カテゴリ:山行報告(上級)( 8 )   

2016.7.22~26 西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~北穂高岳~大キレット~槍ヶ岳(後編)   

2016年 07月 27日

7月24日(日) 天候:晴れのち曇り
穂高岳山荘6:35・・・7:05涸沢岳7:20・・・8:00涸沢槍の肩・・・9:00最低コル・・・10:40北穂高岳 北穂高小屋(泊)

5時前になると常念岳から朝日が昇りはじめ、今日も午前中の好天は約束されている。
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今日と明日は昨日のような天気になりそうで、南岳小屋に泊る予定を北穂高小屋に変更する。
そうすれば昨日の疲労も取れるし休養になるだろう。

朝食後はコーヒーを飲んでのんびり出発する。
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涸沢岳3110mに立つと北穂高岳が眺められ、大キレットの向こうには槍ヶ岳が聳えている。
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遠く白馬岳や鹿島槍ヶ岳の眺めもある好天だ。
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越えてきた西穂高岳からジャンダルムが見えるとは、朝からお年玉をもらった気分になってくる。
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奥穂高岳~ロバの耳~ジャンダルム
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笠ヶ岳~抜戸岳
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前穂高岳の遠く後方には南アルプス全山が眺められ、その左端には富士山も姿を現している。
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今日もいい天気に恵まれるとはラッキーで、のんびり北穂高岳までの岩尾根を楽しもう。
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北穂高岳までの直線距離はたったの1キロだが、昨日と同じように岩稜やクサリ場が多くて3時間ぐらいかかりそう。

いきなり涸沢側の凹型を急降下すればミヤマオダマキが咲いている。
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どんどん高度を下げていくと花畑が広がっている。
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ハクサンイチゲやイワカガミにイワベンケイ
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涸沢槍との鞍部には雪が残っていて、眺めるピークは前穂高岳と北尾根だ。
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涸沢槍の肩を越えるとクサリの急降下。
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昨日は岩稜を長時間行動したので慣れたものだし余裕の表情だね。
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とはいえ気の抜けない下りが続いている。
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涸沢カールと島のようなライオン岩を見下ろせる。
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前方に北穂高岳を見上げるようになってきて、振り返ると越えてきた涸沢岳も高くなっている。
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最低コル
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ウスユキソウにイワベンケイとヨツバシオガマ
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チシマギキョウとシコタンソウやイワキンバイ
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滝谷側に回りこむと南峰が迫ってくるようだ。
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これは厳冬期の様子。
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日陰になっている滝谷側は岩が冷たくて気持ちいい。
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こんな簡単な岩場はつまらない?
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北穂高岳の山頂には何人かが立っているけれど、岩稜通しは無理なので30m下るあたりが憎らしい。
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涸沢からの南稜ルートと合流すると雪が残っている。
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松濤岩を見上げながら石段を一息で北穂高岳に到着だ。
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小屋に着くなり乾杯するのは宗教的行事みたいになっている。
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乾いた喉が潤えば昼ごはん。
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みなさんカレーライスでゴリラは醤油ラーメン。
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クモマミミナグサとは舌を噛みそうだよ。
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やはり夏だから午後は雲が増えてきて、前穂高岳は姿を見せるが槍ヶ岳は現れない。
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早くも来年の縦走ルートを相談中。
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ちょっと昼寝をしたあとは楽しい夕食が待っている。
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夕方の5時からとは山登りは健康的だと勝手に決めていて、ぐいっと生ビールのお次は日本酒かい!?
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さあ明日はいよいよ大キレットだ。


7月25日(月) 天候:晴れのち曇りのち雨
北穂高小屋5:45・・・7:10飛騨泣き・・・7:50A沢コル・・・8:15長谷川ピーク・・・9:00大キレット最低コル・・・10:15南岳小屋11:10・・・11:20南岳・・・12:15水場・・・12:45中岳・・・13:40大喰岳・・・14:00飛騨乗越・・・14:15槍ヶ岳山荘(泊)

しっかり朝ごはんを腹に詰め込んで出発しよう。
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雲は多目だが昼まで雨になることはなさそうだし、最終ピークとなる槍ヶ岳が招いている。
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いきなりの急降下に備えて十分過ぎるほどストレッチをしたけれど、まだ暖気運転中なので身体がぎこちない。
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100mほど下るとハクサンイチゲが咲いている。
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ヤマハハコ?
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チングルマ
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槍ヶ岳が待っている。
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小さなリッジを越えると滝谷の岩場を眺める展望台がある。
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第一尾根やクラック尾根を眺められ、45年前は攀じていたと言っても信用してもらえないかな?
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一箇所だけハイウェイみたいな道になり、振り返ると北穂高小屋が小さく見えている。
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タテヤマリンドウ
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やがて槍の穂先が隠れそうになり、落石注意のクサリ場を急降下する。
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リッジは横尾本谷側を通過する。
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もうあの壁は登れない。
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これは厳冬の様子です。
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みなさ~ん、ここから先はお喋り禁物ですよ。
なぜなら難所といわれる“飛騨泣き”を通過するからで、毎年のように事故が発生する場所だからです。
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鎖と足場が設置されてはいるが下りなので慎重に。
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気の抜けない下りが続いているけれど、昨日の休養も手伝って余裕が見られます。
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やがて長谷川ピーク2841mと同高度になり、後方には三俣蓮華岳や薬師岳までの展望が広がっている。
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この赤茶けた岩まで下れば危険地帯は終わったことになり、A沢コルに降り立てばゴリラの小さな胸は一安心。
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バリエーション・ルートとされる涸沢岳北西尾根が眺められ、今はなき岳友との山行きを思い出している。
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奥穂高岳からジャンダルムを越えて西穂高岳まで縦走したときのことであり、1979年の冬だったから37年も昔の物語になってしまったなぁ。

長谷川ピークは簡単ですからクサリは使わず登ってください。
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クサリに触れたら生ビールを奢ってもらいますよ。
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長谷川ピーク
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ここから眺める南岳は堂々とした姿を誇っているけれど、あたいたちにとっては余裕の登りになりそうよ。
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長谷川ピークの下りは簡単で、両手で岩を掴まないので物足りない?
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振り返ると北穂高岳が遠ざかり、長谷川ピークの左後方にはドームの岩峰が見えている。
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急ぐこともないので最低コルで小休止して、南岳小屋までの標高差230mを2ピッチで登ります。
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ジャンダルム越えに比べて大キレットは難易度が低いので、行き交う人も多くて一番の注意点は落石である。

ハシゴとクサリを使って高度を上げてゆく。
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ダイコンソウ
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ヨツバシオガマ
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南岳小屋
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ここから先はヘルメットとハーネスは要りません。
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牛丼の昼ごはんで槍ヶ岳山荘まで楽勝じゃん。
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3時間ほど歩けば槍ヶ岳山荘ですよ。
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南岳を過ぎるとハイウェイになるけれど、ガスで山は見えないが花は咲いている。
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イワカガミ
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チングルマ
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バイカオウレン
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昨年はアイスコーヒーを楽しんだ中岳の水場は涸れている。
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小さな残雪を右目で睨みながら登れば中岳の山頂だ。
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ハシゴを下りてゆくと若者が駆け上がってくる。
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「槍ヶ岳山荘の方ですか?」
「はい、休憩時間が長ければ南岳小屋まで走るんですけれど。北穂高小屋からですか速いですね」
よほど年寄りに見られたものだとムカついたが
「枡酒頼むけんサービスしてよ~」

イワツメグサとクモマグサ
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チシマギキョウとヤマハハコ?
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花ではなくライチョウですよ。
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大喰岳に着いたころから小雨になり、今回の山行で初めて雨具を装着する。
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ついに槍ヶ岳山荘に到着する。
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槍の穂先はガスに煙って見えないし、山頂に立ったところで展望はないので止めておく。
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まずは縦走の成功を祝って皆で乾杯しよう!
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一瞬だが穂先が姿を見せることもあったが、ほとんどの登山者は諦めているようである。
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同部屋には上高地から登ってきたという6人グループがいて、展望がないのでガスの穂先には立たなかったそうだ。
西穂から縦走してきたという我々の行動を知り驚いた表情をしていた。
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5時からの夕食が盛り上がったのは当たり前。
念願だった西穂高岳から槍ヶ岳の縦走を祝ってワインでオメデトウ~♪
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右回りにメンバー紹介・・・
Aさん・・・昨年の北鎌尾根をご一緒した。
一昨年に続きジャンダルムと大キレットは2度目(ルートは逆で前回は南岳⇒西穂高岳)。

