迷う心配はなさそうだ。
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登山口まで4.9キロにはガックリするとともに、こちらを見ている猿が笑っているようだ。
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タクシーを呼ぶこともできる林道駐車場だが、我々は山屋だから足に頑張ってもらう。
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登山口まで秒読みになってきた。
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トリカブト
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スキー場を左に見ながらジグザグ道を串刺しに下ってゆく。
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わ~! やったー 無事に元気に下山したわよ~♪
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最後まで宝剣岳が姿を見せてくれ、こまくさの湯で汗を流して帰りました。
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今回はアルプスデビューの女性もいて、きっと忘れられない思い出の縦走になるでしょう。
皆さまお疲れさまでした。

by nakatuminesan | 2015-09-30 12:42 | 山行報告(中級) | Comments(0)

深まる秋と待たれる山の初雪   

2015年 09月 26日

毎年のことながら9月は山から初雪の便りを待つ月です。

最も早いのは北海道の大雪山系であり、黒岳では15日に初雪が降ったそうである。
標高の高い北アルプスなどでは初霜に続き初氷が観測され、その次は期待の初雪となることが多いようだ。

先日の黒部源流で黒部五郎小屋に泊まった14日の朝、0度まで冷え込んだため霜で真っ白に。
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指が冷たいと感じるのは秋になって初めてだった。
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右前方に朝日が当たりはじめた薬師岳を眺めながら、日陰の道を100mほど登ると日が射す斜面があった。
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冷えた指が温まるのに時間はかからなかったが、もう太陽を有難いと感じる季節になっていました。
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太郎平小屋で再会したラクパによれば、標高2700mにある薬師岳山荘では初氷でした。

夏場は褐色だったライチョウたちは白い冬毛に変わりつつあり、標高の高い山では29日あたりに初雪となりそうな気がしています。
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by nakatuminesan | 2015-09-26 15:07 | 山のあれこれ | Comments(0)

シルバーウィーク終わる   

2015年 09月 24日

19日の土曜日から5連休となったシルバーウィーク。
まずまずの天候となったこともあり、高速道路や観光地は渋滞や混雑したようです。

今の季節で気になるといえば山の紅葉で、先日の西穂高岳の稜線では樹種によっては紅葉真っ盛りでした。
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ピラミッドピークあたりから岳沢側を見下ろすと、標高2200m~2400m付近では色づき始めたといった感じでした。
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人気の涸沢あたりだと来週ごろが見ごろだと予想しています。

朝から雨が降り続いた今日はタルチョーも垂れ下がったまま。
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日本には接近しそうにない台風21号ですが、どうも進路が気になってしまいます。

おまけ・・・おいらシャンプーしてもらったよ~♪
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by nakatuminesan | 2015-09-24 19:04 | 四季 | Comments(0)

2015.9.20~22 西穂高岳2909m   

2015年 09月 23日

9月20日(日)天候:曇り時々晴
しらかば平駅駐車場14:55・・・15:05しらかば平駅15:20⇒⇒新穂高ロープウェイ⇒⇒15:25西穂高口駅・15:40・・16:55西穂山荘(泊)

名神高速と東海北陸道は渋滞の連続で、高山には予定より2時間遅れで到着する。
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裕次郎の歌が流れるラーメン店やレストランは満員で、初めて入った喫茶店風での昼ごはんは親子丼。
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新穂高の無料駐車場が満車であることは分かっていて、しらかば平駅の駐車場でさえ満車状態になっている。
徒歩10分でしらかば平駅。
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残念ながら西穂高口駅からの展望はない。
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西穂山荘は人の姿がいっぱいで、シルバーウィークだから混むのは当たり前。
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テント場だって満員御礼になっている。
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部屋も廊下も人とザックで通勤ラッシュみたいになっている。
しかし布団3枚に5人が寝られるから我慢の範囲内といえそうだ。
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ガスが晴れて乗鞍岳や霞沢岳が姿を現した。
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沈む夕日の左には白山も見えていて、明日はまずまずの天気になりそうである。
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7月末のジャンダルム越えの時はいまいちだったけど、今日の夕食メニューは美味しそう。
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湯飲みの中にはウィスキーの湯割りが入っている。
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我々のあと4回目となる食事の準備が始まって、宿泊者数は300人を超えていることは確実のようである。



