ドッペル   

2018年 12月 27日

聞きなれない山の用語ですが、岩登りなどで二本のザイルを使用することです。
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もともとザイル(seil)はドイツ語で、登山用のロープのことを言います。
英語ではクライミング・ロープ(climbing rope)と言っています。
一本で使うとシングルロープ、二本で使えばダブルロープと表現します。

ザイルは簡単に切れることはないのですが、岩登りなどで鋭い岩角に触れたり衝撃を受けると切断の可能性があります。

ナイロンザイルは絶対に切れないと言われていた時代がありました。
井上靖の長編小説『氷壁』はあまりにも有名です。

岩登りは数年間しか経験がありませんが、常にザイルは
ドッペルではなくシングルで使用していました。
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確か直径は11ミリだったと思います。
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トップの墜落を何度か止めたことはありますが、ナイロンザイルは衝撃吸収性があるため切れたことはありません。

今になって思い出してみると岩登りは危険な遊びです。
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ガラクタ部屋には8ミリから11ミリまでのザイルが何本かありますが、もう使うこともなく眠ったままになっています。
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by nakatuminesan | 2018-12-27 18:27 | 山のあれこれ | Comments(0)

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