Uさん・・・一度は走破したいルートであったそうだ。
山友のAさんに刺激されたのか太鼓判をもらっての参加。

Oさん・・・昨年秋の黒部源流の山旅に続き二度目の北アルプス。
はやくも来年の計画を練るなど山にのめり込みそう。

Yさん・・・どうしても歩いておきたいルートがジャンダルムから大キレットだった。
今回と逆ルートにも意欲がありそうかな。

A氏・・・・Aさんと一緒に昨年の北鎌尾根をご一緒した。
昨年の北海道では酒豪ぶりを発揮し、好物は山なのか酒なんだか分からない。

ジャンダルムと大キレットを越えたいが皆さん共通の目標であり、岩場での身のこなしは見事でした。

中岳で会ったアルバイトのお兄さん、枡酒は溢れるほどサービスしてよ。
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ビールにワインと続いて枡酒でも乾杯だ。
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今回の山行中では午前中は晴れ間が広がったが、午後は曇りやガスに巻かれる天気になりました。
太平洋高気圧ではなくオホーツク海から張り出す高気圧でした。
日を追うごとに張り出しが弱くなり、ジャンダルムと大キレットを越える日が晴れてよかったです。
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めでたし目出度し~(^-^)v


7月26日(火) 天候:雨
槍ヶ岳山荘5:40・・・5:50飛騨乗越・・・6:45千丈沢乗越分岐・・・8:25槍平小屋8:40・・・9:40滝谷出合・・・10:10チビ谷・・・11:15白出沢出合・・・12:00穂高平小屋12:15・・・13:15新穂高温泉

最終日の今日は雨降りの下山となってしまう。
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しかし予報よりも天気は良好だったので、日頃の行いがいいからだと全員が思っているに違いない。

飛騨沢にはシナノキンバイやハクサンイチゲが咲き乱れ、単調な道をゆっくり高度を下げてゆけばいい。
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コオニユリ
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トリカブト
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1時間ほどで救急箱が設置されている千丈沢乗越分岐に着く。
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カメラを出し入れしていると水滴のせいか画像がピンボケになってしまう。
これはトモエシオガマですよ。
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レイジンソウ
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水場を過ぎたヌガサソウが咲く場所を知っていて、毎年のように通るから自分の庭みたいになっている。
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イチヤクソウ
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槍平小屋で熱いコーヒーとどら焼きで小腹を満たそう。
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すぐに増水して渡渉できなくなる南沢だけど、今日の雨量ではまったく心配無用。
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クガイソウ
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滝谷出合から見上げる北穂高岳は雲に覆われている。
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なんの心配もなく渡ることができる。
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ホトトギス
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積雪期には雪崩注意のチビ谷。
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ソバナ
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単調な歩きに飽きてくると白出沢だ。
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ここからは林道歩きが待っていて、岩稜じゃないので転んでも大怪我はしません。
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穂高平小屋でコーラを飲んで生き返る。
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ヤマブドウ
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カモシカ号が待つ新穂高の駐車場に無事下山。
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ひらゆの森で5日間の汗を流し、遅い昼ご飯を食べて帰りました。
わ~ピンボケごめんなさい。
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参加していただいたメンバーの皆さんお疲れさまでした。
難ルートとされる岩稜縦走の山行でしたが、予想よりも天候に恵まれ楽しい5日間でした。

by nakatuminesan | 2016-07-27 18:42 | 山行報告(上級) | Comments(2)

2016.7.22~26 西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~北穂高岳~大キレット~槍ヶ岳(前編)   

2016年 07月 27日

スリルと大展望のジャンダルムと大キレット越えでした。
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7月22日(金) 天候:曇り時々晴れ
西穂高口駅14:20・・・15:45西穂山荘(泊)
毎度おなじみになってきた高山のレストランのランチセット1500円は高くない。
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新穂高の駐車場を出発する。
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独標とピラミッドピークは見えているが、西穂高岳の山頂は雲に覆われている。
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西穂山荘に着くなり入山祝をして、明日からの岩稜縦走を楽しみましょう。
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夕食の味はまずまずといったところ。
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7月23日(土) 天候:晴れのち曇り
西穂山荘4:30・・・4:50丸山・・・6:00独標・・・6:35ピラミッドピーク・・・7:40西穂高岳7:55・・・9:20間ノ岳9:30・・・10:40天狗の頭・・・11:05天狗のコル11:35・・・13:25ジャンダルム13:35・・・ロバの耳トラバース・・・15:30馬の背・・・15:55奥穂高岳16:10・・・16:50穂高岳山荘(泊)

今日は12時間行動になることは確実で、ヘッドランプを相棒にして4時半に出発する。
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ひと登りすれば独標~ピラミッドピーク~西穂高岳の眺めが広がっている。
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後方に見えるのは霞沢岳。
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第一のピークは丸山だ。
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独標の手前でオニギリの朝食だ。
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独標
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ウサギギク
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ダイコンソウ
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独標
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さあ岩稜縦走の始まりだ。
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ガスで見えなかったピラミッドピークが姿を現しはじめる。
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水1.5Lが入ったザックは各自10キロぐらいあり、バランスを崩さないように進みましょう。
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ピラミッドピークに立つと西穂高岳は目の前になってくる。
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奥穂高岳~前穂高岳
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ぽっかり乗鞍岳が雲海に浮かんでいて、どうだい我々は雲の上の人になっている。
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笠ヶ岳や黒部五郎岳も見えていて、ちょっと心配だったが天気は申し分ない。
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ちょっと薄いがブロッケン現象が現れる。
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コケモモが可愛い花を咲かせている。
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ライチョウさんグッドモーニング
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いくつものピークを越えていくのが面白く、やがて積雪期の下りにはザイルを使う山頂直下のスラブ状。
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西穂高岳登頂!
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眺めは目標地点となる槍ヶ岳まで広がっていて、三日間かけての大縦走の始まりである。
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昨年の秋に歩いた黒部源流の山々も懐かしい。
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奥穂高岳~前穂高岳
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奥穂高岳までは直線距離で2キロしかないけれど、コースタイムの6時間半を8時間かけて慎重に進みます。

さあ目指すジャンダルムに向かって出発だ。
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ダイモンジソウ
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奥穂高岳へは間ノ岳と天狗の頭を越えてゆく。
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三点確保をしっかり守っていれば問題ないアップダウンが連続する。
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間ノ岳2907m
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後方のピークは西穂高岳
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奥穂高岳
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恐そうな下りだが鎖があるし足場は安定している。
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間ノ岳を振り返るとなかなか素敵なピークじゃないか。
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なにも岩だけじゃなくイワウメやイワヒゲが咲いている。
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天狗の頭といえば逆層スラブが有名で、長いクサリがあるしフリクションが効くので簡単だ。
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リッジに乗ればすぐに天狗の頭(天狗岳)2909mに立てる。
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天狗の頭からは恐そうな岩場を下っているように見えるけれど、見た目より簡単で積み木を下る感じ。
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クサリにぶら下がるように降りると中間地点となる天狗のコルである。
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どら焼きとコーヒーで腹ごしらえしよう。
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ここからジャンダルムまでの標高差は350mあり、この登りを頑張るとバテる原因になるから急がない。

乾いた岩稜の登りは快適そのものだ。
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恐~いクワバラ> <。
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ジェードル状の下でガイドを加えた4人パーティーを追い越してしまう。
カモシカ隊が天狗のコルで昼食中、先行することになった4人組である。
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快適な岩稜が続くので面白くて仕方がないのはゴリラだけではないだろう。
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ジャーン! ジャンダルムがガスに浮かんでいる。
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これは雪ですよ。
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基部にはクサリが設置されていて、ザックをデポして5分でジャンダルム3163mに登頂する。
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ジャンダルムは信州側に立派なトラバース道があるしイワキンバイも咲いている。
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ロバの耳は肩に登ったあと下りが始まるようになる。
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振り返るとジャンダルムがガスに浮かんでいる。
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ロバの耳の飛騨側の下りは足場の確認が難しく、今回はロープを出すので安心してください。
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クライマーAさんは懸垂下降する・・・カッコいいじゃん。
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次なる難所はクサリがあるので安心だ。
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ジャンダルムとロバの耳
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下りきるとガラガラの登りが70mぐらいあり、疲れもピークだけど阿波女の頑張り処ですよ。
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奥穂高岳の山頂までは直線距離で200mに迫り、ちょっと伸ばせば手が届きそうになってくる。
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ところが登頂するには馬の背と呼ばれる岩のリッジが待ち受ける。
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ホールドとスタンスはたくさんありますから簡単に登れます。
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とはいえ見ている方が恐くなる。
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ヒョヘー;﹏;
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攀じること20mぐらいで山頂が目の前だ。
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あとは簡単な岩稜を歩くだけになり、もっぱら話題はビールに絞られる。
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ヤッタネ! 西穂からジャンダルムを越えて奥穂高岳に登頂だ!
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明日は越えてゆく涸沢岳と北穂高岳が目の前に眺められる。
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クモマグサ
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真下に穂高岳山荘が見えている。
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最後まで気を抜かずに下ろう。
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今日は12時間を超える長時間行動に耐え、乾杯して褒めてやりたいのは自分の足でしょう。
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夕食も大いに盛り上がる~♪
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by nakatuminesan | 2016-07-27 08:05 | 山行報告(上級) | Comments(0)