9月21日(月祝)天候:曇り時々晴
西穂山荘6:05・・・6:25丸山・・・7:35独標・・・8:25ピラミッドピーク・・・9:40西穂高岳10:10・・・11:05ピラミッドピーク・・・11:55独標・・・12:55丸山・・・13:15西穂山荘13:45・・15:10西穂高口駅15:25⇒⇒新穂高ロープウェイ⇒⇒15:30しらかば平駅・・・15:45しらかば平駅駐車場15:55⇒⇒16:10うちのペンション(泊)

山荘から10分ほど登るとガスが晴れはじめ、目の前には西穂高岳の眺めが広がっている。
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丸山2462mの後方は笠ヶ岳~抜戸岳。
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遠く南アルプスの甲斐駒ヶ岳や北岳が眺められる。
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振り返ると乗鞍岳が雲に浮かんでいて、今日は変わりやすい天気になりそうだ。
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斜面の登りが終わり尾根に乗ると独標とピラミッドピークが近くなる。
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独標の基部でヘルメットを装着して、岩場が続くのでストックはザックに付けてゆく。
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簡単な登りで独標2701mに立つ。
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ピラミッドピーク~西穂高岳~奥穂高岳と展望は抜群だ。
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奥穂高岳~吊尾根~前穂高岳
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独標の下りは足場が多いとはいえ慎重に。
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いくつかある小さなピークを越えていくのが面白く、急な登りを終えるとピラミッドピーク2740mには簡単に着いてしまう。
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ブロッケン現象とは得をした気分になってくる。
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小休止して西穂を目指しましょう。
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またしてもブロッケン現象が現れる。
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ダイコンソウ
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イワツメグサ
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ナナカマド
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チシマギキョウ
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振り返って見える三角はピラミッドピーク。
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前方には西穂の山頂が大きく迫ってくる。
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ところがアップダウンを繰り返すから、見た目よりも時間がかかる西穂の稜線である。
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残り標高差50mほどになってきた。
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山頂直下にあるスラブ状は小さなスタンスがあり、しかもフリクションが効くので安心だ。
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あと10mで山頂ですよ~!
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ギリギリで奥穂高岳の展望に間に合って、7月に越えて行ったジャンダルムが頭を出している。
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やがてガスに隠れてしまうとはラッキーと言うべきか・・・!?
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Fさんは今日の女性登頂者では最高齢じゃないのかな?
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山頂直下の下りは滑落と落石に要注意で、クサリがあっても不思議ではない場所である。
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イワベンケイ
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西穂の稜線は本当にギザギザ岩稜の連続だ。
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西穂高岳は山頂がⅠ峰になっていて、8峰に数えられるピラミッドピークまで戻ってきた。
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ちなみに独標は11峰になることから、西穂山頂まではアップダウンが多いことが肯ける。

岳沢は紅葉が始まっている。
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明神岳
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紅葉も綺麗だけど足元には気をつけて。
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西穂は独標までの人がほとんどで、当然のことながら下りは渋滞になっている。
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ガラガラの道を下りきり山頂方向を振り返る。
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西穂山荘
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ナナカマドの赤い実が澄んだ秋の空に鮮やかだ。
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P2171付近から歩いた岩稜を眺められるとは嬉しいね。
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西穂高岳~ピラミッドピーク~独標
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白出沢出合から西穂高岳に突き上げる北西尾根上部も見えていて、厳冬の思い出になっているのは単独で登った37年もの昔話。
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今宵の宿“うちのペンション”
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24時間OKの露天風呂。
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夕食まで待てないのは風呂上りのビールだね・・・西穂高岳登頂に乾杯だ~♪
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なんと言っても楽しみは夕食で、飛騨牛しゃぶしゃぶボリュームたっぷり。
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ニジマス
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冷酒も美味しいし。
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9月22日(火祝)天候:晴れ
うちのペンションからは焼岳が眺められ玄関前の庭には足湯もある。
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一ヶ月前に登った笠ヶ岳や抜戸岳の眺めもあり、45年前に下ったクリヤの頭とクリヤ谷も見えている。
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今日は白川郷を観光して帰る予定。
ところが白川郷ICでの渋滞が猛烈で、動かぬ車に嫌気がさしUターンして帰りました。
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by nakatuminesan | 2015-09-23 09:08 | 山行報告(中級) | Comments(0)

