2010.6.5木頭三笠
2010年 06月 07日
昭和39年発行の『阿波の山』には「三山はそれぞれ山容が似ているので、土地の人たちは“木頭三笠”と呼んで親しんでいる」と紹介されている。
また明治44年、山中で約2億5千万年前の二枚貝の化石が発見されている。
平家の落ち武者が隠れ住んだと伝えられる「蝉谷」、「京女郎の墓」、「墓窪峠」、「山姥岳」、「平家平」と地名の響きや伝説など興味を惹かれる山域である。
いきなりの急登で始まる西尾根は何度登っても楽ではない。
スズダケが出てくると2.5万分地形図に天貝山と記されたミノテ山は近い。
鞍部から岩と根っこの尾根を辿ると自然林に囲まれた天海山に着く。
新緑真っ盛りのこの季節は展望が得られにくいが、木立の間から綱付山が望める。
急な尾根を下ると小さな岩場の登りがある。
シラタキ山は満開のオンツツジが迎えてくれる。
山姥岳
墓窪峠
中央右のピークがシラタキ山
東蝉谷の渡渉は念のためロープを張った。
天候:快晴
養魚場下8:00・・・西尾根・・・9:30ミノテ山・・・10:20天海山・・・11:10シラタキ山12:00・・・12:20墓窪峠・・・13:55東蝉谷林道終点・・・14:45養魚場下
by nakatuminesan | 2010-06-07 10:07 | 山行報告(中級) | Comments(0)