2015.8.7~11 北鎌尾根~槍ヶ岳3180m~南岳~氷河公園   

2015年 08月 11日

今年の槍ヶ岳北鎌尾根は申し分のない天候になり、昨年のリベンジを果たすことができました。
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8月7日(金)天候:曇り時々晴れ
上高地13:40・・・14:30明神・・・15:30徳沢・・・16:40横尾山荘(泊)

石原裕次郎の歌が流れるラーメン屋はパスするとして、今日の昼ご飯はレストランと洒落てみる。
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これで1500円だからランチセットは高くない。
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つい数日前に歩いた穂高の稜線が眺められる河童橋。
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明神と徳沢を経由する横尾まで11キロの道は単調で、明日飲むビールをいくつ持っていくかの話題で盛り上がる。
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横尾山荘に着くなり入山祝だよ~♪
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風呂に入って夕食も盛り上がる。
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8月8日(土)天候:快晴
横尾山荘6:00・・・6:50一ノ俣・・・7:35槍沢ロッヂ7:50・・・9:00分岐・・・10:25水俣乗越(2480m)・・・12:35北鎌沢出合(1820m ツェルトビバーク)

前穂高岳東壁が朝日に焼けている。
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若いころ攀じた屏風岩の右奥には南岳。
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槍沢ロッヂで忘れてならないのはビールを買うことで、2年前は500ML缶を一つだったけど2缶も買ってしまう。
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雪渓の向こうに水俣乗越が見えてくる。
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乗越への登りでレスキューヘリが飛んできて、足を怪我して歩行不可能な登山者を吊り上げている。
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ザックにつけたヘルメットが転がり落ち、いやな予感がするゴリラは不安を隠せない。

しかし高度を上げるにしたがい中岳や南岳も見えはじめ、明後日はあの稜線を歩くのだと気持ちは前向きに。
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標高差400mの急登を終えると水俣乗越で、高瀬ダムや針ノ木岳の眺めが広がっている。
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振り返ると氷河公園が見えるし北穂高岳が山頂を出している。
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少し下ると北鎌尾根が青空に映えている。
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浮石いっぱいのザレザレ斜面から雪渓に乗り移り、高度を下げると槍の穂先が姿を現した。
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天上沢はガラガラの沢歩きになり、日差しを避けて小休止しなければ暑くてたまらない。
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間ノ沢が合流すると水の流れがあるが、今年は極端に水が少なくビールを冷やせるか心配だ。
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河原歩きにうんざりするころ北鎌沢出合に着き、見上げると北鎌沢右俣が北鎌尾根に突き上げている。
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今夜は楽しいツェルトビバークだ。
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一昨年は目の前に水が流れていたがカラカラで、北鎌沢出合の流水で冷やせば1時間後には乾杯だ。
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メンバー紹介
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T子さん・・・昨夏の大キレットとジャンダルム越えで自信をつけ、一昨年の北鎌に参加したS姫からも太鼓判をもらった紅一点。
0さん・・・四季美谷温泉ツアーのリーダーを長く続けていて、5時間を切ってフルマラソンを完走する酒豪。
Aさん・・・フルマラソンは卒業したらしいが4時間台前半で完走していたと聞き、先日の北海道では酒豪ぶりを発揮したタフ男。

一昨年のメンバーと同じように全員が元気な60代である。
昨年の8月に計画していた北鎌尾根からの槍ヶ岳だが、相次ぐ台風の影響で今年に延期して再挑戦である。
今年は天候が安定していることもあり、明日は快適な岩稜縦走になりそうな予感がする。

野菜ジュースじゃなく中身はウイスキー。
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ゴリラの夕飯はレトルトカレーだよ。
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数えるとテントやツェルトは20張りもあり、隣にテントを張った3人を案内する40歳ぐらいのガイドも驚いている。
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明日は40人ぐらいが北鎌尾根に取り付くことになりそうだ。


8月9日(日)天候:快晴
北鎌沢出合4:45・・・7:20北鎌沢右俣コル上稜線(2510m)・・・8:30天狗の腰掛(2749m)・・・9:40独標基部・・・10:35独標・・・12:00P13基部・・・P15・・・14:10北鎌平・・・15:45槍ヶ岳16:05・・・16:45槍ヶ岳山荘(泊)

ヘッドライトが要らなくなってから出発する。
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左俣との合流地点を過ぎた地点で2Lの水を汲み、あとは北鎌沢右俣をひたすら登るだけ。
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シモツケソウやトリカブトが咲く草付から日が当たりだす。
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掴むものは太いシシウドぐらいしかないけれど、シナノキンバイの群生が見えはじめると北鎌尾根に乗る。
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ひと登りすると見えてくるのが独標だ。
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ウサギギク
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天狗の腰掛直下は岩混じりの急登が続くので楽しくなってくる。
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北鎌尾根の下部もよく見えるようになる。
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天狗の腰掛からは独標が迫ってくるようだ。
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硫黄尾根の向こうには三俣蓮華岳と双六岳。
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水晶岳や鷲羽岳の眺めもあるが足元には要注意。
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独標の基部までは近いがアップダウンが多くて意外と時間がかかる。
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独標の基部でハーネスを装着すれば気分はクライマー。
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独標のトラバースは見た目よりも簡単だし、トラバース開始地点はフィックスロープがある。
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ミヤマアケボノソウ
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ミヤマオダマキ
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すっぱり足元が切れ落ちたコの字型の箇所があり、慎重に通過しなければ岩の出っ張りにストックやマットが引っかかる。
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身体の大きいゴリラでも通れたから心配はないからね。
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続いて横這いの箇所があるが岩は硬く、ホールドとスタンスは豊富にあり通過は簡単だ。
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シュリンゲがぶら下がったチムニーが現れる。
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フリクションと腕力で身体を持ち上げるというか這い上がる。
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笠ヶ岳の右後方遠くには白山が見えている。
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独標直下を通過すれば主稜線は目の前で、まずは第一の難関を突破したことになる。
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主稜線は大槍のすばらしい展望台になっている。
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南アルプス全山から富士山までの眺めが広がっている。
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迫る槍の穂先に戦闘意欲が燃えるようだ。
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カモシカ隊の4人は本日の最高齢パーティーに違いなさそうで、若い5人組に先を譲ったほうがよさそうだ。
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北鎌尾根はアップダウンが続く岩稜縦走で、岩の小技よりも体力とルートファインディングを求められる。
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P13で5人組に追いついてしまい、待ち時間5分の間にロープを準備する。
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皆さん笑顔で快適に登ってくる。
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トラバースルートが千丈沢側に続いているが、確実に岩峰を越えていくと独標が遠くなっていく。
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そして大槍が近づいてくるから北鎌は面白い。
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行動が9時間を超えたし疲れが出るころだが、いつの間にか5人組を抜き去ってきた60代は元気者。
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ここからが女の意地の見せ所だねT子さん。
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迫る大槍
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振り返ると独標が遠くなり、快調なOさんは山頂を睨んで気合が入っている。
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小さく見えていたカニのハサミの右を攀じていく。
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独標の右後方には燕岳が低く眺められるようになる。
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山頂直下のチムニーに先行パーティーが取り付いていて、残りのロープの長さをトップに伝える声がする。
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山頂直下にはチムニー状の登りが二つあり、一つ目はロープなしでも余裕を感じられる。
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二つ目のチムニー状では先行パーティーのラストが登りはじめていて、我々よりも20分ほど早く出発した4人組である。
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取付部が立っているので慎重を期してロープを使い、影槍を背にした槍の穂先が最後の登りだよ。
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ロープを解いて右へ回り込むと多くの登山者がいて、年寄りカモシカ隊の頑張りに祝福コールを送ってくれる。
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山頂直下5mに迫っている。
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やったぞ~! 北鎌は面白い!
OさんとAさんは槍ヶ岳が初めてで、しかも北鎌尾根から登頂するとは快挙だね。
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ゴリラは8日前にも登っているので25回目の槍ヶ岳になり、北鎌からの登頂は8度目になってしまった。
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一般ルートとはいえ下りは慎重に。
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登りも下りも渋滞になっている。
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まずは生ビールで乾杯だ。
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写真を撮ってくれた中年男性から声を掛けられる。
「北鎌から登られたんですね。おいくつですか?」
「65歳です」
「私も若いころ登りました。いま63歳ですが登る元気はありません」

