富士山混雑緩和へ   

2018年 02月 16日

今日の読売新聞から・・・ 

山梨、静岡両県は15日、世界文化遺産・富士山の登山者混雑を回避するため特に混み合う二つの登山道に、1日当たりの登山者数を2000人と4000人とする指標を設ける方針を明らかにしたそうです。
入山規制はせず指標を目安にして登山者の平準化を図るとしています。
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両県がまとめた報告書案によると、今回設定した「望ましい登山者数」は山梨県側の吉田口登山道が1日当たり4000人、静岡県側の富士宮口登山道が2000人。
2019年の登山シーズンで設定した数値を超える日数を吉田口で3日以下、富士宮口で2日以下とする目標も示しました。
混雑日を予想したカレンダーを公開するなどして緩和に努めるとか。

富士山は13年に世界文化遺産に登録されましたが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から「登山者が山の神聖な雰囲気を阻害している」などと警告されたため、両県が対策を協議していたそうです。
報告書案は15日、有識者でつくる「富士山世界文化遺産学術委員会」に提出し、両県知事らが参加する協議会で了承されれば11月末にユネスコに提出するそうです。
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環境省によると2017年の1日当たりの登山者数(8合目)は、吉田口では平均値で平日1983人、土日祝日3227人、最大で4544人でした。
富士宮口では平均値で平日837人、土日祝日1717人、最大で2656人だったとあります。
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富士山の登山者数は2005年の調査開始以来、約32万人に上った10年をピークに一時、約23万人にまで減少したが、その後上昇に転じ17年は約28万人に上ったそうです。

富士山には25回ぐらい登頂していますが、20088月の山頂テント泊が最後になっていて、もう一度ぐらいは登りたいと思っています。
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by nakatuminesan | 2018-02-16 17:33 | 山のあれこれ | Comments(0)

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