黒部五郎岳2840m   

2015年 09月 19日

黒部川源流域の山々は北アルプスの中でも最奥部にある。
そのため山屋にとり神秘の思いというか、源流と聞くだけでも心に響く何かを感じてしまう。

名前の由来は地形から付けられたようである。
黒部五郎岳には巨岩がゴロゴロしており、そういう岩場を「ゴーロ」と呼び当て字が「五郎」らしい。
東面にある雄大なカール地形が知られていて、そのカールが黒部五郎岳を有名にしたと言ってもよさそうだ。
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カールには雪渓とお花畑のみならず、氷河で滑らかにされたロシュ・ムトンネ(羊群岩)なども見られ、日本のカール地形には珍しいとされている。
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45年ぶりとなる黒部五郎岳に登ったのは先日のことである。
そのカール地形を抱いた山容を考えると、最も特徴的かつ美しく見られる場所は鷲羽岳だと思っていた。
あいにく鷲羽岳を越える日はガスと強風で、ゆっくり休憩することさえ許されない天候だったことは残念である。
雲ノ平からの眺めにも期待はしたものの、光線の具合で満足のゆく姿には映らなかった。
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しかし今回の黒部源流の山旅にはもう一つの楽しみがあった。
すでに84年もの昔のことになるが、あの加藤文太郎が歩いたルートだからである。
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“単独行”はもう何十回も読んだこともあり、文太郎がアイゼンをつけた場所やスキーを使った斜面は頭に入っていた。
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その場所を確認しながら歩き通過することで、さらに黒部源流は楽しい山旅になったのである。
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おまけは今朝の旭ヶ丸~高鉾山。
空気が爽やかで風も涼しく、汗もかくことなく快適な里山でした。
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by nakatuminesan | 2015-09-19 18:22 | 日本の山 | Comments(0)

2015.9.11~15 雲ノ平~鷲羽岳2924m~三俣蓮華岳2841m~黒部五郎岳2840m   

2015年 09月 16日

黒部川の源流域を周回してきました。
すでに高山では紅葉が始まっていて、槍穂高連峰の眺めも満喫できた山旅になりました。
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9月11日(金)天候:雨
折立12:50・・・14:30三角点1870.6m・・・16:00五光岩ベンチ・・・16:40太郎平小屋(泊)

早ければ6日の出発を予定していた黒部川源流の山旅である。
ところが秋雨前線や台風の影響で延び延びになり、ついに出発は最終の11日になってしまう。
しかし長い間の忍従が報いられたことに全員が大喜びである。

富山に着くと雨は止むけれど、山に入ると再び降りはじめる。
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山は大好きだが雨は歓迎したくない。
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樹種によっては紅葉が始まっている。
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ひたすら樹林の登りが続くと三角点1870.6mに着き、今日の行程の半分ちかくが終わったことになる。
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晴れていれば剱岳や立山を望める場所なのに、きっと帰りは眺められるにちがいない。
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森林限界を抜けると草紅葉が始まっていて、散歩中のライチョウたちが歓迎してくれる。
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五光岩ベンチまで登れば太郎平小屋までは2キロ。
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急に元気が出てくるようだしライチョウが応援してくれる。
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太郎平小屋
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さっそく快適な暖かい乾燥室で生ビール。
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乾杯は入山祝だね。
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夜になると富山の町に灯りが輝いて、明日の好天は約束されたも同然だ。
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9月12日(土)天候:晴れ
太郎平小屋6:15・・・8:25薬師沢小屋8:35・・・10:25標高2350m・・・11:00アラスカ庭園・・・11:30奥日本庭園・・・11:50雲ノ平山荘12:30・・・14:00祖父岳14:10・・・14:55岩苔乗越・・・15:20ワリモ北分岐・・・16:10水晶小屋(泊)