なんと滋賀のHお姉さんから声を掛けられるとは驚きで、2年前の白峰三山縦走で知り合った滋賀のお姉さんたちの一人である。
その後Oさんは徳島の山を案内したらしく、北鎌尾根に花を添える出会いになるとは嬉しいね。
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酒豪が揃った夕食は最高に盛り上がることになる。
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我々より一足早く登頂した4人組の女性2人がやってきて、北鎌からの登頂を記念して一緒に写真に収まろう。
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2人は昨夏にもガイドと北鎌に入ったが、雨のため北鎌沢右俣コルで敗退したらしい。
それだけに登れたことが嬉しそうだし笑顔がすべてを語っている。
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8月10日(月)天候:晴れ時々曇り
槍ヶ岳山荘6:15・・・6:45大喰岳・・・7:35中岳・・・8:55天狗原分岐・・・9:20南岳9:30・・・9:45天狗原分岐・・・10:40コル2700m・・・11:20氷河公園(天狗池)12:00・・・12:40槍沢・・・13:20分岐・・・14:25槍沢ロッヂ・・・15:15一ノ俣・・・16:10横尾山荘(泊)

Aさんの念力が今日も好天をもたらせて、槍ヶ岳から中岳までの影が抜戸岳に映っている。
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大喰岳に立つ飲兵衛ナキウサギ。
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東斜面には雪がたくさん残っている。
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中岳の後には穂高連峰が聳え立ち、御嶽山からは噴煙が立ち上っている。
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3000m稜線を歩くカモシカ隊4人がシルエットになり、笠ヶ岳から抜戸岳を眺められる天気に感謝しよう。
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チシマギキョウ&シコタンソウ&トウヤクリンドウ&イワツメグサ
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中岳は槍ヶ岳の好展望地といえそうで、東鎌尾根の向こうには昨日越えた独標が姿を見せている。
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どうしても穂高連峰に目が向いてしまい、来年もジャンダルムから大キレット越えを計画しようかな。
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10日前には冷たいコーヒーが美味しかった中岳の水場だが、雪が減ったことに加えて雨不足で水は流れていない。
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チシマギキョウは咲いているがチングルマは穂になっている。
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今回の最終ピークとなる南岳。
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山頂からの展望は抜群だが雲が多くなり、長く続いた梅雨明け後の天気も変わり目か。
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どうしてもやりたいんだナキウサギ。
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横尾谷右俣も大きなカールになっていて、紅葉の鮮やかな時季に歩いてみたいと思っている。
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一気に急降下すると独標が頭だけになってくる。
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ウメバチソウ
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タテヤマリンドウ
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2700m鞍部から横尾尾根上部を振り返る。
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雪が融けたばかりの場所にはチングルマが咲いている。
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天狗池には期待の逆さ槍が映っている。
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槍沢への道はお花畑になっていて、クガイソウやシシウドがいっぱいだ。
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ここまで来ればもう危険な場所はないんだし、水俣乗越を眺めながらのんびり槍沢を下っていけばいい。
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4泊5日の山旅も最後の夜になってしまったね・・・飲むぞ!
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8月11日(火)天候:晴れ
横尾山荘5:55・・・6:45徳沢・・・7:35明神8:00・・・9:10上高地

今朝も前穂高岳東壁が朝日に焼けている。
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明神橋
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嘉門次小屋
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上高地ではススキが穂を出している。
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上高地ソフトクリームを北鎌尾根で食べたかった?
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ひらゆの森で汗を流し最後のビールになりました・・・酒豪の皆さまお疲れさまでした。
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Oさんから届いたルートです。
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by nakatuminesan | 2015-08-11 19:19 | 山行報告(上級) | Comments(5)

2015.7.28~8.1 西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~北穂高岳~大キレット~槍ヶ岳 (後編)   

2015年 08月 03日

7月30日(木) 天候:曇りのち小雨
穂高岳山荘5:55・・・6:20涸沢岳・・・6:50涸沢槍・・・7:50最低コル・・・9:20北穂高岳 北穂高小屋(泊)

朝食後のコーヒータイム。
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霧雨なので雨具の上下を装着したナキウサギたち。
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涸沢岳3110mに立つとガスが晴れはじめ、越えてきた西穂高岳からジャンダルムが姿を現した。
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クサリを掴んで涸沢側の凹型を急降下すると北穂高岳も見えだした。
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ダイコンソウに朝日が当たっていて、今日は大キレットを越えて予定した南岳小屋まで行けそうだ。
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もう雨具は要らないね。
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最低コルまでは気の抜けない下りが続いている。
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ブロッケン現象
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空は晴れてきたし全員快調だ。
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涸沢を覗き込むとライオン岩(中央)の右にザイテングラードが見えている。
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最低コルを過ぎると滝谷側を巻くようになり、厳冬期のC沢上部のトラバースは風が強くて困難な箇所となる。
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ドームのあたりからガスが濃くなってくるけれど、涸沢へ下る南稜ルートとの分岐まで来れば北穂高岳は10分だ。
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松濤岩
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北穂高岳3106mに登頂だ。
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どうしてもナキウサギをやりたいの?
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ご飯類の提供は10時30分からなのでカップ麺を食べよう。
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亀さんペースの佐賀パーティーが南岳に向かって出発する。
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カモシカ隊は予定を変更して北穂高小屋に泊まることにする。
早く生ビールを飲みたいのが理由じゃなく、晴れたときに大キレットを越えるほうが楽しいから。
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明日のほうが晴れる確立が高い予報になっていて、そのうち槍が見えるようになるからリラックスしよう。
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昼過ぎに雨が降ったりしたものだから、部屋で昼寝をしていると5時から夕食だ。
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なんとかならないかと思わせる窮屈なテーブルと椅子である。
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食事が終わるとガスが晴れはじめ、槍ヶ岳が姿を見せるものだから大騒ぎになってくる。
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北尾根を持つ前穂高岳はアルペンムードが漂っている。
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奥穂高岳も山頂からジャンダルムまで夕日に染まりだす。
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ドーム
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夕焼け雲の上には丸い月が出て、明日は素敵なキレット越えになるだろう。
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7月31日(金) 天候:快晴
北穂高小屋5:45・・・6:50飛騨泣き・・・7:25A沢コル・・・7:50長谷川ピーク・・・8:40大キレット最低コル・・・9:50南岳小屋10:40・・・10:50南岳・・・11:40水場12:00・・・12:25中岳・・・13:20大喰岳・・・13:45飛騨乗越・・・14:05槍ヶ岳山荘(泊)

常念岳の左肩から朝日が昇りはじめ、大キレット越えを今日にしたのは正解だ。
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ジャンダルム越えほどハードではないけれど、今日も8時間行動になるから朝はしっかり食べること。
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黒部五郎岳や水晶岳など黒部源流の山も眺められ、大キレットを越えるには申し分ない天気になってきた。
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ほーら槍ヶ岳が待っている。
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小屋を出たとたん転がりそうな北穂の北斜面を下っていくが、まだ暖気運転ができていないので身体がぎこちない。
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150mほど下ると安心して歩ける緩い道になり、振り返ると北穂高小屋が小さくなっていく。
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タテヤマリンドウ
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ダイモンジソウ
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ザレザレの岩場では浮石に触れることは禁物だ。
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槍が隠れる箇所まで下るとナイフリッジは横尾本谷側を通過する。
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第一尾根やクラック尾根など我が青春の岩ルートを説明するが、むかし攀じたというゴリラの話には無関心かな。
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難所といわれる“飛騨泣き”には鎖と足場が設置されてはいるが、下りの事故が多い箇所であり要注意だよ。
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横尾本谷を見下ろしながら高度を下げていく。
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難所を通過したことから余裕の表情になってきたみたいだね。
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やがて長谷川ピークと同高度になり、三俣蓮華岳や薬師岳まで展望が広がっている。
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見上げると恐い所を歩いているんだね。
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A沢のコルまで下ればもう安心で、後方は2日連続で見えなかった笠ヶ岳。
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厳冬の涸沢岳北西尾根も厳しい登りを強いられたルートであるが35年も昔のこと。
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西穂~奥穂に比べて難易度の低い大キレットは行き交う人も多く、長谷川ピークの登りは簡単で物足りない?
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長谷川ピーク2841mに立つじゃなく全員が座っている。
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ここから眺める南岳は堂々とした姿を誇っている。
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南岳へ向かう6人の影も歩いている。
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100mほど下った最低コルから南岳を見上げているが、南岳小屋までは標高差230mだから1時間で着きますよ。
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北穂高岳
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ハシゴ登りが2箇所ある。
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平気で石を落とす韓国パーティーに気を使い、小さなリッジに乗ると下から見えていた顕著な岩峰が目前だ。
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隠れていた西穂高岳が見えるようになり、ジャンダルムも頭だけを出している。
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暑い暑いを口にしながら尾根に上がれば、槍ヶ岳が正面だし南岳小屋はすぐそこに見えている。
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またしても昼食はカップ麺。
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南岳3033mまでは10分だ。
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3000m稜線が槍ヶ岳まで続いている。
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前方には大天井岳から燕岳の稜線が眺められ、目の前にある小ピークは天狗原への分岐点。
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チングルマ
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今年は雪解けが早いので見下ろす天狗原の天狗池に雪はない。
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中岳~大喰岳~槍ヶ岳を眺めながらハイウェイ。
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中岳の水場では雪解け水が冷たくて、アイスならぬレイコーで生き返るようだ。
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新品だったM子さんの手袋が破れていて、長い岩稜縦走を楽しんだことの証である。
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中岳3084m
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大喰岳~槍ヶ岳
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ウサギギク
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雷鳥
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大喰岳3101mに立てば槍ヶ岳3180mが大きく迫ってくる。
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ミヤマオダマキ
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穂先は人が多いので明日にして、まずは縦走の成功を祝って皆で乾杯しよう!
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念願だった西穂高岳から槍ヶ岳の縦走を祝ってワインでオメデトウ~♪
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メンバー紹介
Sさん夫妻・・・二人で日本百名山と四国百名山を完登して、海外はキリマンジャロにも登頂している。
主峰の付属の山を加えると3000m峰は27座あり、今回の縦走でジャンダルムや中岳などに登頂して完結させた。

