非対称山稜   

2017年 10月 06日

稜線を境に一方がなだらかで、もう一方が切れ落ちている非対称の地形のことである。
その典型的な例は北アルプスの白馬三山である。

杓子岳からの白馬岳
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白馬鑓ヶ岳からの杓子岳と白馬岳
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後立山連峰は東側の長野県側は鋭く切れ落ちている半面、西側の富山県側はなだらかな斜面になっている。
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小蓮華山からの白馬岳
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一帯は世界中でも例がない豪雪地帯である。
稜線付近の風上側(西側)斜面には雪が積もりにくく、凍結融解作用が強く働いてなめらかな斜面が形成される。
ところが風下側(東側)には雪が吹き溜まり、
この雪の浸食作用によって斜面が削られてカールや急斜面を形成してきたとされ、その結果として両斜面の傾斜が異なる非対称山稜が形成される。

八方尾根の
八方池からの白馬三山
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鹿島槍ヶ岳
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北アルプスの東側には多くの氷河地形が残っていて、4つのカールがある薬師岳なども非対称山稜の代表格である。
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by nakatuminesan | 2017-10-06 18:22 | 山のあれこれ | Comments(0)

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