2016.2.3 風呂塔1402m~火打山1425m
2016年 02月 03日
その後の大雨でどんどん雪は融け、桟敷峠での積雪は20センチまで減っている。
H子さんの登山靴とアイゼンは新品だ。
アイゼンが新品だからという理由じゃなく、できるだけ雪の多い場所を歩きたいので浅い谷を詰めて行く。
胸突き八丁ともいえそうな急登を終えると尾根に乗る。
小動物の足跡か?
これはシカだろう。
締まり雪なのでアイゼンは効くし沈まない。
雪の多い所を選びながら進むと作業道に出る。
250個作った干し柿は今日で終わり・・・味わって食べてよ。
スカイブルー
空じゃなく鳥の足跡?
標高1250m付近から霧氷が輝きはじめる。
霧氷のトンネルだ。
この辺りは自分の庭のような場所だから、ちょっと左に振って東屋に寄り道するのもよさそうだ。
山スキーで風のないときの食事処はここに決めていて、幅は狭いがショートターンをやる斜面。
東屋の周囲は霧氷がいっぱいで、見上げる山頂にもたくさん付いている。
昨シーズンは遊歩道の柵が埋まるほど雪があったけど、今シーズンはそこまでの積雪は期待できそうにない。
アイゼンがよく効いて登行は快適そのもので気持ちよく、少ないとはいえ雪山歩きをしっかり楽しもう。
昨シーズンは積雪が1mを超えていて、この案内標識が埋没していたことを思い出すな~。
ここも下手くそなショートターンでスキーを滑らせる場所である。
ブナが現れると山頂まで3分になる。
真っ白な霧氷を前に山頂は秒読みになってくる。
積雪30センチの風呂塔だけど、剣山辺りに比べて多いから我慢して。
これは昨年1月3日の様子で積雪は1mを軽く超えていた。
矢筈山
さあ写真を撮って火打山へ。
山のベテランは締まり雪をアイゼンなしで歩ける動物たち。
風はないし日差しを受けての稜線歩きは快適で、右方向に眺められるのは烏帽子山や落合山。
大きいからたぶんカモシカの足跡だろう。
霧氷が見られる1400mピークを越えてゆく。
肉まんでも食べているのかと思ったら雪をかじっていて、昼ごはん処は火打山ですよTさんとH子さん。
火打山を正面にして下れば中間点となる1335m鞍部に標識が立っている。
さらに10分ほど進むとキャンプ場跡へ向かう分岐点。
消えていた霧氷が再び見られるようになってくる。
昨シーズンは雪に埋没していた岩を越えてゆく。
大岩が現れると5分で山頂だ。
矢筈山
黒笠山
近ごろカレーヌードルに凝っている。
気温はマイナス3度ぐらいだが風がなく、雲の切れ間から届く日差しが暖かく冬とは思えない。
気温が低いので帰りも霧氷を楽しめる。
1322m鞍部から植林帯に入ると北斜面は雪が多く、キャンプ場跡でも20センチを超えている。
林道を歩いていると昔乙女たちが走りだし、スロージョギングが身体にいいとか言っている。
山肌は春みたいになってきたけれど、新雪が20センチ積もったら山スキーに来ると決めている。
昔はカモシカがよく姿を見せた斜面だが今日も現れることはない。
待たせたなぁ~無事下山。
フキノトウを摘んで帰りました。
天候:晴れ時々曇り
桟敷峠8:20・・・9:00作業道・・・9:25東屋9:35・・・9:50風呂塔10:00・・・10:25鞍部1335m・・・10:35鞍部1322m・・・11:15火打山12:00・・・12:25鞍部1322m・・・12:40キャンプ場跡・・・13:10林道分岐・・・13:25桟敷峠
by nakatuminesan | 2016-02-03 18:50 | 山行報告(雪山) | Comments(2)
動物たちのたくさんのかわいい足跡。
青い空に輝く霧氷、素晴らしい!
貸し切り状態の山とお話ができた楽しい一日でした。
昨シーズンとは比べものにならない雪の量でしたが、霧氷もあり雪山歩きを楽しめたと思います。
風呂塔辺りの標高は1400mしかありませんが、県内では最も積雪に期待できる山域ですからね。
山でジョギングされるとついて行けないな~(/_<)