Nさん・・・山歴は5年ぐらいらしいが中身が濃くてアルプスにも詳しく、3月の乗鞍岳もご一緒したパワーウーマン。
今回のメンバーでは最高齢(失礼)だが岩場におけるバランスは抜群だ。

M子さん・・・今年春のヒマラヤトレッキングでは高度の影響を受けたが、お粥だけ食べてゴーキョ・ピーク5360mに登頂した。
先日の北海道もご一緒したし山に恋している伸び盛り。

Iちゃん・・・ヒマラヤ通いではゴリラの先輩であり、5年前にはエベレスト街道をご一緒してチュクンリ5550mに登頂した。
また2年前のトロンパスと北鎌尾根のメンバーでもあり北海道もご一緒した。
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皆さんに共通していることはジャンダルムと大キレットを越えたいであった。



8月1日(土) 天候:快晴
槍ヶ岳山荘6:40・・・6:50飛騨乗越・・・7:55千丈沢乗越分岐・・・9:30槍平小屋10:05・・・10:45滝谷出合・・・12:00白出沢出合・・・12:45穂高平13:00・・・14:05新穂高温泉

最終日の今日も快晴の天気になり、5時50分に槍の穂先に立つ。
今回の山行では16座目の山頂になり、ゴリラは24度目の槍ヶ岳登頂になった。
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西穂高岳からの岩稜縦走ルートが目の前に広がっていて、無事に歩くことができた喜びを感じている。
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右から西穂高岳2909m~間ノ岳2907m~天狗の頭2909mと並び、ジャンダルム3163m~奥穂高岳3190m~涸沢岳3110m~北穂高岳3106m~南岳3033m~中岳3084m~大喰岳3101mと3000m峰が7座とは超豪華な展望だ。
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笠ヶ岳には槍ヶ岳から中岳までが影になっていて、はるか遠くには白山を望める好天だ。
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富士山の右には甲斐駒ヶ岳から聖岳まで南アルプス全山だ。
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常念岳から蝶ヶ岳の後方遠くには八ヶ岳連峰。
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鹿島槍ヶ岳や白馬岳など後立山連峰が眺められ、その右遠くに見えるのは雨飾山から火打山と妙高山方面である。
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三俣蓮華岳と水晶岳の奥にはシェルパのラクパがいる薬師岳。
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野口五郎岳の後方は立山方面であり、剱岳の長次郎雪渓が白く見えている。
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北鎌尾根
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さらば槍よ。
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飛騨沢はハクサンイチゲやシナノキンバイの群落が広がっている。
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笠ヶ岳を眺めながら下っていく。
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標高2550m付近の千丈沢乗越分岐には救急箱が設置されている。
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コバイケイソウ
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モミジカラマツ
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飛騨沢が南に方向を変えると歩いた稜線が見え、一番に目が向けられるのはジャンダルム。
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キヌガサソウ
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槍平小屋からは涸沢岳と北穂高岳を望むことができる。
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3日連続カップ麺とはなさけない。
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クガイソウ
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滝谷出合から見上げる北穂高岳のドーム。
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ソバナ
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白出沢出合からはジャンダルムを望むことができ、右に天狗の頭から間ノ岳と岩稜が連なっている。
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オオヤマレンゲが一輪だけ残っている。
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林道歩きは岩稜縦走とちがって転んでも怪我はしないからね。
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穂高平のカキ氷400円は高くない。
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槍ヶ岳~大喰岳~中岳
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カモシカ号が待つ駐車場に無事下山。
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ひらゆの森で汗を流して帰りました。
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参加していただいたメンバーの皆さんお疲れさまでした。
岩稜縦走というハードな内容の山行でしたが、天候にも恵まれ楽しい5日間でした。

by nakatuminesan | 2015-08-03 07:46 | 山行報告(上級) | Comments(4)

2015.7.28~8.1 西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~北穂高岳~大キレット~槍ヶ岳 (前編)   

2015年 08月 02日

念願のジャンダルムと大キレットを越え、スリルと大展望を満喫できた岩稜縦走となりました。
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7月28日(火) 天候:曇り
西穂高口駅15:30・・・16:45西穂山荘(泊)

昼ごはんは9日前にも寄った石原裕次郎の歌が流れるラーメン屋。
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新穂高から見上げる笠ヶ岳は雲の中にあり、明日はジャンダルム越えだから雨には降られたくない。
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標高2000mあたりからガスに入っていく。
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雪の時期は何度も通った西穂だが、夏は初めてでミズバショウがあるとは驚きだ。
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クルマユリ
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オトギリソウやヤマハハコが現れると西穂山荘に着く。
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まずはモツ煮をアテに入山祝だね。
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なにも楽しみはビールだけじゃなく、期待の夕食は美味しいとは言いがたい。
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夜中には月が輝くので明日は快適な岩稜歩きになりそうだ。
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7月29日(水) 天候:曇り時々晴
西穂山荘4:55・・・5:10丸山5:25・・・6:15独標6:25・・・6:55ピラミッドピーク・・・7:50西穂高岳・・・9:25間ノ岳9:30・・・10:20天狗の頭・・・10:55天狗のコル11:20・・・13:20ジャンダルム13:30・・・ロバの耳トラバース・・・14:55馬の背・・・15:20奥穂高岳15:45・・・16:25穂高岳山荘(泊)

今日は11時間行動になることは確実で、ヘッドランプが要らなくなった5時前には出発する。
朝焼けの焼岳を眺めながら丸山でオニギリの朝食だ。
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ガスの向こうに独標が見えてくる。
ここは厳冬の西穂敗退の場所であり、1年半前のことになるがよく覚えている。
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チシマギキョウ
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独標2701mからは岩稜の縦走になることもあり、ヘルメットを装着してストックはザックにつけていく。
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ピラミッドピーク
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絶対に雨は降らないと勝手に信じることにして、さあ目指すジャンダルムに向かって出発だ。
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ピラミッドピーク2740mには30分で到着する。
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積雪期の下りにはザイルを使う山頂直下のスラブ状だけど、岩は乾いているので西穂高岳2909mには簡単に着いてしまう。
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槍ヶ岳が雲に浮かんでいるが奥穂高岳は姿を隠したままである。
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薄日が差しはじめたし快適な岩稜縦走になりそうだ。