朝焼けした雲が薬師岳の上空に現れるのは5時を少し過ぎたころであり、真夏に比べると夜明けの遅くなったことが感じられる。
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左から水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳と連なっている。
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今は雲が多いが青空になるのは確実で、全員に気合の入っていることが伝わってくるようだ。
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三俣蓮華岳~黒部五郎岳
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薬師岳
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山々を眺めながら下っていくと薬師沢本流だ。
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朝露で濡れている木橋は要注意。
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緩やかな薬師沢右岸の道は笹に覆われていて快適だ。
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左俣を過ぎると正面に山頂を見せているのは黒部五郎岳。
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昔から河童が住んでいるとの伝説があったカベッケガ原で小休止。
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薬師沢小屋
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黒部川下流側でビバークしたのは18歳の夏、剱岳から穂高岳への単独縦走のときだから47年も昔の物語。
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吊橋を渡り鉄ハシゴを下れば雲ノ平への急登が始まる。
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標高差が450mあるだけじゃなく足元が悪いので、ゆっくり3ピッチで登ることにしますからね。
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展望のない面白くもない登りに加え、ゴゼンタチバナやツリバナぐらいしかない。
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30センチ大もあるマスタケを発見し、退屈で単調な登りの気晴らしになる?
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標高2400m付近から展望が広がりはじめ、緩やかな稜線の北ノ俣岳を眺めながら休憩しよう。
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大きな樹木のない雲ノ平はハイマツに覆われていて、前方に見えている緑のピークは祖父岳だ。
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アラスカ庭園から正面には水晶岳が見えるようになり、左に連なる赤牛岳までは緩やかな稜線が連なっている。
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三俣蓮華岳の右後方に双六岳が山頂部を見せていて、左の鞍部越しに眺められるのは北鎌尾根の独標である。
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黒部五郎岳が全容を現すようになり、左に離れた稜線の後方には笠ヶ岳の山頂だ。
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立山の左には剱岳が三角の山頂部を見せていて、右後方はるか遠くには白馬岳も眺められる。
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双耳峰をなす水晶岳2986mは剣岳に次ぐ標高23位の高峰である。
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三俣蓮華岳の左後方に槍ヶ岳が姿を現すと、さすが人気の山だけあって大騒ぎになってくる。
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ナナカマド
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どこから眺めても薬師岳は大きな山だと実感できる。
愛知大学の13人全員が遭難死した長い東南尾根が手前に延びていて、1963年(昭和38)1月2日に起きた愛大の遭難現場である。
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雲ノ平には日本庭園にはじまりギリシャ、スイス、奥スイス、アラスカ、アルプス、奥日本、祖父と呼ばれる八つの名称が付けられた庭園がある。
47年ぶりに訪れた雲ノ平であるが、山岳展望は期待を裏切らない。
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奥日本庭園からは赤牛岳の眺めがすばらしく、まさに雲ノ平はアルプスの楽園だといえそうだ。
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チングルマの穂が風に揺れていて、7月ごろだと花の絨毯が見られることだろう。
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ミヤマリンドウ
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雲ノ平山荘で昼ごはん。
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祖父岳に向かって出発だ。
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水晶岳が大きく迫ってくる。
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北方には黒部の谷が広がっていて、樹林に囲まれた高天原山荘の赤い屋根が小さく見えている。
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雪を残した黒部五郎岳のカール地形が分かるようになる。
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祖父岳に立つと槍穂高連峰の眺めがすばらしいですよ~ 皆さん1時間後をお楽しみに登りましょう。
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こんな天気に出てくると危険だよライチョウさん。
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祖父岳(じいだけ2825m)の山頂は槍穂高連峰の展望台。
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なぜかナキウサギになってしまうんだね~♪
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鷲羽岳とワリモ岳
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水晶岳が形を変えた姿になり、赤牛岳の遠く向こうには立山と剱岳。
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チングルマとチシマギキョウかな?
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ヨツバシオガマ
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ウサギギク
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岩苔乗越から見上げるワリモ岳が青空に映えている。
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ワリモ北分岐から北へ進むと水晶小屋があり、ワリモ岳と鷲羽岳は南の方向にある。
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すでにダイコンソウは秋の色になっていて、ウラシマツツジも真っ赤に染まっている。
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水晶小屋の屋根越しに眺められるのは烏帽子岳や針ノ木岳だ。
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今日は10時間行動よく歩きましたね。
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まずはビールだね。
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女子会おおいに盛り上がっている。
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野口五郎岳
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烏帽子岳や針ノ木岳の遠く後方に見えているのは白馬岳。
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今回の参加者7人のうち3人は北鎌尾根から西穂高岳をトレースしていて、どうしても荒々しい北鎌から西穂の岩稜に目が向けられてしまう。
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二階は気をつけないと頭をぶつけそうだが、雰囲気のいい灯りがあるしザックをかけるフックもあるのが有難い。
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水晶小屋は定員30名の小さな山小屋であり、若い男性1名と女性2名で切り盛りしている。
天水に頼る小屋の夕食はカレーライスが定番なのだろうか。
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明日は前線の通過が予想され、長野県北部中部は曇り一時雨50%になっている。
朝から風雨であれば水晶岳登頂は難しく、三俣山荘まで行程を進めることが先決となるだろう。



