ゼンマイ   

2012年 04月 30日

昨日の塩塚高原にはゼンマイがたくさんありました。
少し採れたので乾燥ゼンマイにします。
これまでに何度か試したこともあり、やりかたはいたって簡単。
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綿毛と葉の部分を取り除く。
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大鍋で茹でてアク抜きをする。
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広げて3日ぐらい天日で干す。
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ゼンマイを干している光景は、徳島でも山間地へ行けば見かけます。
乾き始めたら手のひらで揉んでやると、中の繊維が柔らかくなるそうです。
夜は室内に入れますが日中は日に当てるので、明日からの天気が気になります。

雪国の人にとりゼンマイは貴重な現金収入源だったそうです。
昔は山の中にゼンマイ小屋と呼ばれる小屋があり、山菜が採れる期間だけ泊り込んで作業をしたと聞きます。

雪国といわれる地域は山菜の季節が始まったころ。
雪解けとともに出てくる山菜は、畑の新鮮野菜が不足する長い冬を越した、それこそ待ちわびた山の野菜。
ゼンマイ、ウド、ワラビ、タケノコ、コゴミ・・・などなど。

by nakatuminesan | 2012-04-30 17:02 | 四季 | Comments(0)

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