県産スギの輸出   

2010年 12月 16日

日本では戦後の木材需要に対応するため、天然林の大規模な伐採が行われた。
伐採地にはスギなどを大量に植林する拡大造林政策を政府は推し進めた。

山へ入ると植林帯を通過することが多く、その度に荒れた森林に林業の衰退を感じる。
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昨日の新聞記事で「県産丸太 台湾へ初輸出」のタイトルを見た。
徳島県森林連合会が、那賀町内で10~12月に伐採された丸太約2200本を試験輸出するそうだ。
輸出作業の手順や販売ノウハウ、海外の木材需要などを探るのが目的で、丸太輸出は県内では初めてらしい。

丸太の輸出は全国で2003年ごろから始まったが、毎年定期的に輸出している県はないという。
県産材消費量の増加や、新たな需要開拓を目標に揚げている。

10月末の熊谷では大掛かりな伐採作業が行われていた。
もしかすると輸出されるスギかもしれない。
県産スギの輸出_c0219866_10215460.jpg

by nakatuminesan | 2010-12-16 10:22 | 山のあれこれ | Comments(0)

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