2014.12.23 風呂塔1402m~火打山1425m
2014年 12月 24日
3日前の雨で雪は少し沈んだが昨日の降雪で積雪量に変わりはなく、30センチの新雪だから軽いラッセルだ。
雪山大好きOさんがトップに立ち、今日は最後までラッセルが続きそうだと喜んでいる。
尾根は緩急を繰り返しながら高度を上げていく。
標高1210m地点で進む方向は南東から南になり、ちょっとした急斜面を登ると作業道に飛び出した。
小休止では行動食の干し柿を食べよう。
剣山頂上ヒュッテのMさんもいるからラッセルは心強い。
急斜面ではラッセルは膝下まで沈むようになる。
わざわざ吹き溜まりを選んで進むのが面白い?
ウサギの足跡
気温が高めだから心配していたが、標高1300m付近から霧氷が現れる。
4日前の山スキーのシュプールは新雪に消されている。
障害物を潜り抜ける。
ここは4日前に格好いい?シュプールを描いた場所だが新雪に消されている。
このブナまで来れば5分で山頂だ。
最後の障害物を越えると目の前には霧氷が輝いている。
積雪は1m30cmで19日と変わらない。
矢筈山は雲に姿を隠しているが火打山は見えている。
さあ火打山へ向かおう。
青空が広がりはじめた縦走路には霧氷がいっぱいで、1400mピークも霧氷に覆われている。
続くラッセルは20センチの沈みでスノーシューには快適だ。
1400mピークは20m下から水平トラバースして尾根に乗る。
ちょっとした雪原から火打山が姿を見せている。
中間地点となる1335m鞍部の標識は埋没寸前だ。
1322m鞍部の先には吹き溜まる箇所があり、ほんの少しだけ股下までのラッセルを楽しめる。
面白そうだからとゴリラが雪の壁に突入する。
ここで不覚にもカメラを濡らしてしまい、この先の画像がぼやけてしまってゴメンナサイ。
MさんとOさんが交替でラッセルのトップに立って進む。
火打山に着くころには快晴になり、白滝山と石堂山の後方に矢筈山が高い。
気温はマイナスかもしれないけれど、無風だから素手でも寒さは感じない。
黒笠山(中央)
剣山方面
この青空に雪はたっぷり霧氷もバッチリだから、今日のメンバーは日頃の行いがいいに決まっている。
強い日差しに霧氷はパラパラと落ちている。
そ~ら雪山のお楽しみが始まるぞ!
股下ラッセルの場所を派手に壊している。
1322m鞍部からは植林帯に入り、下りの軽いラッセルでキャンプ場跡に着く。
桟敷峠までは1時間ほどの林道歩きだ。
いつもの小屋を通過する。
今日もカモシカ君が姿を現さないのは引越したのか残念だ。
ちょうど6時間で桟敷峠に戻ってきた。
この時期としては珍しいほどの積雪の上に新雪が乗っていて、無風快晴に加えて霧氷も楽しめる文句なしの雪山でした。
天候:快晴
桟敷峠8:25・・・9:10尾根1210m・・・10:15風呂塔10:25・・・11:10鞍部1335m・・・11:25鞍部1322m・・・12:00火打山12:35・・・13:05鞍部1322m・・・13:25キャンプ場跡・・・14:00林道分岐・・・14:25桟敷峠
by nakatuminesan | 2014-12-24 11:52 | 山行報告(雪山) | Comments(0)