ここで先行していた佐賀から来たという10人パーティーの前に出る。
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今回はM子さん山ガールに変身したんだね。
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市販の地図には赤岩岳と記されているが標識はなく、バランスを必要とされるガラガラ岩のピークを越えていく。
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岩稜帯とはいえシコタンソウやヨツバシオガマも咲いている。
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小さなアップダウンを繰り返して着いたのは間ノ岳2907m。
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下りは急だが鎖があるしスタンスは安定していて安心だ。
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ハクサンイチゲ
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前方には脆そうな逆層スラブが見えるようになり、その奥には天狗の頭が眺められるようになる。
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見た目は恐そうだが長いクサリが設置されていて、しかもフリクションが効くので簡単だ。
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振り返れば積雪期は快適な雪稜になる間ノ岳が聳えている。
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天狗の頭(天狗岳)2909mから眺めるのは越えてきた西穂高岳と間ノ岳方面だ。
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下からだと恐そうな岩場に見えるけど、さほど厳しくはなく積み木を下る感じ。
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快適な岩稜が続く穂高の縦走は楽しいが、笠ヶ岳から双六岳方面の展望のないことが残念だ。
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イワツメグサ
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クサリにぶら下がるように降り立った地点が天狗のコルである。
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不安定なガレ場を下れば岳沢に至り、縦走路唯一のエスケープルートである。
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さーて コーヒーとパンで腹ごしらえしよう。
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さあジャンダルムまで標高差350mの登りが始まる。
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天狗の頭
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岳沢には日が当たり河童橋も見えている。
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畳岩尾根の頭付近まで標高を上げると青空が広がりはじめてきた。
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快適な岩稜が続くので面白くて仕方がない。
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やがて明神岳が姿を見せるようになり、傾斜が緩くなると目の前にはジャンダルムだ。
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ジャンダルムとは主峰の前にある岩峰の意味であり、もちろん主峰は奥穂高岳のことである。
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ジャンダルムの右後方には奥穂高岳も姿を見せている。
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基部にはクサリが設置されていて、ザックをデポして5分でジャンダルム3163mだ。
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奥穂高岳がガスの切れ間から見え隠れしている。
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西穂側から簡単に立てるジャンダルムだが下りは慎重に。
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ジャンダルムは信州側に立派なトラバース道がある。
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厳冬期はトラバース道が雪に埋まるので、何度も直登したものだが思い出しても恐くなる。
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簡単な壁を越えるとロバの耳は飛騨側を下るようになり、足場の確認が難しくてクサリが欲しいと思うし少々緊張する。
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次に現れるトラバース気味の下りはクサリがあるので安心だ。
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次なる難所?は馬の背と呼ばれている切り立った岩のリッジだ。
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ついに馬の背までやって来たんだと、嬉しそうな表情をしたり心配そうな顔をしたりして。
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ゴリラが登るとうり真似をすれば簡単ですからね。
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馬の背は20mほど登ると終わり、奥穂高岳までは簡単な岩稜が続いている。
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ヤッタ~ 西穂からジャンダルムを越えて奥穂高岳3190mに登頂だ!
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雷鳥の親子が砂浴びをしているが遠くて分からない?
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クモマグサ
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穂高岳山荘が真下に見えているが最後まで気を抜かずに下ろう。
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今日は11時間30分行動で頑張ったのだから、自分の足を褒めながら乾杯するしかないでしょう!
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西穂からジャンダルムを越えてきた我々に、周囲から驚きの声があるのも嬉しいね。
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難所を突破したことだしメデタシ晩御飯。
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ジャンダルムが夕日に染まってゆく。
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今日は雨こそ降らなかったが展望がなく、大キレットを越える明日は晴れてほしいし山々を眺めたい。

by nakatuminesan | 2015-08-02 07:11 | 山行報告(上級) | Comments(0)

2014.7.27~31 南岳~大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳(後編)   

2014年 08月 02日

7月30日(水)天候:晴れ
穂高岳山荘5:45・・・6:25奥穂高岳6:40・・・7:00馬の背・・・ロバの耳・・・8:00ジャンダルム8:10・・・9:25天狗のコル・・・10:00天狗の頭・・・11:05間ノ岳・・・11:20鞍部11:40・・・11:55赤岩岳・・・12:30西穂高岳12:45・・・13:50独標・・・15:05西穂山荘(泊)

同部屋に60代後半(平均年齢66歳)の4人がいて、まだ4時という真っ暗な時刻に西穂高岳へ向けて出発した。
4時半ごろになると日の出を見ようとする人たちが集まりはじめる。
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4時55分ごろ常念岳右の肩から太陽が昇る。
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しっかり朝食を腹に詰め込み出発しよう。
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クモマグサ
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今日もどうだと言わんばかりの快晴で、越えてきた南岳から北穂高岳と涸沢岳を振り返る。
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我々のシルエットが岩に映っていてカッコイイ。
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ジャンダルム
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奥穂高岳3190m
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槍ヶ岳の左後方には薬師岳や水晶岳に立山が、右後方には針ノ木岳から鹿島槍ヶ岳や白馬岳と抜群の展望だ。
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乗鞍岳と御嶽山
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前穂高岳と明神岳のはるか後方には今日も富士山と南アルプス全山だ。
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笠ヶ岳~抜戸岳
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見下ろす岳沢は前穂の陰になっているが、河童橋や霞沢岳には日が当たっている。
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さあジャンダルムを越えて西穂高岳までの岩稜縦走だ。
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西穂への縦走は35年前の厳冬期以来だから心は弾んでいる。
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第一の難関となる馬の背には歩き始めてすぐに着く。
積雪期の雪稜を思い出すと足が震えるほど恐いけど、まず年寄りゴリラが下ってみよう。
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ホールドとスタンスは豊富にありフリクションもよく効く。
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とはいえ両側が切れ落ちたリッジなので慎重な動きを求められる。
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ジャンダルム
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ロバの耳は飛騨側をトラバースし、ジャンダルムは信州側をトラバースする。
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まずロバの耳に向かって急降下するが、各所に不安定な浮石があり要注意。
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馬の背で追い越していった男性がロバの耳をトラバースしている。
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我々もロバの耳のトラバースを開始する。
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小さなリッジを回り込むと2mほどの垂壁があるが、ロープがぶら下がっているので楽に越すことができる。
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岩稜に立つとジャンダルムが迫ってくる。
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ジャンダルムとは主峰の前にある岩峰の意味であり剣岳のチンネにも存在する。
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厳冬期は何度も直登したが信州側に立派な道がついている。
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巻き終わると西穂側から簡単に立てるジャンダルム3163mだ。
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奥穂高岳
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北穂高岳と槍ヶ岳
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西穂高岳
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西穂に向けてジャンダルムを後にする。
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前穂高岳と明神岳
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コブ尾根の頭に立つと大きな声がするので振り返ると、ジャンダルムで写真を撮ってくれた2人が手を振っている。
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左下を見下ろすとコブ尾根が突き上げている。
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天狗のコルまで標高差300mの下りが始まる。
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なにも岩ばかりじゃなくツガザクラも咲いている。
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畳岩尾根の頭付近
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この小さなガリー状は記憶にあり、厳冬期はシリセードで一気に通過した場所だ。
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少々バランスを必要とするリッジが面白くて退屈しない。
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標高2930mまで下ってきた。
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ガレガレの下りになると天狗のコルは近く、次なるピーク天狗の頭を見上げるようになる。
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天狗のコル
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いつ壊れたのか知らないが昔は避難小屋があり、学生時代に泊まったことがある懐かしい場所。
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天狗の頭の取り付きは急な岩場になっていて、20mほどだがクサリを使って腕力登攀だ。
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天狗の頭(天狗岳)2909m
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赤茶けた脆い岩稜が連続するが、積雪期には素敵な雪稜となり歩きやすい。
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前方に間ノ岳と三角の西穂高岳が近くなってきた。
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天狗の頭といえば逆層スラブが有名で、長いクサリが設置されているので安心だ。
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間ノ岳は急峻な登りとなるが、見た目ほど厳しくはなく積み木登り。
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間ノ岳2907m
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今日も雷の心配はなさそうで、快適な岩稜縦走に感謝をしよう。
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鞍部で軽く食事を済ませると、最終ピークとなる西穂までは秒読みだ。
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市販の地図には赤岩岳と記されたピークがあるが現地に標識はない。

キキョウとイワツメグサ
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振り返ると奥穂高岳が遠くなり、前方に見えるのは西穂高岳だけである。
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わ~い あと10分で西穂高岳!
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縦走を終わらせ無事登頂だ。
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今日出会った女性は1人だけで、なんとカモシカ隊の強い美女たちよ。
4時に出た4人組が休んでいる。

奥穂高岳と前穂高岳を結ぶ吊尾根
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ピラミッドピーク(中央右)と独標(中央左)
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独標から振り返るピラミッドピークと西穂高岳
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西穂山荘に着いて何をするかって?もちろん生ビールだよ!
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楽しい夕食はワインで乾杯~♪
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7月31日(木)天候:晴れ
西穂山荘5:45・・・7:45登山口・・・8:15河童橋8:25・・・8:30上高地バスターミナル

下山日も快晴で明けるとは普段の行いがいいのだろう。
乗鞍岳と焼岳も姿を見せている。
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樹林の単調な下り2時間で下山。
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河童橋から見上げる奥穂高岳と前穂高岳
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右から奥穂高岳~馬の背~ロバの耳~ジャンダルム~天狗のコル~天狗の頭~間ノ岳~西穂高岳
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ひらゆの森で縦走の汗を流し、昼ご飯は高山の郊外でジネンジョのとろろめし。
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デザートはとろりんプリン
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by nakatuminesan | 2014-08-02 17:22 | 山行報告(上級) | Comments(5)

2014.7.27~31 南岳~大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳(前編)   

2014年 08月 01日

7月27日(日)天候:晴れ時々曇り
上高地13:30・・・14:10明神・・・15:05徳沢・・・16:10横尾山荘(泊)) 

河童橋から見上げる穂高の稜線は雲に隠れている。
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いつ歩いても退屈する梓川左岸の道だけど、正面に中山が見えてくれば横尾山荘までは10分だ。
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まずは入山祝いとくるから山はやめられない。
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7月28日(月)天候:晴れのち時々曇り
横尾山荘5:45・・・6:40二ノ俣・・・7:15槍沢ロッヂ7:25・・・8:20水俣乗越分岐・・・9:30槍沢・天狗原分岐・・・10:15天狗原(天狗池)10:50・・・11:20コル2700m11:30・・・12:45槍ヶ岳分岐・・・13:10南岳・・・13:25南岳小屋(泊)