9月13日(日)天候:ガス&強風
水晶小屋6:20・・・7:15ワリモ岳・・・7:50鷲羽岳・・・8:50三俣山荘9:45・・・10:55三俣蓮華岳11:05・・・12:50黒部五郎小屋(泊)

昨夜は強い風に何度も目が覚めた。
雨は降っていないが風は10m平均ありそうで、水晶岳の山頂往復には2時間を必要とするだろう。
今日は黒部五郎小屋までの行程になっていて、降られる前には三俣山荘に着きたいから水晶岳登頂は諦める。

強風と防寒対策として雨具の上下を装着して出発する。
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風は右(西)から吹きつけていて、強いときは15m近くあり身体が倒れそうになる。
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ワリモ岳山頂は縦走路から外れているが、たったの10mの登りだから踏みに行こう。
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ワリモ岳2888mに登頂だ。
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雨になるまでに鷲羽岳を越えたくて、写真を撮ったら行動を開始する。
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下り始めは小さな岩場になっているが、ロープが張られているので問題はない。
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左(東)側はワリモ沢まで急斜面になっていて、風に飛ばされないように注意が必要だ。
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日本百名山に入っている鷲羽岳2924mに登頂する。
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三俣山荘までは標高差約400mの下りである。
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標高2700m付近でガスから抜け出すと、前方には三俣山荘の赤い屋根が緑のハイマツに鮮やかだ。
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振り返ると鷲羽岳の山頂はガスに隠れたままである。
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三俣山荘は二階が喫茶室になっていて、靴のままで入れるから有難い。
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ラーメン(1100円)が美味しいよ。
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女子会6名はレギュラーコーヒー&ケーキセット(1200円)に嬉しそう。
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三俣蓮華岳直下の標高2750mは鞍部ではないけど、なぜだか三俣峠という標識が立っている。
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ガラ場状をひと登りで三俣蓮華岳2841mに登頂する。
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展望のないことが残念だが意外と風が弱く、富山・岐阜・長野の三県にまたがる秀峰の登頂を素直に喜ぼう。

富山岐阜県境稜線も強い風は吹いていなく、標高2500m付近から樹林帯に入っていく。
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今日は雨を覚悟していたが、降られることなく黒部五郎小屋に到着する。
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雨に降られなくて良かった良かった!
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あ~でもない こ~であると延々と続くお喋り楽しいね。
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阿波弁を隣で聞いていた男性が仲間入り。
聞くと奈良に住んでいるが池田高校出身のTさんだ。
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ちょっと飲んで昼寝のつもりだったのに、なんと3時間もの飲み会になってしまったよ。
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夕方になるとガスが晴れはじめ、明日は快晴になるのは確実だ。
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夕食はテンプラ&ソバと美味しいが、もうビールは腹には入らなくなっている。
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天気図からして雨にならなかったのが不思議なぐらいで、いかに日頃の行いが良いかということであろう。
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9月14日(月)天候:快晴
黒部五郎小屋5:50・・・9:00黒部五郎岳9:30・・・10:15鞍部2515m10:50・・・11:30中俣乗越・・・12:20赤木岳12:35・・・13:25北ノ俣岳13:35・・・15:25太郎平小屋(泊)

