2013.5.15 京柱峠~弘瀬山~三方山~三谷
2013年 05月 16日
三方山からの下山は岩原と三谷があり、車両の回送が近い三谷を下山口にする。
京柱山
ブナの新緑が鮮やかな季節になった
ツクバネソウ
1327mのピークまでは緩やかな登りが続き、東方には天狗塚や塔ノ丸が見える。
ミツバツツジ
ヤブを抜けるとP1327mに着き、県境稜線が前方に広がる。
オンツツジはまだツボミ
花が終わったブナは実を付けていて、豊作に今年は熊が喜びそうだ。
スミレ
P1360mまではススキの登りとなり、振り返ると三嶺が見えるようになる。
県境を示す杭
P1360mからはハイウェイとなる
中津山とマドの天狗
寒峰~落合山~矢筈山~黒笠山
阿佐尻山
弘瀬山に到着
急降下の箇所から三方山を望める
地形図の標高点1299に着くと1299とだけ書かれたプレートがある
小さなアップダウンを繰り返すと三方山に到着する
下山する南西尾根の後方は梶ヶ森
南西尾根は徳島県側の自然林に対して高知県側は人工林
ヤマシャクヤクの群生地が現れ、150株ぐらいはありそうだ。
南に方向を変える1145mのピークは要注意箇所
下った1095m鞍部から高知県に入り、1135mのピークに登り返す。
P1135mからヤブくさい尾根になり、開花を待つシャクナゲの痩せ尾根を通過する。
P1105mからしっかりした道が岩原に向かって西に下っている。
近くには林道らしきがあるはずと、ヤブを嫌って南に延びる小尾根を下ることにする。
標高1000m地点で林道に出て、あとはイタドリやワラビ採りでした。
県境はよく整備されていて歩きやすく、珍しい植物やヤマシャクヤクがあり楽しかったです。
県境を外れて高知県に入ると地形が複雑で、久しぶりに地形図とコンパスが活躍しました。
天候:快晴
京柱峠8:50・・・8:55三角点1157.8m(京柱山)・・・9:50P1327m・・・10:35三角点1373.4m(弘瀬山)10:50・・・11:45P1299m・・・12:20三方山13:35・・・14:00P1166m・・・14:10分岐P1145m・・・14:20県境1095m鞍部・・・14:40南西尾根P1105m・・・15:05林道・・・16:10三谷集落
by nakatuminesan | 2013-05-16 11:52 | 山を歩いてきました | Comments(2)
完全な県境走破が理想でしたが無理がありました。
三方山南西尾根の1095m鞍部から吉野川までは谷を歩くことになりますからね。
そして車の回送時間を考えると、岩原ではなく三谷を下山口にしたのは正解でした。
京柱峠から三方山は何十年ぶりだったし、南西尾根は初めてで面白かったです。
山の展望を楽しめただけでなく、花や山菜も採れていい山歩きでした。
ありがとうございました。