2009.11.15三嶺~西熊山周回
2009年 11月 16日
お亀岩避難小屋への分岐標識から尾根に取り付く。
シカの鳴き声がする。
さおりが原はいつ来てもその季節の雰囲気がある。
トチやブナの巨木が立ち並ぶ斜面をジグザグに登っていく。
やがて綱附森が見えてくる。
尾根に乗ると三嶺から天狗塚が一望できるようになる。
弱いながらも冬型気圧配置で風が強い。
カヤハゲから見る三嶺は重量感がある。
カヤハゲの下りでは霜柱を見る。
大岩の下で風を避けて昼食とする。
60年近い山歴を持つO氏からは剣山への古い登路や、深山幽谷だった木頭の山々のことを聞くことができた。
三嶺直下の急登はいつも息が切れる。
山頂は誰もいなかった・・・登山者が減る季節になったということか。
風は冷たく汗も出ないので山を眺めながらの縦走は快適だ。
西熊山山頂部には霧氷が付いている・・・気温は0度ぐらいか。
お亀岩避難小屋で小休止。
急斜面を下るとやがて新緑の時期にも歩いてみたいと思う広い沢状の自然林に入る。
人の手が加えられた段々はワサビ田だろうか。
右岸へ渡渉したのち小さな尾根を越える。
やがてスズダケや植林に植生が変わっていくと八丁ヒュッテ。
綱附森への分岐を過ぎ、立派な吊橋を渡ると朝の分岐標識に着いた。
天候:晴れのち曇り
光石登山口8:00・・・8:15分岐・・・9:05さおりが原・・・10:10尾根1420m・・・11:00カヤハゲ11:10・・・11:40大岩下12:10・・・12:30三嶺12:45・・・13:45西熊山・・・14:15お亀岩避難小屋・・・15:15渡渉点・・・15:50八丁ヒュッテ・・・16:15分岐・・・16:30光石登山口
by nakatuminesan | 2009-11-16 10:46 | 山行報告(中級) | Comments(0)