黒部五郎岳が朝日に焼ける快晴の空が広がっていて、のんびりコーヒーを飲んで出発しよう。
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気温は0度まで冷え込んだため霜で真っ白になっている。
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100mほど登ると日が当たりはじめた尾根に乗り、チングルマが朝の日を受けて輝いている。
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奥深い黒部の山々を写真に収めながら、こんな好天日こそゆっくり歩かなければ損というものだ。
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黒部五郎岳は東面にカール地形があることで知られている。
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薬師岳も存在感ある大きな山ではある。
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しかし最も風格を備えた山は黒部五郎岳だと思っていて、黒部の盟主というにふさわしいと勝手に決めている。
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稜線ルートはちょっとした岩場の通過が面白い。
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先ほどから穂高の岩稜帯は見えていたが、やっと双六岳の後に槍ヶ岳の穂先が姿を現した。
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稜線は変化があり楽しいルートである。
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少しずつ山頂が迫ってくるけれど、急ぐこともないので槍穂高連峰を眺めながら小休止。
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山頂直下まで登ってきた。
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日本百名山の一座に数えられる黒部五郎岳2840mに登れたね~♪
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まさに山頂は槍ヶ岳から西穂高岳の展望台である。
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抜戸岳の右後方には中央アルプスが、そして左後方に眺められるのは南アルプス南部の山並みだ。
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立山の左奥には剱岳を望むことができ、右後方遠くは後立山連峰の五竜岳から白馬岳まで見えている。
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もちろん雲ノ平と水晶岳は見飽きるほどである。
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越えてきたワリモ岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳が連なっている。
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笠ヶ岳の右後方は乗鞍岳と御嶽山。
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白山
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奥深い黒部の源流まで来ているのだから、山ばかり見えているのは当たり前。
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阿波弁で話していると徳島出身の男性から声をかけられる。
聞くとお母上とT子さんが知り合いで、山ばかりだという黒部のなんと狭いこと。
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ここで太郎平小屋に宿泊予約を入れる。
そして薬師岳山荘のラクパに電話をかけ、15時30分までに太郎平小屋に着くと伝える。

北ノ俣岳までは気持ちのよさそうな広い稜線が続いている。
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70mほど下るとカールからの道と合流し、北ノ俣岳や薬師岳を眺めながらの下りは快適だ。
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黒部五郎岳を振り返る。
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昼ごはん処は鞍部2515mがよさそうで、気分は完全リラックスモードになっている。
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ゆるやかに登ってゆくと赤木岳と北ノ俣岳が近づいてきて、振り返ると黒部五郎岳が遠くなってゆく。
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赤木岳2622m
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雲ノ平の後は水晶岳~ワリモ岳~鷲羽岳
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ついに北ノ俣岳2662mに登頂する。
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あとは大きな薬師岳を正面にして下ってゆけばいい。
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緩やかな太郎山2373mを越えたら太郎平小屋までは5分。
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15時30分にラクパがやってくる。
ゴーキョピークのときカトマンズで会って以来だから5ヶ月ぶりの再会だ。
彼は2013年秋のヒマラヤ・タシカンⅠ峰6386mのクライミングシェルパである。
一緒に登頂したのは2013年10月13日だ。
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また2005年秋のツクチェ・ピーク6837mを一緒に登頂したギャルツェンの息子である。

昨年と同じように7月上旬から薬師岳山荘で働いており、26日にはカトマンズへ帰るそうだ。
まだ24歳と若いシェルパだが、19歳のときマカルーに登頂している。
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全員で乾杯しよう!
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差し入れの日本酒「薬師岳」も登場し、日本語が上手でよく気がつく若者である。
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太郎平小屋にはビシャールというネパール人がいて、夏場だけ働いているが13年目になるという。
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ついに最後の夜になりました。
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夕食後は伊藤孝一隊の山岳映像記録が紹介された・・・2010年7月5日の記事を参考に。
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9月15日(火)天候:快晴
太郎平小屋6:25・・・7:10五光石ベンチ・・・8:25三角点1870.6m・・・9:50折立

厨房ではラクパが手伝っている。
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荷揚げヘリが間違えて薬師岳山荘に野菜を送り、昨日の彼は荷下げ役だったようである。