目覚めると前穂東壁が朝焼けしていて、今回の穂高縦走が天候に恵まれそうな予感がする。
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屏風岩の右奥には山頂稜線に雪を残す南岳を望める。
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ゴゼンタチバナ
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グンナイフウロ
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槍沢ロッヂを過ぎると水俣乗越が正面になり、これまでの木陰とは違って日差しの道を進むことになる。
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キヌガサソウ
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やがて昨年の北鎌尾根へのアプローチとなった水俣乗越の標識があり、急ぐこともないし大喰岳を眺めながら小休止。
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クルマユリ
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大曲がりで槍沢は西に方向を変え、残雪が豊富な中岳と大喰岳が正面になる。
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下山してくる人に聞くと昨日は午前中雨が降り、止んだ午後も風が強かったらしい。
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今日は文句なしの青空が広がっているし、稜線に食い込む残雪はまさに夏山だ。
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シナノキンバイ
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サンカヨウ
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標高2350m付近が天狗原への分岐になっている。
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雪の斜面をトラバースするが緩んでいるのでアイゼンは必要ない。
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キバナシャクナゲ
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標高を上げていくと隠れていた槍の穂先が姿を現しはじめる。
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ハクサンフウロ
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斜面の急な箇所では雪切りされていて、中岳から大喰岳にかけての東面には残雪が多い。
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氷河公園とも呼ばれている天狗原には天狗池があり、逆さ槍が映るが池は雪に埋まっている。
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紅葉のころにも一度は来てみたいと思わせる場所である。
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天狗原は雪解けが一気に進んでいて、いろいろな花が咲きはじめている。
チングルマ
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イワカガミ
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ミネズオウ
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アオノツガザクラ
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ミツバオウレン?
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ミヤマダイコンソウ
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横尾尾根の2700m鞍部からは北穂高岳を正面にするが、前穂高岳は北尾根から山頂が雲に覆われている。
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タカネヤハズハハコ
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ハクサンチドリ
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槍ヶ岳
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ハクサンイチゲとミヤマダイコンソウ
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ヨツバシオガマとミヤマダイモンジソウ
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稜線直下は急な岩稜になっていて、ハシゴやクサリが設置されている。
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リンドウ
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稜線に立つと北鎌尾根の独標が顔を出していて、8月に計画しているので楽しみだ。
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南岳
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稜線西側の緩い斜面にはハクサンイチゲが咲き誇っている。
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イワウメ
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南岳まで20分とはかからない。
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南岳3033m
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シナノキンバイ
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南岳小屋
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広島から来たという姐さんも加わって、ああでもないこうでもないと山談議。
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ほろ酔い気分になった夕方にはガスが晴れ、明日は好天のキレット越えになりそうだ。
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7月29日(火)天候:晴れ
南岳小屋5:40・・・6:30大キレット最低コル・・・7:10長谷川ピーク・・・7:40A沢のコル・・・8:00飛騨泣き・・・9:00北穂高岳9:50・・・10:55最低コル・・・11:40涸沢槍・・・12:15涸沢岳12:35・・・12:50穂高岳山荘(泊)

昨夜は恐い夢にうなされてしまい、ついに最後には大声を出してしまった。
起こしてしまったのはカモシカ隊のメンバーのみならず、部屋の人たち全員だったと思うと恥ずかしい真夜中の出来事。

北穂高岳が朝焼けしているから今日の好天は約束されている。
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今日からは岩稜帯の縦走となるので、全員かっこいいヘルメット姿になる。
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南アルプスの甲斐駒ケ岳から聖岳まで見えていて、嬉しいことに遠く富士山が浮かんでいる。
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さあ北穂に向かって出発だ。
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早朝の日陰は寒さを感じるほどで、しばらくは雨具の上着が必要だ。
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27段ある鉄ハシゴを降りるとガラガラの岩稜になる。
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イワギキョウ?
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わたし頑張るわよー!
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あたいだって張り切ってる~!
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長谷川ピークには簡単に着いてしまう。
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振り返ると南岳が城砦のようで迫力がある。
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ここからがキレットの核心部となり、岩稜を右に左にと進むのが面白いが下りなので慎重に。
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ミヤマオダマキ
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A沢のコル
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ここからは傾斜を増した登りとなり、常に上部からの落石には要注意である。
少し高度を上げると長谷川ピークがよく眺められる。
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クサリが張られている箇所もあるが、岩場では三点確保が基本的動作となる。
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だんだんと北穂高小屋が大きくなってくる。
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長谷川ピークと同高度になれば薬師岳や黒部五郎岳の展望が得られる。
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リッジに出ると難所といわれる“飛騨泣き”が待ち構え、鎖と足場が設置されてはいるが下りの事故が多い箇所である。
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登り切るとナイフリッジの通過が待っていて、どんなことがあっても転落は許されない。
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あの岩が第一尾根で左のフェイスがクラック尾根と、むかし攀じたというゴリラの説明には無関心かな。
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この先に落石注意のザレ場があり、小休止の後ひと登りすると槍ヶ岳が山頂部を見せている。
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イワカガミ&ハクサンイチゲ&アオノツガザクラ
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滝谷第一尾根
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花が増えてくると簡単な登りになり、休憩中の人たちで混みあう小屋に到着する。
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カモシカ隊もコーヒーを入れて昼ごはん。
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槍ヶ岳の左後方には鷲羽岳、右後方遠くは白馬岳も見えている。
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前穂高岳と北尾根
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シコタンソウ
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前穂高岳と奥穂高岳の右には明日の朝越えて行くロバの耳とジャンダルム。
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北穂高岳3106m
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白山
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松濤岩の基部には毎年のように遅くまで雪が残っている。
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ひと登りで着いた南峰からは再び岩場の連続になる。
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涸沢カールにはまだ多くの雪があり、ライオン岩(手前)とザイテングラード(中央)が島のようだ。
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イワベンケイに負けじと白いイワツメグサが咲いている。
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C沢上部のトラバースは簡単だが、厳冬期は風が強いし雪の状態では困難な箇所となる。
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笠ヶ岳~抜戸岳
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岩稜の登りやトラバースが続くが、咲いている花と涼しい風に癒される。
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クサリの凹型を登ると涸沢岳山頂稜線に出る。
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涸沢岳3110m
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ロバの耳とジャンダルムが大きく近づいてきた。
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毎度のことながらビールで乾杯は楽しい一時だ。
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サンデッキで昼寝とは贅沢な時間を過ごしている。
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ジャンダルムが夕日に焼けないかと待つこと1時間。
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雲が邪魔をしたためジャンダルムに夕日は当たらないが、小刻みな雲の動きを眺めていて飽きることはない。
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by nakatuminesan | 2014-08-01 19:38 | 山行報告(上級) | Comments(0)

2013.8.7~11 北鎌尾根~槍ヶ岳3180m~南岳~氷河公園   

2013年 08月 12日

今年の槍ヶ岳北鎌尾根は文句なしの天気でした。
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8月7日(水)晴れ時々曇り
上高地13:20・・・14:05明神・・・15:15徳沢15:30・・・16:35横尾山荘(泊)

昼ご飯は高山の郊外でジネンジョのとろろめし
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穂高の山頂は雲に覆われている
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むかご大福
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新雪の明神岳東稜を単独で登ったのは40年も昔の11月
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横尾山荘前のベンチで入山祝い
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風呂に入って6時から夕食
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8月8日(木)晴れ時々曇り
横尾山荘6:05・・・7:00一ノ俣・・・7:45槍沢ロッヂ8:20・・・9:15分岐9:30・・・10:55水俣乗越(2480m)11:15・・・13:25北鎌沢出合(1820m ツェルトビバーク)

朝焼けする前穂東壁にも若いころの思い出がある
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朝食をしっかり食べて出発する
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屏風岩を攀じたのも40年以上も前のことになった
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センジュガンピ
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槍沢ロッヂで今夜のビールを買い込むが、我々のような年寄りには1缶が限度。
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昨年は雨で北鎌尾根をあきらめ、目の前にある東鎌尾根から槍ヶ岳に向かった。
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槍沢の雪解けの遅い場所ではコイワカガミが咲いている
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水俣乗越への分岐からは大喰岳を望める
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少し登れば中岳(中央)も見えるようになり、雪渓のある風景はやはり北アルプスだ。
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ニッコウキスゲの群生
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標高差400mの急登を終えると水俣乗越に着き、天上沢のビバーク地の向こうに高瀬ダムや針ノ木岳の眺めが広がっている。
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北鎌尾根独標
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振り返ると南岳の稜線と横尾尾根の眺めがあり、ほんの少しだけ北穂高岳が山頂を出している。
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天上沢へはシナノキンバイ咲き乱れる急斜面を下っていく
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150mほど下ると雪渓になり、上からの落石を気にしながら高度を下げていく。
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左手に槍の穂先が見えるようになり、明日はあの上に立つのだと気合が入ってくる。
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雪渓が終わるとガラガラの沢歩きになる
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間ノ沢が合流すると流水がある
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北鎌沢出合から見上げる北鎌尾根
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ビバークサイトが決まればビールを冷やし、濡れタオルで体を拭くと疲れも飛ぶようだ。
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ツェルトを張る
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今回のメンバー紹介
この5月に登頂1000座を達成したMさんは次なる目標1500座を目指している。
Kさんは元クライマーとあって、長く岩や雪の山を続けたいようだ。
紅一点S姫は周囲に北鎌尾根の経験者がいるが、自分が登るルートとは思っていなかったそうだ。

