2015.11.30 大座礼山1588m
2015年 11月 30日
10分ほどで着いた太田尾越からは東赤石山が眺められる。
青い空が広がっていて26日を予定していたが今日に延期して正解だ。
いきなりの急登で始まる県境ルートだが、ひと登りした尾根から見る高知側は雲海のようになっている。
スズタケが茂っているが漕ぐほどでなく、汗がでないようにゆっくり高度を上げてゆく。
山頂が見えてくるとブナが現れる。
ザラメ状の雪が増えてくる。
ウサギや鳥の足跡を追って登れば光森山への分岐に着く。
予想もしなかった雪山気分になってきた。
なんと笹ヶ峰が真っ白い姿を現したものだから、わ~わ~キャーキャー皆さん大喜びになる。
尾根道にも雪は消えずに続いている。
石鎚山(中央)の左手前には伊予富士が眺められ、右手前に見えるのは平家平と冠山。
大座礼山の山頂に到着する。
二ツ岳(中央)の左はエビラ山であり、右後方には赤星山の眺めも得られている。
2日前の予報だと2度目の延期だと思っていたけれど、遠く剣山や矢筈山まで見える天気になるとはラッキーガールだね。
季節は晩秋とはいえ日差しが暖かく、山頂が食事処になるのは当たり前。
ちょっとした急な場所を下ると再び雪が現れる。
大座礼山といえばお目当ては巨大ブナに決まっている。
雪が乗った木の橋や谷を慎重に渡り、東光森山から野地峰への山並みが見える登山口に無事下山する。
天候:快晴
太田尾越の500m手前8:50・・・9:00太田尾越・・・10:40県境分岐・・・11:05大座礼山11:50・・・12:00ブナ巨木・・・12:20コル1435m・・・13:20林道登山口・・・13:45太田尾越・・・13:50太田尾越の500m手前
by nakatuminesan | 2015-11-30 19:30 | 山行報告(中級) | Comments(2)
タコの足みたいに枝?幹?を伸ばした大ブナに
びっくり!
真っ白な笹ヶ峰に大歓声!
今季初めての雪山体験に大感激の山歩きでした。
やはり大座礼山といえば大ブナですね。
なかなか枝振りが見事でした。
雪化粧した笹ヶ峰の眺めと思わぬ雪歩きができ良かったです。
愛媛と高知県境の黒岩山にも八方ブナと呼ばれる大きなブナがあります。
それこそタコの足のように根元から分かれています。
2013年11月27日の記事を参考にしてください。