仙丈ヶ岳3033m   

2010年 09月 29日

南西に大仙ヶ岳(2975m)、北東に小仙ヶ岳(2855m)の小ピークを従える山容は堂々としている。
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9座ある南アルプスの3000m峰のなかで最も北にある。
北側に藪沢カール、東側に小仙丈カール、南側に大仙丈カールと三つのカールが形成されていることでも知られている。
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山容は比較的穏やかで、カールを中心に見られる高山植物の豊富な山としても知られていて、“南アルプスの女王”と呼ばれる。
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中央道の飯田や松川付近では仙丈ヶ岳を前方にしながら走行できる。
南アルプスでは奥深い山であったが、1980(昭和55年)に南アルプススーパー林道が開通して大きく変化した。
北沢峠 (標高2032m)まで山梨側と長野側からバスが運行しており、甲斐駒ヶ岳とセットで登る人が多い。

仙丈ヶ岳からの北岳(左)と間ノ岳
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厳冬期としては初めて登った3000m峰である。
大学1年の冬山合宿だった。
鳳凰三山から白峰三山までの縦走隊のサポート隊として北沢峠に入った。
当時は軽量化など考えなかったから、キスリングザックは65キロにもなり、赤河原から北沢峠までは2回に分けて荷揚げをした。
北岳へ向う先輩たちを山頂で見送った。
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by nakatuminesan | 2010-09-29 10:23 | 日本の山 | Comments(0)

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