昨年は雨に降られて北鎌をあきらめただけに、今年は気合の入った60代である。
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焼酎&ウイスキーで山の話に切れ間がない
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8月9日(金)晴れ
北鎌沢出合5:15・・・7:50北鎌沢右俣コル(2470m)・・・9:15天狗の腰掛(2749m)・・・10:00独標基部10:25・・・11:15独標・・・12:35P13基部・・・14:00P15・・・14:20北鎌平14:35・・・16:10槍ヶ岳16:25・・・16:45槍ヶ岳山荘(泊)

明るくなってから出発する。
標高2050mで1.5Lの水を確保し、ひたすら右俣コルを目指し北鎌沢を登る。
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花が増え草付きになると右俣コルに到着する
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ほぼ同高度の昨日越えた水俣乗越
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今日の天気は申し分なく、まずは展望が広がる天狗の腰掛へ向かう。
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ゴゼンタチバナ
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硫黄尾根の後方は水晶岳や鷲羽岳
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小さな岩場を登るとハイマツ尾根になり、目前に堂々とした独標が姿を見せると天狗の腰掛だ。
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ここは西穂高岳までの冬期単独縦走のとき、ツェルトビバークした思い出の場所。
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北鎌尾根の下部もよく見えていて、積雪期は5回とも末端のP2から登ったことが懐かしい。
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独標の基部まではアップダウンが多く、すぐそこに見えていて意外と時間がかかる。
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左俣源頭
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槍の穂先が見える独標の基部でハーネスを付け、ヘルメット姿のクライマーに変身する。
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ここで2人の若いガイドを伴った女性が追い越していく。
独標は直登よりも簡単なトラバースとするが、いったいどこを通過するのだろうかと顔は不安そうな表情になる。
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トラバース開始地点はフィックスロープがあるが要注意
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たくさんのミヤマオダマキが迎えてくれ、なんだトラバースルート簡単と安心顔になる。
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足元が切れ落ちたコの字型をした岩の出っ張りは慎重に
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続いて横這いとなるが岩は硬く、見た目よりホールドとスタンスは豊富。
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古いシュリンゲがぶら下がったチムニーが現れる
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シュリンゲが使えることを確認し、フリクションと腕力で簡単に登れる。
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独標直下
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独標は大槍のすばらしい展望台
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右から鷲羽岳~三俣蓮華岳~黒部五郎岳
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ここで4時過ぎに出発した若者3人に追いつき、さあ穂先を目指そうと写真を撮ってもらう。
ここからは彼らと前後して槍まで進むことになる。
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独標から山頂までは直線距離で1.8キロしかないが、小ピークのアップダウンに時間がかかる。
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穴が開いた岩峰
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岩稜縦走を喜ぶオジサンたち
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アップダウンが続くがピークに立つたびに槍の穂先が大きくなってくる
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P13?と思える岩峰基部
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ここはザイル使用を予定していた箇所なので、まずゴリラがクラックを直登する。
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喜ぶS姫
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確保するゴリラ
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Mさん余裕
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Kさんスイスイ
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さらに近づく穂先
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トラバースルートが千丈沢側に見えるが、確実にP14とP15の岩峰を越えていく。
しかし岩峰が多いのでピークNOは特定ができない。
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独標が遠くなっていく
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P15
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西鎌尾根の後方は笠ヶ岳
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足元に広がる天上沢
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P15へ続く岩稜帯
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P15からは大槍の穂先が大きく、ここまで来れば登頂はもらったぞ~!
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北鎌平へ続く岩稜
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北鎌平から見上げる穂先
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さあ山頂へ向かおう
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越えてきた独標(右)とP15(左)
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山頂に立つ人が確認できる
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ガンバS姫
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迫る大槍
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そろそろ疲れが出るころだが、最後まで気の緩みは許されない。
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下のチムニーはノーザイルで登ったが、最後は取付部が立っているので慎重を期して。
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3人の若者たちもラストスパートだ
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影槍を背景に
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ザイルを解いたのは山頂直下であり、右へ回り込むと登山者の歓迎を受ける。
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やったぞ~! 北鎌!
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一般ルートとはいえハシゴも慎重に
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この笑顔なんともいえません
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よく頑張ったS姫おめでとう
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越えてきた山頂を槍ヶ岳山荘から眺めるのは気分のいいものだ
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北鎌は初めてという若者3名にも祝福を
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生ビールでお祝い気分の年寄りを横目にして、これから槍沢を下るという「あつもりの信州山歩き」さんと握手で別れる。
あとでブログを拝見すると、我々のことを「流れるように登っていました。すごくきれいでした。」とのお褒めの言葉をいただきました。
ゴメンナサイと事後承諾になりますが、あつもりさんの写真を勝手に使わせてもらいました。
また山で会えることを楽しみにしています。
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山荘内でも乾杯が続くのは、北鎌を完登すれば生ビール飲み放題の約束をしたS姫の奢り。
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夕食でもワインで乾杯
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7回目の北鎌尾根が快晴に恵まれ、まさにラッキーセブンの登頂になりました。



8月10日(土)晴れ時々曇り
槍ヶ岳山荘6:35・・・6:45飛騨乗越・・・7:05大喰岳・・・7:45中岳・・・8:15水場8:40・・・9:10横尾尾根分岐・・・9:30南岳9:45・・・10:00横尾尾根分岐・・・10:50コル2700m11:05・・・11:30氷河公園(天狗池)11:50・・・12:25槍沢・・・13:15水俣乗越分岐・・・14:10槍沢ロッヂ14:45・・・15:20一ノ俣・・・16:15横尾山荘(泊)

昨年は槍平を経由して新穂高温泉へ下山したが、今回はMさんの提案で氷河公園を回って上高地へ下山する。
しかも今日は横尾までだからハイキング気分である。

槍の穂先はガスで見えないが、爽やかな気持ちで山荘をあとにする。
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クモマグサ
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鉄のハシゴが出てくると中岳だ
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氷河公園を見下ろす
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ウサギギクを見るようになると夏山も終わりが近い
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中岳の水場でコーヒータイム
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槍穂高には思い出の場所がたくさんある。
ここは剣岳から穂高までの単独縦走6泊目のビバーク地であり、まさに山に向かわんとする18歳の夏であった。

右前方は南岳
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今回の最終ピーク南岳
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南岳から横尾尾根分岐へ引き返すころ、槍の穂先と独標が姿を現すようになる。
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横尾尾根上部は岩場が続く
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雷鳥
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ウメバチソウ
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このあたりのチングルマは穂になっている
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2700mのコルから眺める槍ヶ岳
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天狗原一帯は雪解けが遅いため、コイワカガミやチングルマは今が見ごろとなっている。
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ここ天狗原は残雪も多く池には逆さ槍が映り、なんと雰囲気のよい場所だろうか。
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槍沢への道はお花畑になっていて、クガイソウやチングルマが斜面を埋めている。
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槍沢はハクサンイチゲやシナノキンバイが満開
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コバイケイソウ
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標高2200mには大きな雪渓がある
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槍沢ロッヂのカレーライス(1000円)で空腹を満たす
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3日前と同じ横尾山荘の夕食
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今日はのんびり歩いたとはいえ、疲れから早々と眠りに入った。




8月11日(日)晴れ
横尾山荘5:50・・・6:50徳沢7:20・・・8:05明神8:30・・・9:30上高地

今日は快晴で明け、前穂東壁を眺めながら歩けるのが嬉しい。
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徳沢で朝のコーヒーを味わう
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ネパールのトレッキングを思い出しながら歩く
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明神橋
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橋を右岸に渡り明神池と嘉門次小屋に立ち寄る
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河童橋から見上げる穂高
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ひらゆの森で汗を流し最後のビールになりました・・・お疲れさまでした。
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今回は天候に恵まれたおかげで快適な北鎌尾根を楽しめました。
登りきった地点が槍の山頂という面白さがあり、岩の小技は必要ではなく10時間行動ができれば大丈夫。
北鎌尾根は何度も登りたいルートだと思います。

by nakatuminesan | 2013-08-12 16:09 | 山行報告(上級) | Comments(6)