悪沢岳3141m   

2014年 09月 01日

南アルプス南部に位置する悪沢岳は別名東岳と呼び、槍ヶ岳に次いで第6位の標高を誇る高峰である。

地形図には東岳(悪沢岳)と記されているが、深田百名山では悪沢岳で紹介されている。
前岳3068m、中岳3084m、東岳3141mの3つの峰をまとめて荒川三山と呼んでいる。

大聖寺平からの荒川三山(右三角が悪沢岳)
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荒川三山の呼名については色々な議論があるが、悪沢岳は三山の親分としての風格ある山容を見せていて、特に中岳付近から眺める三角形をした姿には重量感を感じる。
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これだけの標高を誇りながら三角点がなく、このことを寂しいと思う岳人は少なくないだろう。

山頂からの眺望は抜群と言ってよく、晴れていればまず富士山に目が向くだろう。
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北には塩見岳から甲斐駒ヶ岳までの山並みが広がり、南アルプスの山深くまで入ったことを実感する。
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中岳避難小屋に泊まると今の時期であれば悪沢岳の右から朝日が昇る。
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これまでとは違って天候も安定してきたこともあり、一昨年と昨年に続き明日から聖岳~赤石岳~荒川三山である。

by nakatuminesan | 2014-09-01 18:30 | 日本の山 | Comments(0)

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