再会を約束してお別れだ。
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我々を見送るとラクパは薬師岳山荘に戻り、1週間後には山を去りネパールへ帰るのだ。
28日からはカンチェンジュンガ方面のトレッキングの仕事が待っている。
我々の足で薬師岳山荘まで2時間だが、彼は40分もあれば駆け登ってしまう。

初日は残念だったが有峰湖や剱岳から奥大日岳の眺めを楽しもう。
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ホテル森の風で5日間の汗を流し、無事に終わった黒部源流の山旅に乾杯だ。
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参加していただいた皆さんお疲れさまでした。
よく喋り笑い飲んだ楽しい5日間でした。

by nakatuminesan | 2015-09-16 07:43 | 山行報告(中級) | Comments(8)

9月の計画(2)   

2015年 09月 10日

9月18日(金)・・・樫戸丸(初級 行動3時間)集合:文化の森8時

★群生したトリカブトの花が見ごろとなる時季になりました。
TEL:090-7782-6031
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by nakatuminesan | 2015-09-10 17:30 | 募集企画 | Comments(0)

久しぶりの散歩   

2015年 09月 09日

広がる青空に誘われて散歩に出るのは久々だ。
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なんとヒガンバナが咲きはじめていて、やけに今年は早いような気がしないでもない。
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ススキだって早くない?
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おいおい草の中にいないと踏まれるよ!
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センニンソウ
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二月半ぐらい先には干し柿をしなければ。
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アケビがぶら下がっているけれど、まだ青いし熟した頃になっても届かない。
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台風15号のあとから長く続いた秋雨前線による悪天候。
日本海に抜けた台風18号と共に終わってくれそうな気配になってきました。
今週末には秋雨前線が消滅した予想天気図になっていて、大陸から高気圧が張り出してきそうですよ。
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by nakatuminesan | 2015-09-09 15:42 | 四季 | Comments(0)

オプティマス8R   

2015年 09月 08日

今はガスバーナーしか持っていきませんが、昔はガソリンコンロを使っていました。

そのコンロは形から“弁当箱”とも呼ばれていたオプティマス8Rでした。
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燃料は煤が出ない白ガス(ホワイトガソリン)を使っていましたが、説明書によれば無鉛ガソリンでも大丈夫らしい。
学生時代から続いた冬山単独行で愛用し、かれこれ20年以上にわたり相棒となっていた。
コンパクト(13cm×13cm×8cm)な形でパッキングしやすく気に入っていた。
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重量800gで燃料タンクは160ccと小さいが、50分間燃焼させられるので朝夕の食事には十分事足りていて、夕食が終わったあと満タンにするのが日課でした。

蓋を開けてハンドルを付けた状態です。
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ガソリンを気化させるためにはバーナーを温めることが必要で、最も安全な固形燃料のメタを使います。
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1センチぐらいのメタに火をつけてバーナーを加熱中。
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メタの炎が残っている状態の1分間ぐらいで気化するので、あとはハンドルを回してやると簡単に着火します。
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初めのうちは赤い炎で火力も弱めですが、すぐに青い炎になって燃焼は完璧です。
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出番のないオプティマス8Rになってしまいましたが、昔を懐かしんで使ってみるのも楽しそうです。

by nakatuminesan | 2015-09-08 13:39 | 昔むかし | Comments(2)

10月の計画案   

2015年 09月 07日

①石鎚山東稜「愛媛」(中級 行動6時間)集合:文化の森5時

②仙現丸~影五郎(中級 行動6時間)集合:文化の森6時

③ニクブチ峠~一ノ森~東尾根(中級 行動6時間)集合:文化の森6時

④天狗塚~牛の背(中級 行動6時間)集合:文化の森6時

⑤寒風山~笹ヶ峰「愛媛・高知」(中級 行動6時間)集合:文化の森6時

⑥夏切山~青ノ塔~青ノ峠(中級 行動6時間)集合:文化の森6時

⑦塩塚峰(初級 行動3時間)集合:文化の森8時

⑧千本山「高知」(初級 行動4時間)集合:文化の森6時

★10月の中旬からは四国の山でも紅葉の季節となります。
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by nakatuminesan | 2015-09-07 17:45 | 募集企画 | Comments(2)