2014.11.27~28 大台ヶ原(日出ヶ岳1695m)&大峰山(八経ヶ岳1915m)
2014年 11月 29日
大台ケ原駐車場11:00・・・11:45日出ヶ岳12:20・・・12:50正木ヶ原・・・13:20牛石ヶ原・・・13:35大蛇嵓13:45・・・14:20シオカラ吊橋・・・15:00大台ケ原駐車場15:10⇒⇒R169⇒⇒16:10和佐又山ヒュッテ(泊)
大台ケ原へ向かう道路の右手には大普賢岳の眺めが広がっていて、その左には和佐又山と今夜の宿となる和佐又山ヒュッテも見えるようになる。
日程を一日延期したので今日は文句なしの青空が迎えてくれる。
整備された道を進むと鞍部に乗り、目の前には青い尾鷲湾が広がっている。
北へ5分ほどで一等三角点のある最高峰日出ヶ岳だ。
西方には大峰山系が連なっていて、明日登る予定の弥山や八剣山(八経ヶ岳)がくっきり眺められる。
風は冷たいが日差しがあるので暖かく、今日の昼ごはんは山ではなく海を眺めながら。
たくさんのシロヤシオが自生していて、開花時期には見ごたえがあるにちがいない。
広々とした笹の原が広がっているけれど、昔は森だったとの説明に納得する。
正木ヶ原
木道もあり気持ちのいいハイキング。
チエちゃん、ミキちゃん、ミッちゃん、ヨッちゃん、エミちゃんたちが神武天皇の真似をしているよ。
牛石ヶ原
ブナが増えてくると大峰山を正面にした大蛇嵓に到着する。
せっかく来たんだから手摺りの先端まで降りてみよう。
シオカラ吊橋から上に見えるのは、すっかり葉を落としたブナのようだね。
時計回りの周回を終えて駐車場に戻ってきた。
和佐又山ヒュッテに到着すると前はスキー場らしいがリフトはなく、訪れるのは子どものソリ遊びぐらいかも。
部屋は3段ベッドになっていて、窓の外は夕暮れ迫る大台ヶ原。
すでに気温は1度まで下がっていて、ヒュッテでの初仕事は風呂に入ること。
身体が温まって乾杯~♪
奈良県の郷土料理でもある胡麻豆腐。
肉も野菜も食べきれないほどボリュームたっぷりで、ゴリラ食べる役だから鍋奉行やってちょうだい。
11月28日(金)天候:晴のち曇り
和佐又山ヒュッテ6:35⇒⇒R169⇒⇒R309⇒⇒7:15行者環トンネル西口(1094m)7:30・・・8:35大峰奥駈道出合(1500m)・・・9:10弁天の森・・・9:35聖宝ノ宿跡・・・10:40弥山小屋・・・11:15八経ヶ岳(1915m)11:25・・・11:50弥山小屋12:25・・・13:00聖宝ノ宿跡・・・13:50奥駈道出合・・・14:45行者環トンネル西口
朝食は食べ切れなかった鍋もあり、肉を口にして今日の登山は楽勝だ。
行者環トンネル西口が登山口になっていて、歩き始めると変わった形の橋を渡る。
苔の場所を過ぎると根っこが走る急登が続くようになる。
振り返ると稲村ヶ岳が青空に映えていて、せめて昼まではガスるんじゃないぞ!
笹が現れると大峰奥駈道出合に着き、ちょうど標高差400mを登ったことになる。
木をつついているのはコゲラ君?
しばらく背丈の低い笹の尾根が続き、傾斜も緩くて道も歩きやすく雰囲気は抜群だ。
標高1600mの弁天の森
せっかく高度を稼いだのに70mほど下ってしまうけれど、落葉を敷き詰めた場所は歩いて気持ちがいい。
開けた所から八経ヶ岳がよく見える。
聖宝ノ宿跡
弥山小屋までは標高差300mあまりだが、道はジグザグなので比較的楽に登ることができる。
大台ヶ原方面
稲村ヶ岳と山上ヶ岳方面
今朝は雲っていたので冷え込みはなく、気温は高いがツララが融けずに残っている。
鉄製の階段を越すと弥山小屋が目前になる。
スギゴケ
普段の行いがいいのにガスに覆われてしまい、向かう八経ヶ岳が見えないとは残念だ。
オオヤマレンゲの大群生地になっている。
大きな木はないが数は非常に多く、この季節だから種子が落ちてしまっている。
霜柱を踏んで近畿の最高峰であり百名山にも入っている八経ヶ岳登頂。
食事処は少し寒いが弥山小屋の横。
無事下山しました。
by nakatuminesan | 2014-11-29 12:15 | 山行報告(中級) | Comments(0)