非対称山稜
2017年 10月 06日
その典型的な例は北アルプスの白馬三山である。
杓子岳からの白馬岳
稜線付近の風上側(西側)斜面には雪が積もりにくく、凍結融解作用が強く働いてなめらかな斜面が形成される。
ところが風下側(東側)には雪が吹き溜まり、この雪の浸食作用によって斜面が削られてカールや急斜面を形成してきたとされ、その結果として両斜面の傾斜が異なる非対称山稜が形成される。
八方尾根の八方池からの白馬三山
by nakatuminesan | 2017-10-06 18:22 | 山のあれこれ | Comments(0)